Merry Christmas & A Happy New Year
こんにちは
島の四季梱包の岡田依里です。
ここのところ急に冷え込み、街はイルミネーションで飾られて一気にクリスマスムードが盛り上がってきました。
残念ながら小豆島ではクリスマスらしさを感じる場面が非常に少なく、スーパーの「X’masケーキ予約受付中」の張り紙くらいですが・・・。
クリスマスといえば、白い生クリームに苺の乗ったデコレーションケーキを食べるのが子供の頃からの楽しみで、砂糖で作った食べられないサンタさんの飾りを三姉妹で取り合ったりしていたものです。
しかし、このようなデコレーションケーキを食べるのは実は日本だけで、大正時代に不二家が初めて販売し、一般家庭に冷蔵庫が普及した1950年代から広まったそうです。
クリスマスに食べるスイーツは国によってそれぞれで、フランスでは切り株のケーキ、ブッシュドノエル。ドイツではシュトーレン。イタリアではパネトーネ。イギリスではプティング。そしてスペインではポルボロンやトゥロンが有名です。
日本ではまだあまり知られていないポルボロンですが、幸せを呼ぶお菓子としてスペインでは知らない人はいません。スペイン人シェフのホセさんによれば、スペインの子供達はポルボロンを手の中でギュッと握り潰して食べるそうです。クッキーなら握り潰すとバラバラに割れるのですが、ポルボロンはキュッと圧縮されてまた食感が変わり面白いのです。それがクッキーとポルボロンの違いです。最近ポルボロンという名で売られている焼き菓子を見かけますが、それがニセボロンかどうかはそれで見分けられるはずです。笑
小豆島で作るポルボロンは季節のフレーバーを使うので、クリスマスに限らず、バレンタイン、ひな祭り、こどもの日、お盆や敬老の日、年中いつでも頬ばって、幸せを呼び寄せてください。
皆様にとって素敵なクリスマスとなりますように。
Merry Christmas & A Happy New Year!