見出し画像

【就活】高学歴がFランに負ける理由


当記事のタイトルは非常に刺激的だが、これは決して誇張ではない
就活において高学歴が有利というものは、考え方が古い一部の企業のみの話である。
今回の内容は、Fラン学生に希望を照らし、中堅大学~名門大学までの学生には危機感を持たせる内容となっている。

「本題に入る前に当記事で頻出する言葉を確認しておこう」
・Fラン/通称Fランク大学。偏差値が無いBF(ボーダーフリー)や偏差値が低い大学(偏差値50未満)の大学のことを指す。
・中堅大学/日東駒専や産近甲龍などの偏差値が50台の大学を指す。
・名門大学/高学歴と呼ばれる層であり、MARCHや関関同立などの偏差値が60台の大学を指す。
・旧帝大/超高学歴と呼ばれる層であり、東京大学や京都大学など、最高ランクの大学を指す。

【本題】


次の図1を見てほしい。

図1

このように就活生は4パターンに分けられる。
(高学歴×無気力)(高学歴×やる気)(Fラン×無気力)(Fラン×やる気)
今回はこの表を元に解説していく。

まず大前提として就活において勝ち負けとは?という話になる。
これは人によるが、一般的な勝ち組と負け組に分けると図2のような感じになるだろう。

図2

そう。このように何を勝ちとして、何を負けとするかは人によるとしか言えない。もっと言うならば、個人が満足できるならそれで良いということである。
例えば図2を見ると、勝ち組に分類されている「大手企業に就職」を、人によって負け組と判断する人もいる。大手企業は従業員数が多く、一人一人の仕事というのは限られていることが多い。「裁量権を持って仕事がしたい」という成長意欲が高い学生から見れば、仕事量の少ない大手企業への就職は負け組と判断し、仕事量の多いベンチャー企業や中小企業の方がやりがいを感じ、勝ち組に分類するであろう。

このように就職先で勝ち負けは判断できない。
そもそもする必要もない。
ただ就活において明確に勝ち負けを振り分ける要素がある。
それが「時間・コスト・労力を使わずに就職活動を終えること」である。
時間は有限あり、金よりも貴重である。
大概の就活生にとって、大学生という時間は社会人になるまでの準備期間であり、最後の自由時間だ。人生の夏休みと表現する人もいる。
そのくらい大学生という時間は、何にでも挑戦することができる。
旅行や恋愛、勉強、バイトなど、何の制限もなくできる。
社会人になれば、1日の大半が仕事に追われ、自由な時間が少なくなる。
改めて理解できただろう。
大学生の時間はたった4年間。
そんな貴重な大学生の時間を就活に費やして良いのか?
よく聞くのが、「この4年間さえ頑張れば、良いところに就職ができて人生変わるぞ」みたいな話。
言いたいことは分かるが、4年間必死に就活しても、4年間好き放題遊んでも、4年間無気力に過ごしても、得られるのは定年退職まで“労働する権利”ということには変わらない。良い企業、悪い企業どちらに行っても、
同じ「労働」。
だったら大学生は就活なんかせず充実させた方が良いじゃん!・・・となった方は考えを改めよう
自分にとって良い企業、悪い企業を選択するなら、誰だって良い企業の方に行きたいに決まっているよね。でも大学生活で就活に長い時間、お金、労力を使うのは勿体なさすぎる。
だってそんな無駄なことをしなくても、良い企業には行けるもん。

つまり筆者が言いたいのは、「良い企業にスパッと内定し、大学生活を充実させてほしい」ということである。

【勝ち負けの定義】


勝ち/スパッと良い企業に内定し、大学生活を楽しむ。
負け/ダラダラ就活をし、なんとか良い企業に内定は出たが、大学生活で特に思い出が無い。

【Fラン学生と高学歴の学生に向けてメッセージ】

▼Fラン学生へ▼

「どうせ良い企業にスパッと内定なんて高学歴じゃないと無理」とか思っている単純思考なFランの皆さん。

全然勝てる。勝てる理由さえ知れば。

▼高学歴の学生へ▼

「Fラン学生なんて敵じゃない」と思っているプライドが高そうな高学歴の皆さん。

その通り。高学歴からしたらFラン学生は敵でもなんでもない。
しかしその思考状態のままだとFラン学生に負けることになる。

では、解説しよう。何故『高学歴がFランに負けるのか』
その理由は次の図3を見てくれ。

ここから先は

3,648字 / 1画像
この記事のみ ¥ 800

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?