「星降る夜と3つ目の殺人」5ヶ月間ハマり続けたファンの(偏愛系)レポ
2022/2/27 「星降る夜と3つ目の殺人」の大千秋楽が終わりました。
東京14公演、名古屋1公演、大阪3公演参加してみて、「星降る夜と3つ目の殺人」の魅力と思い出を語ってみたいと思います。
リピーターとして何度も通って、どっぷりハマったからこそのレポートをお届けします笑
「星降る夜と3つ目の殺人」はすゞひ企画という団体がリアル脱出ゲームのSCRAPとコラボして上演された「演劇×体験型ミステリー」というイベントです。
前半の導入編の演劇を見て、捜査パートをプレイして、後半の解決編の演劇を見るというのがざっくりした流れになります。
東京公演に2回参加した時のレポはこちらになります。
「星降る夜と3つ目の殺人」の詳細はこちらでも語っているので、よろしければご覧ください。
このレポでは複数回参加した時の感想が多く含まれます。
公演は終了しましたが、いずれ続編や再演があるかもしれません!むしろあると信じています。
公式サイトやツイッターなどで出ている程度の情報が含まれているので、ご注意ください。
ロングラン公演の中での演技の進化
いわゆる舞台と呼ばれる演劇やミュージカルは2週間程度の公演期間であることが多いです。
地方公演もあったりすると数ヶ月というスパンで行われることもあります。
「星降る夜と3つ目の殺人」は東京公演が2ヶ月、名古屋公演が2週間、大阪公演が2週間行われました。
ハマってしまった舞台がロングラン公演だったら、通ってしまうに決まってるじゃないですか!
10月の初めに1回目参加してから、一緒に行った友人もろともハマってしまいました。
結局東京公演は14回行ってしまいました。
私は看護師で、シフト制でなおかつ夜勤もある仕事です。
なので、舞台に参加して、夜勤で働いて、舞台に参加するという本業が刑事で、副業が看護師のような状態でした。
ロングラン公演だからこそ、演技がどんどん進化していく過程を追いかけることができました。
ミステリーの舞台なので、初回はストーリーに圧倒されてしまって演劇をじっくり観る余裕なんてありませんでした。
そこから回を重ねていくごとに、演技の細かいところまで見られるようになりました。
セリフの言い方が変わっていったり、間の取り方が変わっていったり、何度もみさせていただいたからこそ気づけた考え抜かれた演技とその変化を見ることがとても楽しかったです。
「こないだまではこのシーンは呆然とした表情だったのに、今回は少し焦ってるような表情に見える!」
「長いセリフのペースが早い…?
最後のセリフでペースがガラッと変わった!
印象違ってすごい!」
そんなことを考えながら演劇を見続けていました。
役者さんたちと演出の方が、毎回の公演でより良いものをと考え抜かれたからこその演技の変化だったのではないかと思いました。
役者さんたちの演技からキャラクターたちの感情を考えるのはこんなに楽しいのだなと、「舞台」という世界の良さに気づいてしまいました。
「星降る夜と3つ目の殺人」がきっかけで知り合った仲間たちと演技について語り合うのはいくら時間があっても足りないくらいでした。
鈴木さんの掌の上で転がされる楽しさ
「星降る夜と3つ目の殺人」の脚本を書かれ、演出などをされている鈴木さんの手のひらの上で遊び続けた5ヶ月間でした。
演劇の間の捜査パートでは、推理して指示されたミッションをクリアするために、証拠品の捜査や聞き込みを行うことができます。
この捜査が本当に楽しい!
リピーターならではの楽しみとして、ミッションをわざと間違えた解答をしてみたり、気になったことを聞いてみたりといろいろ楽しんでしまいました。
聞き込み捜査では役者さんたちに直接聞き込むことができるのでこの楽しみ方できます。
ある方を推している仲間は、わざと怒られるように話していて、歪んでいるなぁと思っていました。
私もどうにかして本来の方法ではない方法で真相にたどり着けないかといろいろ試して遊んでいました。
本来の捜査以外に、自由度の高い楽しみ方をできるのが「星降る夜と3つ目の殺人」の魅力の一つです。
いろんな脇道にそれた楽しみ方を、きっと鈴木さんはほぼ想定して準備したり、役者さんたちが応えてくれたりしました。
なので「星降る夜と3つ目の殺人」の舞台に自分が入り込んでいるような楽しみ方ができて面白かったです。
推し事が楽しすぎる!
「星降る夜と3つ目の殺人」にハマりすぎて、すぐにこの舞台を作り上げている役者さんたちにもハマってしまいました。
今まで私は2次元の推ししかいたことがなかったので、3次元の方を推すのは本当に楽しかったです。
こんなに真面目に、あったかいお布団で寝て、美味しいご飯を食べて、たまにステキな姿を見せてくれたらそれでいいと思ってしまうとはびっくりでした。
「星降る夜と3つ目の殺人」は本当に素敵な役者さんばかりが演じられていました。
カーテンコールやSNSなどでキャラクターとギャップがある姿を見るのも楽しいものです。
「星降る夜と3つ目の殺人」の感想のつぶやきに役者さんたち自らいいねをしてくれたり、リプを返してもらったりと舞台上以外でもファンサをいただいて毎回ニヤニヤが止まりませんでした。
役者さんたちを好きになりすぎて、「星降る夜と3つ目の殺人」以外の舞台に立つ役者さんたちを観に行ってしまいました。
そこでも演劇や舞台の素晴らしさに触れてしまって、さらに舞台沼が加速してしまいました。
ガチガチに対策して掴んだ1000点
「星降る夜と3つ目の殺人」では、どれだけ真相に近づくことができたのかを捜査報告書の点数という形で評価されます。
この点数は通常300点満点なのですが、とある楽しみ方に出会ってしまいました。
「星降る夜と3つ目の殺人」が好きすぎて、台本を隅から隅まで読み、役者さんたちの演技を一挙一動見て、ストーリーの推理、考察を重ねた結果1000点という点数を取ってしまいました。
それも計算し尽くされた「星降る夜と3つ目の殺人」というミステリーだからこそできました。
「もしかしてこういうことじゃない!?」
「これってこんな意味があるんじゃない!?」
と推理と妄想をするのは楽しすぎました。
1000点に関しては本来の楽しみ方と違うので、あまり詳細を書くことはしませんが、仲間たちと1000点に挑んだのはとっても楽しかったです。
真面目に、真剣にやりすぎて、捜査報告書を書く姿を全国模試と言われたのはいい思い出です。
「星降る夜と3つ目の殺人」で出会った仲間たちと数ヶ月と同じ目標に向かって、訳の分からない努力をしてしまいました。
ガチガチに勉強してみたり、プレッシャーに押し潰されそうになったり…
全員社会人なのに、よく分からない青春をしてしまって、楽しかったです。
ハマりすぎて新たな扉を開けることができた
長々と語ってしまいましたが、私は「星降る夜と3つ目の殺人」にハマった結果、いろいろな出会いがあり、新たな扉たちを開けることができました。
演劇、推理の楽しさを知って、舞台やマーダーミステリーなどの推理ゲームの新たな扉を開けてしまいました。
おかげさまで時間とお金が全く足りません笑
「星降る夜と3つ目の殺人」をきっかけに、仲間に出会えたのは本当に運命でした笑
しかもその仲間も同じくらい「星降る夜と3つ目の殺人」にハマっていて、同じくらい狂っていたのは、出会うべくして出会ってしまったのでしょう。
こんな出会いをくれた「星降る夜と3つ目の殺人」には感謝しかありません。
「星降る夜と3つ目の殺人」を作り上げてくださった鈴木さん、役者の皆様、スタッフの皆様
ロングラン公演お疲れ様でした。
ありがとうございました!
結論 すゞひ企画はいいぞ!
なので!再演とか続編とか!ネタバレイベントとか!!!
新しいグッズとか!!!
ぜひよろしくお願いします!!!
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