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「星降る夜と3つ目の殺人」 演劇×体験型ミステリー(偏愛系)レポ

素敵すぎる公演に参加したので、テンションMAXで偏愛系レポートします。

今回参加してきたのは、「星降る夜と3つ目の殺人」という「演劇×体験型ミステリー」です!
リアル脱出ゲームを月1回ぐらいのペースでやってる私ですが、こんな推理ゲームは参加が初めてでした。

ネタバレ禁止公演のため、詳細は語ることができません。
ですが、すごすぎる公演だったので、ネタバレなしでレポートしたいと思います。
公式サイトやツイッターなどで出ている程度の情報を書いているので、気になる方は公演に行ってから読んでくださいね!

ゲームプレイとしての「星降る夜と3つ目の殺人」

リアル脱出ゲームに参加していない人でもやりやすいシステムになってました!
リアル脱出ゲームに近いゲームプレイになっています。
紙のキットが渡され、捜査や聞き込みを行い推理を記入します。
リアル脱出ゲームによくあるパズルや謎はありません。
体験型ミステリーの名の通り、するのは捜査です。

自分の目と耳で、「証拠品の検討をする」「関係者に聞き込みをする」
自分が捜査官になったような行動ができます!
この自分で捜査してる感がたまらなく楽しいです!!!
普段小説やドラマを見て自分で妄想推理しちゃう人は、それがリアルにできます。
このゲームとリアルが混じり合った感覚は、まじで体験してみてください。
あっという間に虜になります。というか私はなりました。

情報が集まったら、推理をしていきます。
推理も順序立てて考えられるようなゲームシステムになっていました。
60分の捜査パートで余計なことをしている暇はもちろんないので、ゲームに沿って推理を進めていきます。

リアル脱出ゲームに慣れた人なら、言われたことだけやっててクリアできるの?と気になるかもしれませんが大丈夫です。
ゲームに沿って推理をしていくと、最終的に自分の手で「捜査報告書」を作成するターンになります。
捜査報告書は今までしてきた推理をまとめ、自分が掴んだ真相を自由度の高い形で書くことができます。

この捜査報告書のシステムがとっても面白い。
自分のチームの推理をしっかりまとめることができます。
あーでもないこーでもないと考え抜いた推理を書いた捜査報告書は、最後に採点してもらうことができます。


300点満点で、真相に近づく程得点が高くなります。
公演の最後でスコアカードがもらえて、自分たちの捜査報告書の点数がわかります。
自分たちの推理がどこまで真相に近づけていたのかわかりやすい形で評価されるので、とっても面白いです。

ちなみに点数は250点以上で「小さな探偵さんレベル」などランク分けされます。
自分が有名どころの探偵や警察官たちと比べてどんなレベルにいるのか見るのも面白いです。
さらに!
点数の上位2チームには、出演者のサイン入り色紙がもらえます!!!
私は点数発表されている頃には役者さん全員のファンになっていたので、この色紙をもらえた時はガチの叫びがでました。

ミステリーとしての「星降る夜と3つ目の殺人」

ストーリーとしてとても完成度が高いです。
まじで鈴木さんは天才です。

女性警察官の連続殺人事件が世間を騒がせている中で起きた殺人事件。
被害者はまさに女性警察官。
だが、今回の方針は連続殺人事件の一つとしての捜査ではない。
そんな中に公安警察の小泉が現れる。

ネタバレなしで語れるのはここまでですが、もう面白そうですよね!!!

この事件は連続殺人なのか、そうではないのか?
手がかりの少ない事件の真相は?
そして、この事件のホシは誰なのか?

ミステリーのお約束に則って、プレイヤーが知る情報だけでも真相にたどり着くことができます。
役者さんたちの一挙一動、推理パートの一言一文見逃せません。

公演の最後に迫力の演劇という形で、真相が明らかになります。
ストーリが一気に展開していくので、メンタルを相当揺さぶられました。
かなりのどんでん返しがあるので、ミステリーを楽しみたい人にもオススメです。

ちなみにこの公演は、ネタバレや時系列がまとまったパンフレット、役者さんたちの台本がグッズとしてあります。

ぜひこの2点を買ってストーリーを振り返ることをオススメします。
公演中は本当にジェットコースターのようにストーリーが展開していくので、終わった後あのシーンはどうだった?あの時なんて言ってた?もしかしてあれってフラグだった?みたいなことが超気になり始めます。
パンフレットと台本でかなりの部分を補完できるので、隅々までストーリーを味わいたい人はパンフレットと台本をぜひ手に入れてみてください。

演劇としての「星降る夜と3つ目の殺人」

私はそこまで演劇に詳しくありません。
ネットフリッスで映画を見て、たまに2.5次元を観劇するレベルです。

そんな初心者の私でも、圧倒されるレベルの演劇になっています!
ソーシャルディスタンス的な距離だけの近さで演劇が見られるので、それだけでチケット代の価値があります。

物語は開場から始まっています。
開場の時点で、物語の登場人物たちがもう舞台上で演技をしていました!
この芝居もかなり面白いので、開場時間に入ることをオススメします、

この公演の最初に20分程度の導入の演劇パートがあり、60分のゲームパート、40分程度の真相の演劇パートがあります。
キャストさんはみんなイケメンと美女です。笑
まじで顔を見てるだけで60分終わります。
演技もすごいです!!!
ビリビリする緊迫感が、会場に本当にありました。
〇〇の芝居をする役者さんじゃなくて、役者さんがキャラクターに見えてきます。

ちなみに公演ごとに役者さんが入れ替わるWキャストになっています。
1回以上楽しめるようになってますよ!
全てが最高です。

とある方のとあるシーンは2回とも違うお芝居で、まじで台本になかったので日々進化してます!
このレベルの演劇を、推理ゲームとセットのあのお値段で見られるなんてすごいです。

最後に

こんな何を言ってるのかわからないレポートを読んでいただき、ありがとうございます。
私はまじでこの公演で人生揺さぶられてます。
寝ても覚めてもこの公演について考えています。

このレポートを読んでもし公演が気になった人は、公演に行ってみてください!

ちなみに!!!
10月なら19時以降の公演がまさかの1000円値引きされています。
2900円でこの公演に行けるのは、日本経済がバグってます!
今!行きましょう!!!


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