マインドフルネスと自分との対話と彼との対話
最近〝マインドフルネス〟というものをやり始めた。
正確には再開しはじめた。昨年だか一昨年にやっていて、いつの間にかやらなくなってしまったのを再開した。友人に誘われたのでじゃあ、みたいな感じである。
そもそもマインドフルネスとは。
マインドフルネス(英: mindfulness)は、現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり、瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる。マインドフルネスの語義として、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」といった説明がなされることもある。
<中略>
マインドフルネス瞑想は、今現在において起こっている物事に注意を向ける能力を発達させるプロセスを含んでいる。臨床的にデザインされた世俗的なマインドフルネスでは、non-judgmental(判断を加えない)、present-centered(現在の瞬間を中心に置く)の2つが特に強調されている。non-judgmental には、心理療法では「脱中心化」と呼ばれる自分の体験から少し距離を置く、またはスペースを作る技法に通じるものがあり、マインドフルネスの効果は、主にこの特質によると考えられている。present-centered は、non-judgmental な「being あること」モードと judgmental な「doing すること」モードの対比として説明されることが多く、現在の瞬間を中心に置くことで、過去や未来への関連付けでの評価をやめ、今現在起きていることに注意を向ける。マインドフルネスとは、いわば doing モードから being モードにギアをシフトすることであるとされ、心配事にとらわれて現在の瞬間から離れ、自分の行っていることや経験していることに無自覚なまま「自動操縦状態」に陥ってしまうことへの非常に有効な対策であると考えられている。
―――Wikipedia「マインドフルネス」より
主にこんな感じ。要するに瞑想のひとつである。
Youtubeでマインドフルネスで検索するとわかりやすい動画が出てくるので気になる方は検索してみてほしい。
瞑想というのは頭を空っぽにし雑念を取り払うというやつだが、マインドフルネスというのは一つのことに集中することによって雑念を浮かばせないようにする、というやつだ。
雑念を浮かばせないようにするというのはなかなか難しくて、だからこそ効果がある。
わかりやすく言うと、「客観的に自分を観察して、自主的に思いを巡らせる」こんな感じ。
「あー洗濯しなきゃ」「部屋汚いなー」「明日買い物行かないと」etcこれらの感覚を取り払って、「胸のあたりがもやもやしてるな」「今少しイライラしているな」「お腹が空いているな」など自分を観察してみる。これがマインドフルネス。
これが何故自分との対話になるか、もうわかった方も多いと思う。
自分の本当の声を聞くことができるのがマインドフルネスなんじゃないか。
そしてそれが何故彼との対話に繋がるのか。
自分自身の中をクリアにできることは、彼との繋がりがよく見えるようになることだと考えている。もやもやごちゃごちゃしていては彼の声も聞きづらくなるのではないだろうか。
自分自身に集中することによって、自分の中を見通してみる。
自分の中を見通してみると、だんだんと本当の自分が見えてくる。
本当の自分が見えてくると、本当の自分を見てくれている彼と繋がっていることがわかってくる。
彼との繋がりが見えてくると、彼を感じられるようになってくる。
と、考えてみた。
彼とのあれこれを期待してマインドフルネスを始めてみても、期待しすぎてちゃんと自分に集中できなくて結果マインドフルネスできていない、なんてことも起こり得るので、彼とのことは副産物として、自分のためにまずやってみることをオススメする。
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