ギター合奏で学べること、その1
ギター合奏で学べることは沢山あります。まず重奏・合奏の経験が無く、独奏だけ弾いていると、人の音を聴きながら演奏する事はなく、よく言えば割と勝手に弾くことが出来きます。そして、有る意味それが独奏の魅力でもあるのです。
でも逆の意味で言えば音楽を演奏する事自体を人と楽しむことが出来ないとも言えます。
ギターは本来独奏楽器ですから、それでも特に問題無いのでは?とも考えられますが、遊びで友人と二重奏するのにも、相手の音を聴くことは必須ですし、合図も出したり受けたりの訓練が必要なのです。
でも、自分で合図を出すのは敷居が高く、しかも重奏では自分が落ちたらそのパートは無くなります。(重奏はパートが一人づつが基本ですので)
では合奏はどうでしょうか?
同じパートに複数の仲間がいますから、身近に同じ音を出している人が入るという安心感有ります。
合図も受ける専門で、指揮者かパートリーダーが出してくれますし、周りの方の動作や息づかいも聞こえますので、かなり入りやすいと思います。
また、自分自身の譜読みが進んでなければ弾く手を止めて、譜面を見ながら聴くことに専念できます。(同じパートの方に許可は得た方が良さそうですが)
演奏すると言うことはとても大変で色々な所に神経が行くので、曲の大きな流れや、形式を掴むことはとても難しいのです。
続く