マタニティマークはいつからつけるのか~妊娠5w1d~
東京マザーズクリニックにて、妊娠確定の診断をいただいた私たち夫婦は、その足で区役所へ向かい、母子手帳を発行してもらうことにした。
自宅近くの特別出張所でも届出が可能だったみたいだが、大きな区役所だと母子手帳の絵柄も選べるんじゃないかという謎の想像をして、電車で向かった。区役所のフロアガイドを確認し、どこに行けばいいか探すも意外に見つからなくてふたりで凝視。やっとこさ発見して、窓口に向かった。
とても感じの良いおばさまが担当くださり、必要書類を記載して、確認してもらって、
・母子健康手帳
・妊婦健康診査受診票
・各種案内
これらを交付いただいた。妊婦健診で補助金が出ることをここで初めて知ったので、国の制度のありがたみを初めて感じたといって過言ではない。
各種案内、とざっくり記載したが、無料で受けられるもの、応募してもらえるよ的なもの、単純な宣伝広告など膨大な紙の量だった。全部目を通すのも大変だこりゃ…って感じでしたが、自宅に帰り次第、ざっと目を通して必要不必要を分別した。
おばさまから一通りの説明を受け、「何か質問はありますか?」と聞かれたので、
「マタニティマークって、いつからつけるんですか?」
と純粋な質問をした。
「今日からですよ!!」
と、おばさまはまさかの質問だったようで、全力で回答してくれた。
私の場合、この妊娠5wの段階で、つわりの影響が強くなかったので、なんとなく、身に不安や負担がある人が公につけるもののように思ってしまっていた。でも、よく考えればわかることで、妊娠初期の身体は、母体も子宮の中も不安定な状態なわけで、マタニティマークでそれをお知らせしないといけないんだなって思った。
旦那様も何聞いてんだって笑ってて、ちょっと恥ずかしくなってしまった。笑
結局は、会社にすぐいうわけでもなかったので、ここから2週間くらいはつけずに寝かせていたのだけれど…。
マタニティマークを日常的につけるようになって思うことだけれど、私を含め、電車に乗っているときってスマホを見ちゃってて、視界にはいってないなぁって思った。つい先日、電車にのってて、おばあちゃんが私に席を譲ってくれた。申し訳ないなって思ったけど、「あと一駅で降りるから」とすっと譲ってくれたので、座らせてもらった。旦那様とも話していたけど、おばあちゃん世代のほうが、スマホとか見てないから、気にしてくれるんだろうね、って話になって、私も気にかけないとなって思った。
私自身が妊婦になったことで、マタニティマークが目に留まるようになったけど、世の中の妊婦さん、本当にしんどそうな人がたくさんいて、私が席を譲りたくなってしまう。
マタニティマークに手を差し伸べる文化が根づいていくのって、難しいなぁって改めて思った妊婦期間です。