売れない電子書籍の作り方(2/5)〜時給1円のクリエイト(上)〜
(note禁則ワードを考慮しています)
一.記事の対象者
電子書籍を作ろうと考えている人
電子書籍を発行したが、芳しくない人
出版会社に勤務する人で、電子書籍の個人著者の実情を知りたい人
二.試験ガンバ塾の売上推移
2023年11月
1冊発行
当月の売上、牛丼並盛1食分
2023年12月
3冊発行
当月の売上、牛丼大盛1食分
2024年1月と2月
各月の売上、牛丼大盛4食分
三.ノンフィクション
2023年12月中旬のこと---
この時まで、内心的動機を中心に動いていた。
一方で、数字は微々たるものだった。
無料セールを行うと、1日につき5から10のダウンロードがあった。
しかし、有料の壁は厚い。
「こんなものか」と相反する「これだけ?」という考えがあった。
クリエイトから離れて、知識としてあったマーケティングを行った。
Xを始めたら、有料と無料で僅かに数字が変化した。
次に、Facebookを始めた。
2投稿目で、垢BANを頂いた。
マーケティングと平行して、発行書籍の推敲を重ねた。
途中、Amazonの審査に引っかかった。
そして、12月が終わった。
12月末までの作業時間と売上を集計した。
---時給1円未満---
自分の中で、何かが消えた。
2024年1月2日から4日間、体調不良で寝込んだ。
この4日間、これでも続けるのかと考えた。
・・・やめよう。
もう、十分だ。
これ以上、続ける自信がない。
・・・でも、クリエイトする動機が残っていた。
『電子書籍の機能を活かした最高のものを作る』
この内心的動機によりクリエイトした。
おそらく試行錯誤の末、FP2級の3冊目か4冊目が1つのゴールになる。
心の中にあるものは、遥か遠くにある。
一方で、別の内心的動機である(機能を活かした最高の電子書籍を作り)『その先が見たい』が、消えた。
現状、売れないものを作ったという先が垣間見えた。
だからこそ「こんなものか」という諦観があった。
一方で矛盾した「目指しているものは、この程度か?」もあった。
・・・何のことはない。人畜無害な夢想家である。
悩んだ末、続行を選ぶことにした。
続けるなら、何をすべきだろうか。
まず、レビューの皆無を検討した。
(売れない電子書籍の作り方(3/5)へ続きます)
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