この人とは結婚しないと思うのに付き合う意味
Instagramの質問でたまに来るのが「付き合ってる人と結婚しないのに付き合う意味はなんですか?」というのがありました。
結婚したい人にとっては付き合うのはあくまで手段でしかなく、その先のゴールが見えないのになぜ付き合うんだろう、という気持ちから湧き出た疑問なんだと思います。
僕はそれまで一度も考えたことがなかったので
改めてそれを考える良い機会を頂いたなと思い僕なりに考え、その人に答えました。
相手は恐らくそういう考えもあるかと思ってくれて、僕としても文字を打つなかで、自分で打ってるのになるほど確かに、と気付きがありました。
今回はその言葉と、そこからさらに深掘りしたことを書いていこうと思います。
そもそも結婚は目的にしない
こんなことを言うと元も子もないですが、婚活などを除いては結婚をするために付き合わないということが最初に浮かびました。
周りが結婚していくなか、焦りと子供を産むことを考えたらもう結婚していたい。
だから誰かと付き合う。
結婚適齢期とされる年齢になるとそう考える人が出てきます。
しかし学生の頃から、そう考える人もいなくはないと思いますが、全てを結婚に繋ぐために恋愛するとなると、逆に恐れて何も出来なくなってしまうのかと思います。
好きだけど結婚するのは違う、と付き合うことを避けていると気付けば結婚どころか付き合うことすら出来なくなっていたなんてこともあり得ます。
その人と一緒に居たい、その人の特別になりたいなんて気持ちが溢れ出て付き合うなんて言うのも経験するからこそ、自分という人の発見もあり、こういうタイプが好きなんだなと気付くこともあります。
そしてまた結婚をするためとなれば、まるで結婚は1つのゴールに聞こえますが、就職でもそうですが、ゴールと思ってることほどスタートなことはありません。
結婚のために付き合う、のは結婚をゴールにしている前提になり、それも個人的には少し違和感を感じました。
サッカーをする人は全員プロになりたいわけではない
趣味で何かをやっている人は、全員そのプロになりたいとなれば多くの人は違うと思います。
楽しいから、に尽きると思います。
付き合うことも言ってしまえば趣味の1つで、その人と居て楽しいから、でいいと思うんです。
プロになれなければしている意味はない。
そう考える人もいるかもしれません。
ただ僕たちは幸せになるために生きていて、プロ、何かを極めること=幸せになれるわけでもありません。
恋愛を極めるなんてことよりも、好きな人の色んなことも知りたい、一緒に居すぎてもはや自分の一部、なんてことになった先の手段の1つに結婚がただあるという感じなのかなと思います。
結婚はスタート
好きな人と結ばれて、晴れやかな結婚式を挙げる。
ここだけを見ると結婚はとても華やかで綺麗なものに見えます。
ですが結婚式はいわば入学式みたいなもので、そこからも人生は続きます。
そして結婚をするほとんどの人は、付き合うということがあったからこそするものです。
結婚しないのに付き合う意味は、その人とはしなくても将来結婚したいと思う人と出会えたときの下積みと考えてもいいかもしれません。
今は無駄だと思ったことはしたくない、という人生は効率的なことに思いますが、今必要だと思ったことだけをやる人生は短絡的で、後に残るものはあまりなかったりもします。
あの時なんとなくしたことが今になって財産になってる。それこそ勉強なんてものはその最たるものですが、無駄こそが人生です。
たくさん無駄なことをしてください、後悔してください。
そこから何を学ぶか。
それこそがあなたの力の本領発揮のしどころです。
無駄から経験を見出してください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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