割烹着っておしゃれ着なんです!
ご注文いただいた割烹着を納品に伺いまして
感動していただきましたので記録しておきます。
探しても見つからない割烹着
ご依頼者様のお探しの割烹着は、
・着物用ではなく
・リネン生地で
・丸襟で
・身頃も袖周りも、袖口もゆったりしたもの
でした。
『こういう割烹着が、なかなか無かったんです!!!』
できたての、ふんわりした割烹着をすみからすみまでご確認いただいて、
納得していただきました。
良かったです。
私の割烹着は『すっぽかっぽう』
私自身が着る割烹着は、
通称(私が決めた勝手な名前です💦)
すっぽりかぶれる割烹着で、『すっぽかっぽう』です。
後ろに紐が無く、かぶって着れるデザインで、一見割烹着とわからないチュニックのようなスタイルです。
中に着る服を選びません。広い袖で脱ぎ着が楽ちんなところがとても気に入っています。裾を持って万歳して全体を裏返しながら脱ぐのではなく、腕を折ってひじから袖を脱げるのです。
袖口がゴムなので、もしかして、作業着?
ぐらいに思える割烹着ですので、「普通の割烹着」のご依頼を受けて少し戸惑いました。すっぽかっぽうをオススメしたのですが、普通の割烹着がよろしいとのことでご注文を承りました。
こだわりをいろいろと・・
①生地
リネンは、私の本業のおんぶ紐のおんぶリンに採用している風合いの良い少し厚めのリネンです。風合いの良いリネンを纏うのは至福の喜びです!
色のカタログからお好みの色をお選びいただいて仕入れます。
②縫製
肩と脇、袖付けはすべて袋縫いにします。縫い代が完全に隠れますので丈夫です。
普通の洋服ですと肩のみ袋縫いという場合が多いのですが、より多くの洗濯に耐えるため袋縫いにします。
③襟ぐり
バイヤスで始末します。裏側のバイヤスを綴じるのにさしこ糸で綴じていきます。存在感たっぷりでステッチのようになります。
④タグ
ポケットに左側のタグを挟み込みます。端布を2種類で、そのうち1つは必ず豆絞りの豆を四つにしています。
なんで4???
理由はありませんが、なんとなく4つがバランス良かったので4つにするだけです。だいたいの作品にこのパターンのタグを付けます。
⑤ゴム通し
ゴムは自分で作ったゴム通しで通します。
私のゴム通しは、鹿の角!
この鹿の角ゴム通しのお話も別にまとめたいと思っています。
乞うご期待くださいね。
私のこだわりはお客さまには不要な場合も多いので、申し訳ないのですが思い切ってまとめました。すっきり♪
『割烹着っておしゃれ着なんです!』
隅々までご確認頂いて満足されたお客さまの金言です。
割烹着はいかがですか?
お好みのデザイン・色で仕上げます。
私のお得意は、すっぽりかぶって着る『すっぽかっぽう』と、
丸襟、総袋縫いの『おしゃれ割烹着』です。
長く長~くお使いいただけます。
品質&風合いの良い割烹着
丁寧に仕上げます。
裁縫処shikazoへご注文ください。
お問い合わせ、ご相談は随時承ります。
本業は子守帯屋です。
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