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1000枚→200枚

年末年始の4日間、外せない用事の時以外はずっと家に引きこもって、ひたすらCDの整理をしていた。

愛好家、収集家は何千、何万と持っている人もザラなので、1000枚はたいした枚数ではない。それでも時間と日にちがかかったのは、ほとんどのCDがケースに収納されていなかったから。

車や職場で聴くのにケースで1枚1枚持っていては、かさばって仕方がない。一度に30枚くらい入るソフトケースを100個近く持っていて、それにCDを入れていた。これを全て元のケースに戻す作業が途方に暮れるほどきつかった…

1枚ずつ取り出しては1000枚の空ケースから「当たり」を見つけ出すなんてとてもやってられない。そこで当然の成り行きとして、空ケースをジャンル別、アーティスト別と細分化することにした。

まず洋楽900枚、邦楽100枚。
次に洋楽を「ジャズ」「ロック・ポップス」「ハードロック・ヘヴィメタル」の3つに分ける。さらに何枚も持っている好きなアーティストに分ける。

ジャズならマイルス・デイビスやソニー・ロリンズなど。ロック・ポップスならブライアン・アダムスやスティングなど。ヘヴィメタ系ならメタリカやニッケルバックなど。

ここまで書いて、誰も興味がないことを長々と書いてるなと思ったけど、正月休みをこんなことに費やしてしまった無念を忘れたくないので全部書く。

空ケースをジャンル別にしたら一気に効率が良くなり仕分け作業がスピードアップした。手元から消えても惜しくない、未練のないCDをどんどん山積みにして、引き取り用のダンボールに入れていく。

1箱に110枚入って7箱分、およそ800枚。なかなか感慨深い。「本当に800枚も手放していいのか?」と自問自答するが、逆に言えば200枚も残しているから十分過ぎる枚数だ。

以前、近所の中古レコード・CD店のバナナレコードに持って行ったけど、店舗が狭くて在庫を抱えられない事情があり引き取り不可のCDが何十枚もあって、徒労感が残ったので今回は王道のブックオフ。値段がつかないものもとりあえず全部引き取ってくれるのがありがたい。

その肝心の買い取り金額がいくらになるのかはまだわからないけど、お宝や貴重盤もないし、箱代の元が取れればいいくらいに思っている。

1箱200円×7箱=1400円。いくらなんでもこれよりは高値がつくだろう…

〜おまけ写真〜

スピッツのシングルCDが出てきて驚いた。通称「短冊CD」と呼ばれていた8cmサイズ。買ったことすら記憶にないけど、1996年発売のチェリーは28年経った今でも色褪せない名曲だと思う。

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