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世の中には「箱書き」というのがあるらしい_250118

2025.01.18.Sat.


時間潰しに入ったド◯ール。トイレの入り口の席に座ったが最後、オジサマ・オバサマがぼくの列を成し始めて落ち着きません。
出入りが激しいので、コーヒーと芳香剤の香りが相互にやってきて鼻もびっくりです。


なんだか続々と出演者募集をいただいて、届くプロフィールを眺めながら、ひたすらにワクワクする日々を過ごしている。

さて先週触れたように、今、手元にはプロットがあるわけだけれど、次の段階はおそらく一般的に〈箱書き〉といわれる工程。

具体的にどういうシーンをつくるか、を決めていく。

プロットではメインキャストの大まかなストーリーは作っているけれど、それ以外の細かいことはまだ何も決まっていない状態。

もちろん、ストーリー展開上こんな役割を担うキャラクターがほしいみたいなのはあるし、そういうのをめがけてのオーディションでもある。

だけど一方で、出演者の数やそれぞれの方がもたれる雰囲気によって当て書きをして書き上げることにはしていて、
それはせっかく劇団フジ作品に出ていただくからには最大限輝いて楽しんで出演してほしいから。
できればここでその役者さんのファンが増えるといいな、という驕った考えもある。

最終的には、面接(オーディション)をしてから書き上げるのだけど、
今の段階で、いただいたプロフィールを見ながらメインキャストか否かも含めて、どこの役割にハマるだろうかとか、どんなキャラクターを作れるだろうか?と妄想を膨らませている。

そして2次面接日の来月に向けて、その妄想とプロットを合わせながら、オーディション原稿をつくって、出逢いに備えることになる。

さて、コラムではせっかくだから今の四方の箱書きのやり方を少しだけ残しておくことにする。

高校時代は放送部だったのだけど、高校放送部業界では、運動部でいうところの「個人戦」と「団体戦」が存在していて、

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劇団フジ大阪第32回6月劇場「Triangle(仮題)」の作・演出コラムです。本番(6/22-23)後1ヶ月のあいだ、リアルタムで稽古中に…

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