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次のステップへ「ひょーいドン!」_250113

2025.01.13.Mon.

久しぶりのなんにもないおやすみ。

たっぷり眠ったあとにちまちまとやったのは、東京10月劇場「ひょーいドン!」(作・演出:松下修)の切り抜き作業。

年末に、劇団のTikTokアカウントをゆるっとつくってそのまま放置していたので、いよいよ動かすことにした。

とりあえず、2月中旬までは投稿予約設定を終えたから、週2〜3回のペースで投稿される予定。

Instagram・Facebookのリール動画、YouTubeのショートでもアップしているので、よかったらリアクションだけでもたくさんしてやってください。

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そういえば10月の公演のあとなんにも感想を残していなかった。

今年も制作のお手伝いで関わっていて、当日は運営をしながら初日を観劇させてもらった。

改めて切り抜きながら通しで作品を見て、心をたくさん動かした。

ある日曜日。妻子持ちの不倫相手を待つ主人公の女性と彼女に絡む地縛霊たち。

コメディのテンポ感を保ちつつ、
地縛霊たちには「親子」「人のぬくもり」「心の居場所」それぞれに人間らしい人生の物語があって、
いい意味でのアホらしさの中にちゃんと心を掴まれてしまうシーンがある。

地縛霊…。
言うまでもなくある場所や物に縛り付けられて成仏できていない幽霊たちだけれど、
普通に生きていたって、些細な過去の出来事や感情にしがみついて次に進めないことってあるよな、なんて。

「今」を生きること、ここからの人生を生きること。
その一歩を踏み出すのってときにとっても難しい。
あとから思えばクダラナイことなのだけど。


あと何より、友情出演いただいている安藤さんがやっぱりすごい(語彙力)。
テンポ感をキープしつつ、どんなシーンもあっさりしている(褒め言)。

勉強になったなぁ…。

個人的にはここ数年の松下さん作品の中では一番好きだった。

*  *  *

東京の公演を手伝いに来ると、劇団フジ約65年の歴史をまざまざと見せつけられる。

それは節々で。お客様の雰囲気や層からは端的に。

一方で、知らない間に(知ってはいます)若い後輩たちも増えていた。

なんか、「先輩たちが楽しくやってくれていればそれでいいや。先輩たちのこと好きだし」みたいなマインドがここ数年の軸にあったのだけれど、

それでいいのか、四方くん?と。

直接、「先生」の息がかかっていない世代が劇団に増え始めている。

そんな動揺にも似た感情は、しっかりネタ帳に書き記されていて、次の大阪公演に繋がっているとかいないとか…。

まずは、「ひょーいドン!」ぜひ配信でご覧ください!


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四方 京|SHIKATA Takashi
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