あれもこれも演出家案件なんだ!_240512
2024.05.12.Sun.
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今日の稽古は衣装合わせの1回目も兼ねて。
劇団のSNSに上がった稽古場日記には「階段で転んだ傷を隠すために黒い長め靴下を推していこうと思います」という後輩の文章が載っていて、
完全に「衣装は役を表現するもの」という大前提を忘れているなぁとまたも指導不足を実感させられた四方です。
だれか、今の女子中学生がどんな靴下を履いているのか、どういう風に制服を着崩しているのか・着こなしているのかを観察・調査するのも、あなたの仕事だよ、と教えてあげてください。
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衣装合わせもぼくの目の前ではじまる
去年から、演出を担当するようになって、「あぁこれも俺の仕事なんや」案件がたくさんあって、今日の衣装合わせもそのひとつ。
現代劇かつ低予算ゆえ、衣装は基本的に自前でお願いをしているのだけれど、「これでいきましょう!」のジャッジはすべて自分。
同じような衣装じゃなければいいし、演出家よりも俳優の方が役に向き合ってくれている(はず)だから、あまり深く考えていなかったのだけれど、でも「これでいいですか?」と聞かれるのはぼくで、世界観を最終調整するのもぼくで、あーでもない・こーでもないと言いながら最終の衣装を決めていく。
そして、衣装を着て稽古をしてもらいながら気づくのは、衣装は着れば良いというものでもなくて「着こなす」必要があるということ。
着こなしてもらわないと嘘がたくさん出てくるというのは演技の範疇だけれど、いろんな意味でファッションのこともきちんと頭に入れておかないと、ここに座り続けることはできないんだろうな、とも思う。
確かに思い返せば、当時高校生、はじめて行ったマスコミ(テレビドラマの撮影)は、悪ガキの中学生だったか高校生だったかの役。
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