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新しいマガジンと構想のこと_250104

2025.01.04.Sat.


紅白の「虎に翼」のスピンオフドラマのシナリオが最高にかっこよくて痺れて、年を越す前に打ちのめされた四方です。
元日は寝正月でしたが、その後は親戚のキッズたちに会ったり、初詣をしたり、日の出を見に行ったり、お正月っぽいことを繰り広げております。


ということで、今年も「作・演出コラム」というのをやろうと思います。

はじめに

今年も劇団フジの大阪6月劇場を6月21日から22日の2日間4公演を行うことになりました。
例年(今年もなんだけど)プロジェクト自体は、3月から本格的に動き出して、
そのタイミングでこの「作・演出コラム」を始めて、約3ヶ月間+公演の1ヶ月後まで作・演出の立場から、いろいろ考えていることを綴っているコラム…というかエッセイ。

最近は、個人的にも振り返りに使えたりとかしています。

ただ、すでに年末から企画書を書いたり予算案を組んでみたり、プロジェクトの始動準備…作家として制作スタッフとしてやっていることが細々ありまして、 どうせならこの辺のことを少しでも残しておけば、自分の中でもあとで振り返れるかなぁということで、
ちょっと今年は早めに1月から書いてみようと思います。

これを読まれている時期がリアルタイムなのか、チラシが出来上がった3月以降なのかは分かりませんが、そういうわけで、約7ヶ月、お付き合いいただければと思います。

今年もこのマガジンの広告をポケットマネーでチラシに掲載しますので、このマガジンの売り上げはそこに充てることにします。(詳しくは昨年の記事を。

出演者募集

出演者募集については既に情報が出ていますが、こんな感じで出演者募集がでたよということです。そこに私の意思がなにか働いているとかはないので、ただただ今はどんな方達と一緒に作品が創れるのかワクワクソワソワしております。

脚本のこと

作品の方は、今年も書き下ろしということで決まり、もうすでに執筆作業が始まっております。

…というと原稿用紙と向き合っている姿が目に浮かんできますが、 そんなことは一切なくて、台本の原稿自体にはまだ一文字も書いていません。笑。

今年で大阪劇場に書き下ろすのは4回目になるんですけど、
ようやく自分の中で書き方みたいなものが固まってきたという感じです。

勢いで書いて、書き上がってからいろいろが進んでいた学生のときとは違って、
今は執筆作業と並行して特別出演者を募集をしなくちゃいけないし、
応募してくださった方に合わせて書きかえ作業も発生してくるし、
さらにチラシを作ってもらったりとか、
あるいは劇場に企画書を出したりとかをしていかなくちゃいけないので、
制作スケジュール的にも台本を書き上がるまで待っていられないのです。

巷でよく聞くプロットと呼ばれるものとか、箱書きと呼ばれるものが、だから必要なんだということをようやく覚えて(遅い)、
前作あたりから手探りでプロットを書いています。

まずは、「コンセプト」から。

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劇団フジ大阪第32回6月劇場「Triangle(仮題)」の作・演出コラムです。本番(6/22-23)後1ヶ月のあいだ、リアルタムで稽古中に…

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