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アウトプットの中で生まれるインプット
地域支援員さんとの会議で久井の岩海が素晴らしいと聞いたので、定例会後に行ってみた。
今の時期は草が生えててあまり綺麗じゃないと思うという情報の通り、確かに見どころ!という感じではなかったものの、いい場所だなと素直に思った。
今月に入り、以前より申請していた、小規模事業者持続化補助金の採択結果が帰ってきた。結果は見事惨敗。
たこ焼き屋の販路開拓として申請していたのだが、欲張りすぎたのか、不採択となってしまった。
しょうがない、設備機器の拡充は諦めて広報にのみ少しお金をかけることにしようと決意した。
また、もう1人の協力隊、丹澤さんと一緒に本郷の空き家を見に行ってきた。
![](https://assets.st-note.com/img/1723260433698-5cqqDtaqgm.jpg?width=1200)
そもそものスタートとしては、本郷地区に留学生の研修施設があるのだが、その研修生逹が住む場所を確保できていないのではないかという課題があって、そこの課題に対してアプローチしようというスタートだった。
結果として、かなり時間を使いそうだと思ったので、今回の件は保留にすることにした。
空き家再生なんて本当にこんなものだと思う。100件内見してようやくここで挑戦してもいいかもと思える物件に出会う。そんなくらいの確率なのではないだろうか。
だから、本当に巡り合わせだなと思っていて、例えば〇〇したいという願望があって、その条件を満たしてくれそうな空き家を探すのはいいのだが、そんな物件出てくるかわからない。
だから、空き家担当の協力隊は難しい。
ということで、私も待ってばかりはいられない。
かねてより、サイクリング事業はどうだろうかという話をしているが、
とりあえず、広島空港から本郷駅までチャリで滑走しようという話を、一緒に空き家を内見しに行った丹澤さんとして、来週決行することになった。
8/15、もし興味がある人がいたら一緒に滑走しましょう。
この話し合いの最中、実は最初は、来月入ってから考えていきましょう、という話に一旦なった。
ただ、丹澤さんの方から四方さんならどうしますかと聞いていただいたので、私の持論を述べることにした。
「私なら、まず自転車に乗って空港から本郷までチャリで降りてみます」
まず大前提として、どの選択が合ってる間違っているというのは無いと、私は思っている。
その中で自分に合っているであったり、向いていると思う進め方で、何事も進めればいいと思うが、あくまで持論でいうと、
圧倒的にアウトプットの中で生まれるインプットの方が吸収率が高いと思っている。
だから、まずやってみる。
その方が無駄がないと個人的には思うからだ。
例えば、今回のでいうと、
サイクリングに必要な資格ってなんだっけ。
関係者は誰だろう。競合は?やってる人いないのか?
サイクリングってそもそも旅行業許可いらないのかな。
色々思いつくところがあるだろう。
でもここで頭に浮かぶ調べるべきことって意外と重要なインプットではない気がしている。
もっともっと大事なことが、現場にはあると思っている。
例えば、まず自転車で下ってみたとしよう。
どの道中も、車通りビュンビュンで、とてもじゃないがサイクリングを楽しめるような経路がない。としたら、自信を持ってそれを人に提供できるかと言ったら、できないだろう。
他にも、例えば空港を降りてくる人や、バスを待っている人100人にアンケートしてみたとしよう。その全員が、「いや、移動手段タクシーかリムジンバスでいいです」と言ったら、もうレンタサイクルの需要は100%無い。
いずれのパターンにせよ、もし仮にそれまでに色々調べていたり、関係者と調整していたとするならば、そのインプットは全て無駄になってしまう。知識を得たという意味では無駄ではないが。
だからアウトプットの中で知識を得ていく。
アウトプットの中から生まれるインプットの大体は必要に迫られたインプットだ。
一旦自転車で滑走してみようとしたけど、これそもそもどこからスタートだっけ。よし、そこの総合窓口にまず聞いてみよう。
滑走してみたけど、これ誰が下に集まった自転車回収して上持って行くん。
発着場所がきまった。お客様は空港に降り立った人。
道も決まった。まだまだ必要なことはたくさんあるだろう。
鍵は?人の配置は?
営業活動は?
想像するだけでどんどん必要なことが出てくるけど、でも、始めちゃった方が早い。と、私は思っている。
そういえば、嬉しいことがあった。
以前、移住を検討されている方が私のゲストハウスに宿泊されたのだが、どうやらその方が三原か尾道への移住を決めたらしく、もう一回泊めてほしいと連絡が来た。
是非とも三原に来てもらいたいものだ。
私と三原さんで対応したのが刺さったのだと信じたい。
ではまた。