その成功の責任は?
こんにちは。
しかないかよこです。
私が認定講師として所属するニューヨークライフバランス研究所では、時折、セルフコーチングを行います。設問は色々あるのですが、一番多いのは、「最近あった良かったことを思い出し、なぜ起こったのか」を考えます。
私は、「noteの投稿が続いていること」をTopicにあげました。
自慢じゃないですが、研究所の認定講師の中でも、ブログ発信について、一番後ろ向きでした。
「ブログで自分を知ってもらいましょう」
「知らない人の講座を受講する人はいませんよ~」といわれても、今一つ、始められず。
「ブログを書く時間なんてないし、そもそも、文章書くの苦手だし~。」と
後ろ向きなこと2年余りでした。
その私が気が付けば、noteの投稿はそこそこ続いているし、ちょっぴり楽しみでもあります。なぜでしょう?
今日はnoteの投稿が続くことについて、成功の責任追及をやってみたいと思います。
成功した時にその理由を考える事を”成功の責任追及”と言います。
「晴れていたから」とか「○○さんが△△をしてくれたから」と周りが原因ではなく、自分が何をしたのかを掘り下げて考えるのが味噌です。
①開き直りマインド
これが、一番、大きいです。
考えてみたら、大昔は、作文で入選することもありました。
そのころは書くことも苦ではありませんでした。
いつから苦になったか考えてみたら「人から良く見られたい」と思い始めた時からです。これは、「④人と比べないこと」とも繋がります。
一番、取り組めなかった理由は、すらすら書く人のブログを読んでは、「やっぱり無理」と思っていたからです。人と比較して始める前から自分に✖をつけていました。考えてみたら、そりゃあ、無理です。その人じゃないんだから。
たまりにたまった”無理、無理”と思う私の気持ちのマグマが爆発した時、
「別に書くことを商売にするわけでもなし、自分の好きに書いたらええやん。読みたい人だけ、読めばよし。」
と開き直りマインドが噴火しました。これは、一般的には厚顔無恥というのかもしれません。
②ハードルを下げたこと
考えてみたら、これも「④人と比べないこと」と繋がっています。
頻繁にアップする人、わかりやすく描写する人、サクッと記事をアップする人を見ては、またまた自分に✖をつけていました。
投稿頻度や文章の読みやすさ、書くスピードを追求せず、とにかく「書けば良し」としました。いつ書いても良し、どう書いても良し、どんなに時間をかけても良しなのです。ちなみに、私は、何度も読み返し、公開してからも悪あがきをして、手を加えてしまいます。この投稿も一日がかりです。
③フィードバックを得られたこと
これは、本当にありがたいです。
「読みたい人だけ、読めば良し」と思って書いているものの、やはり反応があると嬉しいし、やる気も起きます。
「フィードバックを得られたこと」をさらに、自分のした事で成功の責任追及すると、「私が公開したから」です。
初めてFacebookで公開する時は、うじうじとして、なかなか公開をクリックできませんでした。みなさんが見ないであろう日本の午後6時前、NYは明け方5時前を狙いましたが、大外れ。すぐに、「いいね!」がクリックされて、心臓が口から飛び出そうになりました。
こんな後ろ向きな私に、あたたかなフィードバックをいただき、私の自己効力感のバロメーターがぐんぐん上がるのを実感しました。
④私は私 人と比べないこと
これは、一番、難しい。脳は否定を理解するのが苦手なので、「比べないこと」と考えた段階で「比較」という状況が頭に描かれてしまいます。
そこで、「私は私」を意識しました。私は空を飛べないし、深海にも住めません。
私が何をやりたいのか、何を書きたいのかを大切にしました。
今一度、私の書きたいことを考えてみました。
以前、ある講座に出たときに、
「幸せは作り出さなくても身近にあるのです。気づかないだけ。まず身近な幸せを感じてみましょう。それを書き留めると、身近な幸せをもっと味わえますよ」
というお話を聞きました。
そこで、”身近でふと気づいた幸せについて”書いてみようと思いました。大きな出来事ではなく、ふと感じたことを忘れないように。
note を書くことで、自分の身近でささやかな幸せに寄り添いたいと思いました。
⑤強みを意識して使ってみる
以前、ニューヨークライフバランス研究所の講義で受講生から以下のような質問がありました。
強みを「意識して」使うということが難しいです。
「意識して」強みを使うポイントがあれば知りたいです。
この時の先生のお答えが、「今まで使っていなかったところで使ってみる」でした。私が自分に置き換えて思いついたのが、このnoteの投稿です。今まで、私は苦手意識に凝り固まり、強みを使うどころか、書くこと自体を避けてきました。
しかし皆さんからいただいたフィードバックを読むと、どうやら私の書くものはユーモアの強みが活かされていて「突っ込みどころが光り輝く」らしいです。
苦手だと逃げていた投稿も、ユーモアの強みを意識し、読んでくださる方のくすっと笑う笑顔を思い浮かべて取り組むと、肩の力が抜けました。読者の方と会話を楽しむような気分で書いています。「次は何を書こうかな?」と身の回りの心地よいもの、幸せを感じる事を、探すようになりました。
私の成功の責任追及も頭で考えるより、こうして誰かに伝えようとして文字に起こすと、より整理され、クリアーになりました。
・無意識の周りとの比較が、私の行動を止めていた。まさに、百害あって一利なし
・意識するのは「自分がどうしたいのかを大切にする」。
・強みをどう使えるか考えてみる。
私の振り返りにお付き合い頂きありがとうございました。
10月8日から、講座を開講します。
この講座には、相手の強みをみてコーチングするエンパワメントセッション30分が無料でついています。講座やセッションで、成功の責任追及を私と一緒にやってみませんか? みなさまのお話を伺えることを楽しみにしています。