ゲーム覚書:【メギド72】愉快な演奏メギドたち
第二弾である。また動画や画像のないテキストオンリーのスタイルで書き連ねていくので、暇な人は読んでいくといい。
さて、前回……というか昨日、私はメギド72に新たに実装されたタクティカルソート、協奏状態について書き殴った。これだ。
協奏状態についての考えなんかはその記事に書いてあるので省略するが、これを使いこなすには協奏スキル持ち以外に重要な要素を考えねばならない。そう、音符を出す演奏メギドたちだ。
この記事では彼ら演奏メギドたちについて所感を述べていく。
元祖吟遊詩人:バルバトス
どこのアジトにも必ず一人はいる吟遊詩人。それがバルバトスである。序盤では貴重な回復役であり、毒無効のMEにお世話になったモンモンも多いはずだ。
メギドの層が厚くなってくるとバトルレギュラーから外れがちになってしまう(著者の主観的感想である。ファンの方々は怒らないでね)彼であるが、この度協奏状態の導入で大幅に強化された。
スキル、覚醒スキル、奥義……この男はどの行動でも音符を供給できる。しかしそれ以上に目を引くのは大協奏状態の奥義だろう。対象のHPを50%回復させる従来の機能に加え、2ターンの間60%回復が追加される。破格!
ちなみに大協奏状態ではアタック強化も実施されるので、この数値が1.5倍されると考えていい。また特性により女性への回復力が三割増しなのでこれも乗る。つまるところ、そのターン中に仕留められなければHPがターン終了後に全快する不死身のメギドが誕生する。
ちなみに大協奏状態ではスキルによるチャージフォトン追加も確定になる。これを鑑みるに、TLで時折語られるヨハンの父親は常時大協奏状態であった可能性が極めて高い。
ともあれ、バルバトスについて一番アドバンテージとなるのはどのモンモンのアジトにも必ずいることだろう。彼とサタナイルがいれば協奏はできるのだ。
ただ彼はバルバトスなので、リジェネレイトしたバルバトスと同じ戦闘に出せないことには留意されたい。顔のいい吟遊詩人は一人で十分なのだ。
なので彼を演奏メギドとして彼を起用する場合、現在の環境ではサタナイルが協奏役固定となる。早く大協奏状態になって彼女に奥義をかけるんだよヨハン!
奇跡のパーカッション:クロケル
今回イベントでリジェネレイトを提げて登場した奇跡の子も、演奏メギドの一人なのです。彼女は元より高い攻撃力と異常な素早さを併せ持つ奇跡のメギドだったので、重用しているソロモンも多いはずなのです。
奇跡の子は協奏パーティにとっても福音をもたらすのです。スキルによって音符を出すことができるのですが、ご存知のとおり彼女のスキルは「後列の覚醒ゲージ+1」なので、普段通りにシャカシャカ棒をシャカシャカするだけで場を盛り上げることができるのですよ。
そして演奏メギドにはスナイパーが多いことも大事なのです。音符は主にスキルや奥義などで発生するため、演奏メギドが多いとフォトンの取り合いが行われます。見苦しいのです。
奇跡の子はシャカシャカ棒をシャカシャカするだけでみんなの覚醒ゲージをあげられるので、とりあえずスキルを振って他の演奏メギドには奥義を撃たせる、ということである程度の効率化が図れるのです。奥義で増える音符は二つなので、どんどんぶっ放すといいのですよ。
……弱点とかにも触れておいたほうがいいのです?ええと、脆いので列攻撃持ちトルーパーが出たら注意してほしいのです。あとアミー! あいつは後列を前列に引っ張り出してスキルを実質的に無効化してくるのでより注意なのです!
演奏仲間が増えたよ! やったね!:ムルムル
ぼっちなダンサーことムルムルも、協奏状態においては重要な演奏メギドです。これを機に友達ができるといいですね。
さて、彼女は奥義で音符を出します。もとより追撃パーティでは有用な奥義でしたが、協奏においても役に立ってくれることになりました。
彼女が音符出しに参加できるのは奥義だけ……というとマイナスイメージになってしまいそうですが、大協奏までにスキルフォトンが枯渇しがちなメギド楽団ではむしろアドバンテージです。どんどん余ったアタックフォトンを彼女に渡しましょう。
また、奥義で全体にアタックフォトンが供給できるのも強みとなります。前述のとおり、一部のメギドは奥義でも音符出しに参加できるため、覚醒ゲージを調整することで一気に音符を稼ぐことができるのです。サタナイルだとこのアタックフォトンをきっかけに奥義が発動し敵が壊滅状態になることも。
Rバルバトスでは戦闘開始時にチャージが+1され、サタナイルでは奥義発動のトリガーとなることができます。あとは後述するプロメテウスのライブに一役買う。ただ、本人はサポーターであり、自分で敵を倒していくタイプではないところに気をつけましょう。
テルミナスなアイドル:プロメテウス
演奏というか歌唱だが、アイドルとして有名なプロメテウスも演奏メギドの一人だ。ちなみに音符を出せるのはスキルであり、奥義では音符が発生しないことには注意されたい。どうやらエアギターとエアドラムは演奏にカウントされないようだ。悲しい。
ともあれ、彼女の強みは二つ。スキルによってライブ状態となればどんなフォトンを渡しても音符を出してくれること、そして奥義で味方にスキルフォトンを提供できることだ。
協奏とライブ……オーケストラを従えたアイドルみたいな絵面になってしまい、誰が主役なんだかわからなくなってしまうがそれはさておく。ともかく一度スキルを渡せばチャージフォトンですら音符に変換できる。これができるのは現在では彼女だけだ。とはいえ、頻繁にライブを開きすぎると覚醒ゲージが全くたまらなくなるのでそこは適度に休憩させてあげてほしい。
そして奥義。自分で音符を出さない代わりに、周囲にスキルフォトンを渡すことで実質的に演奏に参加するという離れ業を見せてくれる。さすがアイドルだ。この場合、演奏メギドが多いほど効果を発揮するだろう。いや、ムルムルみたいに奥義でしか音符出せない子にはちょっと残念なことになるけど。
彼女の難点として、テルミナスメギドなので入手難度が他のメギドに比べて高いことがあげられるか。まあバルバトスやジズ以外のメギドも巡り合わせが必要になるのは事実なのだが、彼女の場合はサバトでしか来ない。もしきたら楽団に加入させてあげるといいだろう。
あともう一つ。協奏状態をメインに据えるのであれば『ライブ時に炎属性攻撃でチャージ+1』の特性を利用するのは諦めたほうがいいかもしれない。まあ、火のザウラクやコロナフォースのようなオーブを使うという手段もあるが……その辺の両立は各モンモンの腕の見せ所となるだろう。
吟遊詩人には負けません:グシオン
アジトで「どっかの吟遊詩人より私のほうが竪琴が上手い」と豪語する彼女も、当然のように演奏メギドの一人です。
スキルおよび覚醒スキルで音符を出すことができます。大協奏状態になるとスキルの睡眠付与率が高くなる……のだが、これでも確定で眠らせるわけではないので注意。まあ、睡眠はそれだけ強力な状態異常なので仕方ないでしょう。
大協奏状態でもそこまで劇的にスキルの性能が変わるわけではない……のですが、奥義による攻撃力低下や覚醒スキルによる味方の攻撃力上昇などで場の掌握率を高くしてくれることでしょう。足の速いカウンターであるため、ホーリーフェイクやウォールバスターをもたせておくのもアリだと思います。
MEで考えるとサタナイルと組む機会の方が多くなるかもしれない。
メギドが来たりて笛を吹く:ジズ
イベントでは多くのモンモンの心を沈めてきたジズもまた、演奏メギドの一人です。……が、正直に言うと著者はあんまり彼女を協奏メインで使ったことがない。
理由としては、彼女が音符を出せる手段が覚醒スキルのみという点にあります。HP全体回復は便利だけれども、これをコンスタントに使っていくのがなかなか手間がかかりそうで……
プロメテウスと組んで炎属性持ちと組み合わせたり(アイムさんがいたらやりやすくなるかな)すると起用しやすいのかもしれない。ただ、彼女は配布メギドであるため、他のメギドたちに比べると在籍している可能性が高いのがメリットとなるのではないだろうか。
キャラバンのお姉さん:ウァラク
先に断っておくと、著者はあまり彼女について語ることができない。なぜならばうちのアジトにいないからだ。いないものはどうしようもない……それがメギド72の辛いところである。
が、これだけはわかるので述べておく。彼女は現時点で唯一の非スナイパー演奏メギドとなっている。つまり、協奏中心パーティに組み込もうとするならばサタナイルよりはRバルバトスのほうが適切に思える。
とはいえ彼女が演奏に参加できるのは奥義のみ。かつ、彼女のゲージもかなり重いほうであるため。恒常的に演奏に参加するタイプのメギドではないんじゃないかなぁ……というのが著者の考え。彼女をアジトに迎えているモンモンは各々TLで使い勝手を語るなどしてほしい。
終わりに
現時点での演奏メギドはこんなところだろう。近々クロケルのリジェネレイトが現れそうな気もするが、それ以外に増えたらその都度確認するようにしておきたい。
あと、音符はオーブでも稼ぐことができる。SSRオーブのヨハネス……は持っているモンモンも少なかろうが、ガーディアン、ソプラノキティ、アイスナイトなどが演奏に参加してくれるだろう。ハルマニアにも楽団があるんだろうか。
ともあれ、そろそろ書き疲れたので閉じることにする。協奏状態に興味を持ってくれたモンモンが新たな戦略を立ててくれることをこっそり期待している。