忍殺TRPGソロリプレイ【ウィズアウト・ソング】余暇編

◇前置き◇

 ドーモ。しかなです。「ウィズアウト・ソング……!? 終わったはずでは?」とお思いになる読者もいるかもしれない。だが「NM(仮)裁量で余暇を入れてもいいのでは?」というご意見を頂いたため、それに乗っかり【余暇】4 を獲得したとして進めさせていただくこととした。ご了承ください。



◇余暇開始:模様替えな◇

画像1

「ディスグレイス=サーン! 工事終わったってさ!」

「そうですか。わざわざアリガト、シャープキラー=サン」

 事務所の専用デスクで名簿の整理をしていたミコー装束の女が顔を上げる。自らのヤクザクランを得てまずすることが風呂の工事というのもなんだか間が抜けていた。が……要望が多いというなら聞き届けねばなるまい。

「それにしても貴女、あの黄金ミキサーはいったい……よかったのですか? 売ってしまっても」

「アー、あれ? 別に思い入れないし。あっても使い道がないんなら、捌いちゃったほうが得でしょ」

 シャープキラーは朗らかに笑う。パティシエ・スクールでの戦利品、象徴たる黄金ミキサーはこうしてブラックマーケットへ流れていったのだ。

◇リフォームタイム◇
黄金ミキサー売却:【万札】63→73
『風呂』増築:【万札】73→53

残った【万札】を山分けな
ディスグレイス:【万札】1 → 18
キールバック:【万札】9 → 27
シャープキラー:【万札】1 → 19

「早速キールバック=サンがお風呂の準備してるよ。一緒に入ってきたら? もうオヤブンなんだし、一番風呂する権利もあるでしょ」

「ンン……そうですね。せっかくですし」

 愛すべき妹分の肢体を一瞬脳裏に描き、ディスグレイスはいそいそと事務所を後にする。シャープキラーは微笑とともにそれを見送り、壁際を見やった。

「……というわけで、襲うんなら今かもしれないよヤモトチャン。ま、失敗したらどうなるかまでは保証しないけど! アハハ!」

 壁に背をもたれかけさせた女子高生……ヤモト・コキは『センパイ』を睨みつける。本来であればリー先生の元に送られていただろう彼女がこの立場に収まったのは、スカウト部門筆頭たるソニックブームやリー先生のディスグレイスに対する評価があってこそだ。が、彼女はそれを知らぬ。不本意であることに違いはない。

「そんな怖い顔しなくていいじゃない? ほら、今は私、君のセンパイだしさ……悩みがあったら乗るよ?」

「どの口で……!」

「アハッ! ま、今のヤモトチャンにとってはいい職場だと思うよ。トレーニングだってできるし、仇は手の届く場所にいる。いつでもゲコクジョできるってワケ」

 なんたる不遜! ヤモトは警戒を強める。見た目こそ自分と同年代と見えるこのニンジャは、どこか捉え所がなく……不穏だ。シャープキラーは朗らかに笑うのみ。

「ディスグレイス=サンは反抗的な娘大好きだし、一種のWIN-WIN関係だよね……ああ、そうだ。一つ聞いておきたいんだけど」

 その笑みが消える。ヤモトは反射的に己のカタナに手を伸ばした。いつ斬りかかられてもおかしくない……本能的にそれを理解したからだ。

 セーラー服の少女は興味なさげにそれを一瞥し、続ける。

「ショーゴー・マグチ。今どこでなにをしてるか、知らない?」

 その問いにヤモトは訝しげな顔を作る。たちの悪い冗談や揶揄などではない。言葉の調子からして明白だ。彼女はゆっくりと答えた。

「……ショーゴー=サンは死んだ。お前たちソウカイヤが殺したんだ」

「本当にそう思う?」

 間髪入れずに戻ってきた新たな問いに言葉が詰まる。シャープキラーは首を傾げた。

「タラバー歌カニだっけ? あそこであいつが君を助けようとしたってのは知ってる。ソウカイネットだとそこで死んだことになってるからね。けどさ……誰もあいつが爆発四散してるとこ、見てないんだぜ。君もそうだろ」

「それ、は」

「あいつのジツだって知ってるよ。ヤバイだよね。生命力を吸い取るんだって? そういうのがあったら、息を吹き返してもおかしくはない……その可能性があるのに放っておくの、気分悪いだろ?」

 ほとんど自問自答するようにシャープキラーは続ける。じっとヤモトを凝視しながら。

「……バイコーン=サンは知ってるよね。あの人結構なニンジャでさ、筆頭補佐候補にも挙げられてたんだ。まあその前に君に爆発四散させられたんだけど。私が言いたいのはさ、君、本当に一人でやったのか? ってこと」

「…………」

「……ンー、でもその調子じゃ本当に知らないみたいだね! アハハ! ゴメンね変なこと聞いて。忘れて忘れて」

 笑みが戻ると同時、張り詰めていた空気が緩む。ぱたぱたと手を振ったシャープキラーは軽い足取りで退室しようとした。その寸前で足を止め、振り向く。

「この身分、結構自由なもんだよ。自分から言わなきゃ誰もソウカイヤなんてわかりようがないし。お友達に会いに行ってきたら? アサリ=サンとかさ」

 ウインクを一つ残し、シャープキラーは去っていく。残されたヤモトは一人拳を握る。その掌にわずかに血が滲んだ。



◇余暇一日目◇

「イヤーッ」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」

 事務所に併設されたドージョーにて、ディスグレイスはヤモトと組み手を行なっていた。相手にとって自分が憎悪の対象であれ、預かったニュービーの実力は早急に把握しておく必要がある。

 イアイをバック転回避したディスグレイスの肉体がぶれ「イヤーッ!」周囲に朧な己の虚像を生み出した。ブンシン・ジツ。それを見据えるヤモトの目が桜色に輝く。

「……イヤーッ!」

 桜色の光を浴びたオリガミのツルの群れが飛んだ。それらは無慈悲に虚像へと殺到し、それを無に返していく。これぞ彼女のソウルがもたらしたサクラ・エンハンスメントの力の一端!

 だが……ヤモトは目を見開く。桜色の小爆発が晴れた先、本体であるディスグレイスの姿がない。いったいどこに「イヤーッ!」「ンアーッ!?」

 背後からその胴体を巻き取られ、上下逆さに吊り下げられる。微笑を浮かべた仇敵の顔が逆さに覗き込んだ。その眼は金色に妖しく輝く。

「成る程、ジツは大したものです。ですが真っ直ぐに過ぎるきらいがありますね。もっと周りを見なさいな」

「く……!」

 桜色の眼差しがディスグレイスを睨む。彼女はややたじろぎ……それを不思議に思った。カラテ力量差では間違いなく自分が上。だというのに、今の恐れはなんだ?

 ……ヤモトの身に宿るシ・ニンジャは不滅のニンジャをも滅ぼしうる力を持つ、強大なニンジャだ。その片鱗がディスグレイスのソウル……呪わしきカドゥル・ニンジャを怯ませたことなど、今の両者は知りようもない。

「イヤーッ!」「ンアーッ!」

 ディスグレイスは無造作にヤモトを投げ捨てる。かろうじて受け身をとったヤモトは立ち上がろうとし……膝をついた。その息は荒い。瞳に宿った桜色の光が失せていく。

 ディスグレイスは頷いた。

「今日はここまでとしておきましょう。トレーニングに励むも自由ですが休息は大事です。ゆっくり休みなさいな」

「……ッ」

 ヤモトが顔を上げ、ディスグレイスの眼差しを真っ向から睨み返す。……数秒後、目を逸らしたのは彼女の方だ。ディスグレイスは笑みを深めそのままドージョーを後にする。

(憑依して時間が経ってなおあのジツ……よほどソウルとの相性がよかったか。あとはカラテを鍛えさせれば最低限使い物にはなりますね)

 汗を流すため浴室に向かいながら、ディスグレイスは考える。もっとも、ああしたニンジャとの組み手で得るものがあるのは自分も同様。相手が単独であれば、どのように立ち回れば敵を翻弄できるか。理解できてきた。

 ディスグレイスはヤモトが自分に復讐心を抱いていることなど気にしない。むしろ好都合とさえ思っていた。裏を返せばヤモトは自分に執心している……その心理をジツで少しずつ歪めていけばいい。それだけで自分の元から逃げようなどとは思うまい。細心の注意こそ払う必要はあるものの、楽しみが増えたというところだ。

「オツカレサマです、お姉さま」

 応接間で待ち構えていたらしいキールバックが立ち上がり、オジギ。クリスタルテーブルの上に置かれていたマキモノを見やり、ディスグレイスは微笑した。

「あら、ジツの鍛錬? 感心ですね」

「は、ハイ! まだお姉さまには及びませんが、少しずつでもと……!」

「素晴らしい向上心です。……で」

 ディスグレイスは怪訝に視線をずらす。もう片方の黒い革張りソファに座っているシャープキラーが笑顔で手を振り返してきた。それはいい。彼女はたしか、キールバックと共にブラックマーケットを冷やかしに行っていたはず。

 気になるのは。

「なんです? その長物は」

「アハッ! やっぱり気づいてくれた? ちょっと気分を変えてみようかと思ってさ」

 彼女が抱える長大なノダチである。普段から腰に下げていたカタナはない。どうやらそれを売り払い、代わりの得物を購入したらしい。

 ディスグレイスは腰に手を当てる。

「シャープキラー=サン、そうした武器は扱いが……」

「ダイジョブ、ダイジョブ! 次のミッションまでには使い方に慣れておくからさ。無駄にはならないって」

 シャープキラーは相変わらず呑気な様子で答える。ディスグレイスはそれ以上の指摘を断念した。性格に難こそあれど、彼女のカラテ学習速度は高い。好きにさせるがいいだろう。

「……訓練で部屋の中を壊さないように気をつけるように。わたくしはこれから身体を洗ってきます」

「あ、じゃあ私もー!」「私もご一緒してよろしいですか!?」

 予想外の食いつきを見せる妹分二人にディスグレイスは苦笑する。成る程、風呂というのもなかなかバカにはできない。

ディスグレイス:スキルトレーニング
【万札】18→13
1d6 → 6 成功
『◉翻弄』習得
キールバック:マキモノ購入
【万札】27→12
【ジツ】2→3
1d6 → 5 ニューロン減少なし
シャープキラー:ブラックマーケットで買い物
カタナ売却【万札】19→24
ノダチ購入【万札】24→4



◇余暇二日目◇

 キールバックとシャープキラーが揃って近所の『アイサツ回り』に向かったのを見送った後、ディスグレイスは電算機室にて一人ザゼンを組んでいた。香炉から立ち昇る煙が狭い室内を烟らせる。

 今日は普段のインセンスより高価なものを使っているのだ。なぜといって、今回彼女が試みているのはより深い瞑想が用いられる行為……己のニンジャソウルと向き合い、制御するためのものなのだから。

(思えば貴方のおかげで随分と楽しい思いをさせていただきました。カドゥル・ニンジャ=サン)

 脳裏に浮かぶのは金色に輝く瞳を持った朧な影。かつてのカドゥル・ニンジャの残滓か。ディスグレイスは意識を集中させる。

(ですが貴女の恐れまで引き受けるつもりは毛頭ありません。わたくしはわたくし。分をわきまえていただきます)

01100111001)

 幻影の言葉は01の泡となって消える。だが、わかる。抵抗の意思を見せていることは。ディスグレイスは微笑した。

(成る程。貴女もわたくし好みというわけですね?)

(1001110001100111)

 ならばやることは同じだ。屈服させ、『綺麗』にしてやるのみ。

(イヤーッ!)(イヤーッ!)

 無音のカラテシャウトと金色の光がニューロンを埋め尽くす……!


◇◆◇◆◇


「ハァーッ……!」

 深い呼吸とともにディスグレイスは覚醒した。ニューロンを酷使した影響か、汗で装束が肌に張り付いてしまっている。彼女のバストは豊満であった。

 流れる空気が身体を撫でていく。顔を上げると、ドアの隙間から覗く桜色の瞳と目があった。明らかに向こう側でたじろいでいる少女に笑みを向ける。

「なにか御用ですか? ヤモト=サン」

「ア……いや、その」

 観念した様子でドアを開けたヤモトは気まずげに視線を彷徨わせる。ディスグレイスはアグラの姿勢を保ったまま、じっと彼女の言葉を待った。

「……ゆ、UNIX。使わせてもらおうかと」

「ああ。構いませんよ? ただしソウカイネットに常時接続していることを忘れずに」

 下手にハッキングなど試みようものならば、逆にニューロンを焼かれることになる。念のための警告だ。もっとも、彼女の発言はあくまでその場しのぎのでまかせだろう。

 ヤモトの横を通り過ぎようとしたディスグレイスは、ふと彼女を見つめる。警戒心もあらわな桜色の瞳が睨み返してきた。美しい。感じるのはそれだけだ。

「……何」

「いえ、別に。根を詰めすぎないよう気をつけなさいな」

 敵意を笑顔で受け流し、ディスグレイスは電算機を後にする。

ディスグレイス:ニンジャソウルの闇克服
1d6 → 6 まさかの成功
ニンジャソウルの闇を除去
キールバック&シャープキラー:モータルハント
キールバック:1d6 → 2
【万札】12 → 21
シャープキラー:1d6 → 2
【万札】4 → 11



◇余暇三日目◇

「イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!」

 グレアリング・オロチ・ヤクザクランのドージョーにて、キールバックは木人を相手にカラテをぶつけていた。ややあってから鍛錬を切り上げた彼女はザンシンし、壁際のヤモトへ目を向ける。

「私はこれくらいでいいです。使いますか?」

「……ええと」

 ヤモトは逡巡する。素直に答えるのに抵抗があるのだろうか。今日はディスグレイスは留守にしている……周辺のヤクザクランへアイサツ周りに行っているのだ。嫌味でも言ってやる気を出させてやろうか? キールバックが眉根を寄せたそのときだ。

「ハイハーイ! ヤモトチャンの前に使ってもいいかな!」

 騒々しい様子で割り込んできたのはシャープキラー。セーラー服とその背に背負うノダチがミスマッチだ。キールバックは肩を竦めてヤモトを見やる。ヤモトはおずおずと頷いた。

「アリガトネ! じゃ、ちょっと離れてて」

「ああ、早速ノダチの練習ですか。手を滑らせないよう気をつけてくださいよね」

「わかってるって」

 木人を担いで壁際まで離れていく二人にシャープキラーは笑いかける。そして無造作にノダチを抜き、構えた。ヤモトは静かに息を飲む。まだ数日も経っていないはずなのに、妙に様になっていた。

「……イヤーッ!」

 振るうと同時、風がヤモトたちの髪を揺らす。シャープキラーはそのまま演舞めいてノダチを振るう。一挙手一投足ごとにその動きが滑らかに、かつ鋭いものとなっていく。

 数十分は続いただろうか。シャープキラーはザンシンし、無造作にノダチを鞘に納めた。

「ウン! だいたいわかった。私お風呂行ってくるから、あとは好きにしてね」

「う、うん」

 そのカラテに気圧されつつ、ヤモトは頷く。軽い足取りで去っていくシャープキラーの背を見やり、キールバックはため息混じりに呟いた。

「……本当、カラテだけはタッシャなんですよねあいつ」

ディスグレイス:モータルハント
1d6 → 3
【万札】3 → 10
キールバック:カラテトレーニング
【万札】21→18
1d6 → 5 成功
【カラテ】3→4 【体力】3→4
シャープキラー:スキルトレーニング
【万札】11 → 6
1d6 → 5
『◉タツジン:ノダチ』習得


◇四日目◇

「「「イタダキマス」」」

 応接間にて。ディスグレイスはキールバックやヤモトとテーブルを囲み昼食を取ろうとしていた。午前中はトレーニングに努めたものの今ひとつ掴めるものがなかった。そのため、食事をとって午後はヤモトのトレーニングに費やそうとしているのだ。

「タダイマー! あッ、もう食べてる! 私の分あるよね!?」

「あるからまず手を洗ってきなさいな」

 周囲の『パトロール』から戻ってきたシャープキラーに声をかけてから、ディスグレイスはタマゴ・スシを摘む。こういう日は帰って他のことに気を向ける方がいいのだ。

 もそもそとスシを食べているヤモトをこっそりと見やる(あまり露骨に見つめると気を悪くするためだ)。相変わらず無愛想ではあるものの、こうして食卓を囲むことを説き伏せるくらいには慣れてきた。これもまた成果である。

「ディスグレイス=サン、なんか仕事ないの?」

「不躾ですね……今のところ、貴女のカラテが必要になるような事態は起こっていないようです。素直に待機していなさいな」

 答えつつ、考える。オヤブンとなった以上、仕事を待つだけでなく見つけなければならないのかもしれない。

 ひとまずアパートを使わせてやっているニュービーたちが仕上がったら、ブラッドカタナがメン・タイを取引していたなんとかいうギャングどもに差し向けてもいいかもしれない。

 ヤクザ事務所の午後は、うららかに過ぎていくのだった。

ディスグレイス:ザゼントレーニング
【万札】10→4
2d6 → (3,4) 失敗
キールバック:カラテトレーニング
【万札】18→15
1d6 → 3 失敗
シャープキラー:モータルハント
1d6 → 6
【万札】6 → 9
1d6 → 6 【DKK】獲得
1d3 → 3 【DKK】3


◇後書き◇

 というわけで、スキルや闇克服ができた反面シャープキラーがDKKを稼いだ。まあヤモッチャンを煽ってたからだろう。そういうこともある。

 最終的な能力は以下の通り。

ニンジャ名:ディスグレイス
【カラテ】:8          【体力】:16/16
【ニューロン】:8       【精神力】:9/8
【ワザマエ】:4         【脚力】:4
【ジツ】:6(カナシバリ)   【万札】:4
近接攻撃ダイス:8
遠隔攻撃ダイス:4
回避ダイス:8

【特筆事項】:
【名声】:13
【DKK】:3
風呂により【精神力】+1

【サイバネ】:
▲バイオサイバネ腕(片腕)
▽吸血バイオ器官

【スキル】:
●連続攻撃2、●時間差、●マルチターゲット
◉翻弄
★カナシバリ・マスタリー
★ブンシン・ジツ(Lv3)
★レッサー・イビルアイ
★★コブラ・ゲン・ジツ
★★★半神的存在:
このニンジャの【体力】は【カラテ】+【ニューロン】となる
★★★不滅
○信心深い

【説明】
 右腕を五本の冒涜的バイオ触手に置換したニンジャ。
 バイオ触手と強力なカナシバリ・ジツで相手を束縛・屈服させることを好む。
 元は自らの性的嗜好を苦に自殺を試みたミコー。現在はもはや堕落あるのみ。
ニンジャ名:キールバック
【カラテ】:4        【体力】:4/4
【ニューロン】:7       【精神力】:8/7
【ワザマエ】:8          【脚力】:5
【ジツ】:3(カナシバリ)   【万札】:15
近接攻撃ダイス:4
遠隔攻撃ダイス:10
回避ダイス:9

【特筆事項】:
【名声】:10
風呂ボーナスにより【精神力】+1

【サイバネ】:
▲バイオサイバネヘッド(軽度)
▽生体弾

【装備品】:
*ブラッドカタナ*
*クナイベルト*

【スキル】:
●連射2、●疾駆、●時間差、●マルチターゲット
◉スリケン急所破壊
◉タツジン:スリケン
○信心深い

【説明】
 ディスグレイスに拾い上げられたストリートチルドレンのニンジャ。
 カラテには乏しいものの、持ち前のニンジャ柔軟性とニンジャ器用さで立ち回る。
 ディスグレイスを姉と呼び慕う。ある種狂的な忠誠心の持ち主。
ニンジャ名:シャープキラー
【カラテ】:7(+1)       【体力】:8/8
【ニューロン】:5(-1)     【精神力】:4/4
【ワザマエ】:7(+1)       【脚力】:6
【ジツ】:1(カラテミサイル)   【万札】:1
近接攻撃ダイス:9
遠隔攻撃ダイス:5
回避ダイス:9

【特筆事項】:
【名声】:10
【DKK】:3
**バスタード・カタナブレードツルギ**はアジトに保管

【装備品】:
ノダチ

【サイバネ】
▶︎ヒキャク
▷ブースターカラテ・ユニット

【スキル】:
●連続攻撃2、●連射2、●疾駆
◉タツジン:ノダチ
○キラーマシーン教育

【説明】
アサシン養育施設「アシサノ私塾」の出身者。
持ち前の身軽さをサイバネ脚で補強し、ノダチで敵を仕留める。
しかしもっとも恐るべきはその執念深さと残忍性だ。

 特筆すべきはやはりシャープキラーか。戦闘スタイルを大胆にチェンジしたことが今後のアドベンチャーにどう影響するか。わからなくなってきました。

 ともかくここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました! 気が向いたらまたやるよ!

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