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有馬記念(GⅠ) 最終予想!

12/25中山11R、有馬記念の最終見解です。
◎と○の順番は入れ替えようか迷い中です。
また、当日のパドックなどを見て印を入れ替える可能性もあります。

展開予想

逃げ 13
先行 8 15
   14 16
差し 4 5 7
   3 6 10 
   2 9 12
追込 1 11

【ミドルペース予想】
逃げるのは13.タイトルホルダー。内側に先行勢がおらず、すんなりハナを取れる。
番手につけるのは内枠唯一の先行馬である8.ウインマイティーと15.ブレークアップ。8は枠並び的に番手を簡単に取れる。スタートが速い14.15は並んで前に行くが、外から15が被せに行く。16.ディープボンドはテンがやや遅く、3番手外につける。
中団に差し馬がつけ、1.アカイイト、11.ラストドラフトは終いの脚に賭ける。
タイトルホルダーはスローからのヨーイドンでは分が悪く、ロンスパをかけるので、先行勢が早めに捕まえに行き、残り4〜5ハロンはペースが上がる。

トラックバイアス

【内外フラット】
馬場の真ん中が伸びる印象。最内も伸びないこともないが、内から4頭目くらいが伸びている。

最終予想

【4角で位置を取れているかを重視】
◎ディープボンド(不安は枠だけ 舐められすぎ)
○タイトルホルダー(パンサラッサおらず楽逃げ)
▲ヴェラアズール(2強を力でねじ伏せるなら)
△ボルドグフーシュ(上がりのかかる競馬は得意)

今のところ買う予定は無いが、入れ替え候補
×エフフォーリア(近2走はペース・輸送が敗因)
×ジェラルディーナ(ロスなく立ち回れる)
×ボッケリーニ(坂コース、非根幹距離は得意)

見解

【ディープボンドとタイトルホルダー叩き合い】

◎ディープボンド

来る確率は高いと思っていないが、実力と不安要素の兼ね合いの割にあまりにも人気がなさすぎるので、期待値が取れるこの馬で勝負。
昨年2着で、全盛期のエフフォーリアと0.1秒差だった。脚は速くないがスタミナが豊富な馬で、持続力勝負に強く、有馬記念向きの馬。急坂コースはokで、全て4着以内に来ている非根幹距離への適性も高い。
実績の割に全く人気していない原因は、極端に成績が悪い16番枠に入れられてしまったことである。しかし、ディープボンドは持久力戦に強いタイプで、外を回してロンスパで早めに前に行きたく、この馬にとっては悪くない枠である。また、逃げ先行勢が少なく、外枠からでも先行できる。
2015年に16番枠から先行して4着に残したマリアライトのようなレースをしてくれることを期待。(ぜひレース映像を見てほしい。16番枠からでも先行できれば好走可能なことを示している)
昨年との関係で見れば今年はエフフォーリアが調子を落としており、斤量が2kg増えることから逆転できると考えても自然だ。陣営も去年より状態が良いとのコメント。今年は昨年と違い、凱旋門賞の前哨戦を使っていないローテも好感。
持久戦になり、4コーナーで抜け出したタイトルホルダーとの叩き合いを想定。

○タイトルホルダー

勝つ確率が1番高いのはこの馬だろう。
天皇賞春・宝塚記念を勝ち、G1を既に3勝している言うまでもない現役最強馬。
逃げた時は5戦5勝で、今回は逃げ馬が他におらず、楽逃げが可能。コーナーが6回あり、直線の短い中山では逃げ切りやすい。
不安要素で凱旋門賞帰りが挙げられているが、前走凱旋門賞の馬は有馬記念の成績が良く、気にしていない。
不安要素が1番少なく、相手筆頭とする。

▲ヴェラアズール

2強を負かすとしたら爆発的な末脚を持つこの馬しかいないか。京都大賞典では急坂で凄い末脚を見せた。ただ、位置取りが後ろになることと、上がりのかかる競馬をしたことがないのはやや不安だが、スタミナはあるので、ここでも速い上がりで浮上してきてもおかしくない。

△ボルドグフーシュ

末脚は堅実で、コーナーで捲って良い位置からロンスパを仕掛ければ勝ち負けまであるが、内枠から捲れるのかが疑問。菊花賞は他がバテてた中スタミナが豊富なので捲れたという見方で、コーナーでの加速力は懐疑的である。コーナーで捲れなければ厳しいだろう。

入れ替え候補・買わない馬について

×エフフォーリア

買わない馬の中では、1番買いたい馬。全然人気しないなら買いたかったが、この人気は買ってもいいが微妙なところ。
昨年の有馬記念までは関東のコースで1000m通過1分台のミドルペースなので脚を溜めれた。
負けた近2走は1000m通過58秒前後の流れるペースで、追走に苦労したのが敗因。輸送も良くはなかった。騎手のコメントと、馬体がやや太いのは気になるが、復活があってもおかしくない。
人気を落とすなら積極的に買いたい馬で、5番人気なら買ってもいい馬。体重はあまり増えてほしくない。

×ジェラルディーナ

やや人気しすぎ感。
オールカマー、エリザベス女王杯はトラックバイアスの恩恵を受けており、素直に評価はできない。オールカマーは内有利馬場で内枠しか来ておらず、エリザベス女王杯は外有利で外枠しか来ていない。良く言えば操縦性が良い馬だが、今の中山はトラックバイアスがあまり無く、あまりプラスとならない。
急坂コース・非根幹距離は良いが、距離が若干不安なのとエリザベス女王杯組の成績も良くない。
上がりのかかるレースは良く、インを距離ロスなく先行すれば馬券内率は全然あるが、オッズ的に期待値は低い。

×ボッケリーニ

内枠を引けていれば間違いなく買っていたが、痛恨の外枠。
ただ、GⅡでは1番人気などで、安定して好走していた馬がここで15番人気は、流石に人気がなさすぎる。
坂コースや非根幹距離は得意で、日経賞ではタイトルホルダーをあわや交わしかけた。(この時のタイトルホルダーは斤量が重く、叩き仕上げだったが)
先行勢に展開が向けばワンチャンスあり、押さえて損のない馬。

消イクイノックス

1円も買わない。
瞬発力はメンバー最上位だが、冬の中山はも止められる適性が違う。昨年のエフフォーリアも上がり35.9秒と、有馬記念は瞬発力ではなく持久力が問われる。
全5戦のうち4戦が東京で良績を残しているが、中山での皐月賞では、最後の坂で脚が止まった
もちろんダービーの叩きという見方もできるが、坂適性があるかは未知で、不安要素が多少ある以上ここは嫌いたい。
また、有馬記念は人気馬が過剰に人気しやすく、それも買いたくない理由。

消ジャスティンパレス

穴人気しているが、バッサリ消し。
菊花賞は4角で不利があった中の3着は強いという見方ももちろんできるが、スタートからインにすんなり入れた鮫島騎手の好騎乗もあった。
先行して押し切るタイプではあるが、このメンバーではやや決め手に欠ける部分があり、3着ならあるかもしれないが、好走する姿があまり想像できない。脚質はディープボンドとやや似ている印象だが、位置取りの差でディープボンドに分があると判断。マーカンド騎手が中山をあまり得意としてないことも気になる。

買い目予定

単勝◎
馬連,ワイド◎-○ (厚め)
3連複◎-○-▲△ (or3連単)

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