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代表たけしげの業務日誌「つつがある日々」7月後半

2022/7/17(土)
シカクのレジには私が応援しているパンサー向井さんのラジオ「#ふらっと」のステッカーを飾っている。
それを見たお客さんが、
「この番組は聴いたことないんですけど、TBSラジオは好きです」
と声をかけてくれ、ラジオ談義に花が咲く。
その人のオススメの番組を聴くと、「安住紳一郎の日曜天国がダントツで好き」らしい。
安住さんは色んなことに興味がある人で、いきなり鳩レースの話をしたり、醤油の話をしたりするそうだ。
今度聴いてみよう。
いつかこのステッカーがきっかけで向井さん仲間ができたらいいな〜。

2022/7/18(月)
3連休の最終日で、アボット奥谷さんの個展最終日。
明日から2週間ほど棚卸しのためお店を休むことになっているためか、はたまた純粋に人の動きが復活しているためか、シカクの本目当てのお客さんもけっこう来てくれる。

以前からやりたかったけど1円の儲けにもならないことがあり、そういうのこそ助成金を活用すればいいのでは?と思い、申請のために「インディーズ出版物の文化的意義とは」みたいなことを説明する資料を作る。
私や普段接している人たちの中では、本に限らず「インディー的なもの=意義深いもの」という意識が当たり前すぎて今更説明する必要があるという認識すらなかったのだが、文化芸術の助成金に関わっている人に相談した際にまったくそんなことがないとわかり、なかなかにカルチャーショックを受けた。
(超要約すると、「ただのおもしろ本だったら芸術と認められないかもしれないので有名人のZINEを並べてアピールしたら?」的なアドバイスを受けた)

でもよく考えたらそれは当たり前のことで、私だって全然知らない分野のことに対しては、説明を受けなければ「そもそもなんでそんなことするの?」と思ってしまう。
そして今まで自分は面白い本の紹介はたくさんしてきたけど、もっと根本的な部分の発信をきちんとしてこなかったことに気付いて反省した。
そういう発信をしている先人たちはすでにたくさんいるが、その意味がやっとわかった(か、わかりかけた)気がした。

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