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代表たけしげの業務日誌「つつがある日々」2月

2023/2/1(水)
友達夫婦が新しく音楽教室とパン屋を併設したスペースを始めるために改装をしており、そのお手伝いに行く。
張り切って行ったが思ったほど作業はなく、作業と同じくらいの時間、おもてなしで作ってくれた唐揚げやおやつを食べながらお互いの近況などを話した。
奥さんのほうはかなり長い付き合いで、10年ほど前にシカクが中津商店街に移転したときに改装を手伝いに来てくれたのだが、その時のことを
「瓦礫をかき混ぜてコンクリートを作ったの、他になさすぎてめっちゃいい思い出やわ!次の日筋肉痛で腕がとんでもなく痛くなったけど!」
と語っており、とんでもない作業を頼んだのにいい思い出にしてくれている優しさに感謝した。

夜、落ち込むことがあり、早めに寝るが何度も目を覚ます。

2023/2/12(日)
休みなく働いて気付いたら日記をつけれずに10日が過ぎていた。
人生とは……

「インディー・ブックス・ライブラリー」というイベントが始まった。
これまでにシカクで取り扱ったり自分で買ったりしたインディーズ本の中から、今は入手困難で、かつ自慢したいものを集めて展示するイベントだ。
シカク初期に大きな影響を受けた香山哲さんの同人誌や、タイトルも著者名も一切ない冊子、有名漫画家の昔の同人誌などを並べている。
私にとっては良い本ばかりだけど、とはいえここ10年ぐらいの間に集めたものだし、貧乏だからそんなにお金をかけてるわけでもないので、もっとすごいコレクターの人たちから見たら「ハッ。しょぼっ」と言われそうな気がしてきてだんだん自信がなくなってくる。

mameさんが11日と12日にもう一度在廊とサイン会に来てくれた。
お客さんも、今までたくさん来てたのにまだこんなにも……と思うほど来る。
mameさんとお客さんが話すのを聞いていると、お客さんが嬉しそうなのはもちろんだが、mameさんも本当に嬉しそうに話したり嬉し泣きしそうになっているので、こっちも嬉しくなったりもらい泣きしそうになる。いい人や〜。

2023/2/13(月)
生理で体調がおしまいである。
頭が働かなすぎて「.com」と打つのを4回失敗した。

「インディー・ブックス〜」に来て「ZINEが大好きなのでまたやってほしいです!」と言ってくれた青年がおり、嬉しかった。

2023/2/16(金)
関東に住む友人でエッセイストの小林エリコさんと、パートナーのTさんが大阪に遊びにきた。
シカクは休みだけど行きたいというので、2人が来るときだけ開けることに。
丁度よくナオさんもこの日ならシカクの仕事に来れるということで、ナオさんにも働いてもらい、夜はみんなで飲みに行こうと計画する。

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