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【卒業生が評価します】クレアールに通う前後で私が感じたギャップ

資格スクールを決める時って何を参考にしますか?

実際に通っている人の体験談や、そういった人が身近にいなければネット上の口コミサイトや評判サイトを参考にするのではないでしょうか。

私もネット上の口コミサイトを利用して資格スクールを決めましたが、実際に受講してみると、受講前に抱いていたイメージとのギャップがたくさん出てきました。

この記事ではその時の、クレアール受講前後のギャップを紹介したいと思います。
口コミサイトだけではわからない、実際の受講者目線の感想なので、クレアールを受講するか悩んでいる方の参考になればと思います。

まず、クレアールを選んだ理由

私は通信講座クレアールの「3・2級マスター」を利用して2020年2月試験で簿記3級、2020年11月試験で簿記2級に合格しました。

身近に簿記を学習している人がいなかったため、予備校選びの情報はもっぱらネットの口コミサイトを参考に、パートと育児をしながらの資格勉強なので、通学ではなく通信講座をメインに探していました。

正直、クレアールはマイナー講座というか、知名度は決して高くないと思います。

では何故私がクレアールを選んだかというと、理由は次の3つです。

① 受講料が安いこと
② 効率的に学習できること
③ 社会人や主婦に人気なこと

この3点は口コミサイトでクレアールの特徴として挙げられていました。

ネットの情報なので正直不安なところはありましたが、大手予備校と比較してかなり安く受講できること、効率よく学習できるので時間が無い社会人や主婦に人気である、といった点を信じて講座を申し込みました。

クレアールで学習を進めていくうちに、最初のイメージと少しずつ印象が変わっていったことを覚えています。

どんな点について印象が変わったのかは次の項目でご紹介します。

実際にクレアールを受講してどうだったか

クレアールを受講する前と後でどんなギャップがあったか、大まかに次の4つについて感想を書きたいと思います。

① テキストは確かに薄いが講義と合わせて本領発揮する
② 手を動かして解く問題が多く用意されている
③ 質問はいろいろな手段からできる
④ 自分の好きな時間・タイミングで勉強できるのはやっぱりすごくいい

◆テキストは確かに薄いが講義と合わせて本領発揮する

クレアールで効率よく学習できる理由として、他予備校よりもテキストが薄いといった点があります。

他予備校と比較していないので、明確に薄いと断言はできないのですが、最初にパラパラめくった感じでは、この内容で本当に学習できるのだろうかと不安になりました。

シンプルで2色刷りであることは口コミサイトで知っていたので覚悟していたのですが、少し取っつきにくいというか、これだけで勉強するのはつらいと感じました。

しかし、Web講義を受け始めるとテキストの印象は変わりました。

講義は丁寧でわかりやすく、テキストで不足している箇所も解説してくれるので、情報がどんどん頭に入ってきます。

そこで気づいたのですが、テキストは講義を凝縮したもの、講義の重要なポイントを絞ってまとめたものがテキストだったのです。

最初から講義ありきのテキストのため、薄く作られているのだとわかりました。

一度講義を受けてしまえばテキストに対する不安はなくなりましたし、テキストは講義を思い出すための補助的役割なのだと理解しました。

◆手を動かして解く問題が多く用意されている

受講する前は口コミサイトの情報しか知らなかったので、クレアールは講義に力を入れている、インプット重視の学習スタイルなのだと思っていました。

実際に受講してみると、問題集が多く用意されており、インプットとアウトプットを繰り返していく学習スタイルでした。

しかも実際に手を動かして計算する問題がたくさんあり、計算の感覚を養えるのはかなり良い勉強になります。

問題集はテキストとリンクしているので、わからなかった箇所はテキストに戻って復習することが簡単になっています。

問題とテキストを繰り返し、インプット・アウトプットを繰り返していくことは知識の定着にかなり効果的だったと思います。

◆質問はいろいろな手段からできる

クレアールでは質問は回数無制限にすることができます。

口コミサイトで質問の回答が来ないとか、遅いとかいったコメントを多く見ていたので、自力で答えを見つけた方が自分の力にもなりますし、正直質問に関してはあまり期待していませんでした。

実際に学習を始めてみて、初学者だからということもあり徐々に疑問点が出てきました。

質問は電話・メール・スカイプと色々な手段で出来るのですが、子供がいるのでメールで質問してみました。

結果、ちゃんと1週間以内に回答が届きました。

質問の回答が早くほしい人、疑問を早く解決したい人にとって1週間は長いのかもしれませんが、私の場合は急ぎの質問でもありませんでしたし、回答はすごく丁寧で疑問はすぐに解決できたので不満はありませんでした。

◆自分の好きな時間・タイミングで勉強できるのはやっぱりすごくいい

これはギャップというより、想像以上に良かったという点なのですが、自分の好きな時間・タイミングで勉強できるのはとても良かったです。

日中はパート、帰宅後は家事育児が待っているので、まとまった時間なんてほとんど取れません。

子供が寝た隙に講義を倍速で視聴し、朝早く起きて勉強時間に当てていました。

夫が休みの日は子供を夫に任せて集中して学習しました。

講義が1単元あたり60~90分と細分化されているので区切りの良いところで終わりますし、最悪途中までしか見られなかった場合でも手が空いた時に続きから視聴できるのはとてもありがたかったです。

こうした学習スケジュールを自分の都合優先に合わせて変えられるのは通信講座ならではのメリットだと思います。

◆あえてクレアールの悪い部分を挙げるとしたら

クレアールを受講する前と後のギャップの他に、あえてクレアールの悪い部分を挙げるとすれば、直接講義を受けられないことでしょうか。

質問の体制があるとはいえレスポンスは遅いので、すぐに疑問を解決したい人にとっては使い勝手が良いとは言えません。

私のように、ゆっくりマイペースに学習を進めたい人にとっては気にならないのですが、個人の感覚による部分が大きいと思うので、自分が耐えられるかどうかは受講前にしっかり考えた方が良いです。

また、講座価格が安いとはいえ通信講座各社の中で一番安いというわけではありません。

割引を利用すればかなり安く受講することはできますが、割引価格も月ごとに変化するのでいつ開始するか見極める必要があります。

参考までに通信講座各社の簿記講座(2・3級)の価格を比較したリストを紹介します。

スライド1

クレアールは通信講座にしては高いかもしれないが講座内容的にコスパ◎

受講した感想として、短期合格や効率重視の学習方法を売りにしていますが、実際には自分の頑張り次第なのではないかな、と思います。

クレアールの講義だけ、テキストだけでは絶対合格しませんし、過去問ばかり消化しても根本的な理解が追い付きません。

クレアールは短期間に暗記する学習法ではなく、インプット・アウトプットの連続で知識を定着させる学習法です。

ここが私の中で一番のギャップでしたし、結果的にプラスになった、非常に良い点でした。

クレアールの受講料は大手予備校と比べれば安いですが、通信講座の中では少し高いかもしれません。

それでも割引を利用すればかなりお得に受講することはできますし、講義のクオリティやサポート体制などトータルで見るとコスパに優れた通信講座だと思います。

私のこの感想を読んで、少しでもクレアールについて理解が深まったと感じて頂けたら嬉しいです。



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