若き見知らぬ者たち
今年は磯村勇斗くんの舞台挨拶を2回も観れてラッキー。
『若き見知らぬ者たち』、観てきた。
もうやめてくれ……と目を背けたくなるような現実のオンパレードで、かなり切なくなった。まあ、見る前から分かってたけど。
最初の入りと霧島れいかさんの演技が上手かったなぁ。全体的にかなり伏線回収が多い映画で、主人公の父親がなぜ借金を重ねるようになったのかという理由は、映画の後半に明かされるしくみになっている。
面白いというよりは、なかなかにしんどい映画だったけど、私にしては珍しくウトウトすることなく最後まできちんと観れた。直前にジョナサンでハイボールと赤ワイン呑んできた割にはちゃんと観れた。
磯村勇斗はやっぱりかっこいい。こんなイケメンマスターがいるスナック、私なら毎日通うのに。私だったら、この家庭に100万くらいくれてやるのに、って思いながら見てた。
一方で、(映画のストーリーとは全く関係なく)頭の片隅に、ずっと、好きな男がちらついていた。
そう思ったのは、きっと、この映画の主人公の彩人のように、誰の心にも危うい脆い部分があって、何か、ふとしたきっかけであの子の心も死んでしまうかもしれないと思わされたから。
彼の不安定さを知っているのに、もしかしたら助けを求めているのかもしれないのに、それを知らんぷりするのは違うのかな…なんて映画を観ながら思っていた。
だからといってなにが出来るわけでもなく、ただ日々が過ぎていくのだけど。
恋愛がつらくて、占いをしてみたい。
人生ではじめて課金するかもしれない。