自作曲解説|パズル - AIきりたん
こんにちは、VOCALOIDなどで曲を作っていますシカクドットです。
ひそやかPとの合作「パズル」にて、主に自分が担当した部分の編曲部分の解説です。
全体
1番2番と担当を切り分けすぎず、大体との箇所においても自分の入れた楽器とひそやかPの入れた楽器が共存するような状態になっています。
星野源のようなタイプのポップスを共有の方向性にしつつ、やりたいことと、やってみたいことと、やってもらいたいことを混ぜ合わせながら形作っていきました。
イントロ
フリーテンポで歌い上げるやつやりたかった。ちょうど歌唱力のあるAIきりたんを使用しますし、絶好の機会なので実行しました。
ただ常に力強く歌い続けてしまうので、ボリュームオートメーションをほかの箇所よりも細かく書きました。
「凸凹に~」の箇所で3拍子になるところがテンポを揺らがせた効果がよく出ていて好きです。
Bメロ
モントゥーノがやりたかった。いつかどこかで使ってみたいと思っていたところ、ひそやかPから頂いたリズムパターンがぴったりだったので入れました。
モントゥーノのある曲だとタッキー&翼のVenusとか、椎名林檎と宮本浩次の獣ゆく細道が好きです。
2番Aメロ
最初はもっとループ素材を置いていたんですが、結構間引いたらよくなりました。上手にすっきりさせるのを身に着けていきたいところです。
色反転している部分はシェイカーのループ素材です。この間引きが我ながらナイスポイント。
間奏
ひそやかPのアコギを細かく刻んで散らしています。小ねぎかな?
自分の担当部分に絞りましたが、ひそやかP側のパートも歌詞も褒めるところが尽きない良い曲ができたと思います。ではでは。