メモ:「パンはパンでも食べられないパンはな~んだ?」の発祥を調べたら1969年まではさかのぼれた
インターネットで調べた情報なので、徹底的に調査したわけではありません。他の人が気になった時に少しでも役に立てばと、noteの方に書いておきます。
調べ方
図書検索
・国立国会図書館:蔵書検索
・国立国会図書館デジタルコレクション:閲覧可能なものを一部内容確認
・Google ブックス:検索
「なぞなぞ」や「パンはパンでも」などで検索し、読めるものは適当にいくつか中を開いてみた。
情報検索
・Wikipedia:パンそのものの普及の歴史を確認
・BingAI:パンの普及の歴史を確認する際のサイト探し
見つかった情報
以下のことが分かりました。
1955年
学校給食を背景にパンが普及(パン自体は55年より前から給食で食べられている)
パン - Wikipedia
1969年
Googleブックス検索で見つかった「教育 第237~242号」に、「パンはパンでも食べられないパンは、なんでしょう。(フライパン)」の文を発見。
1974年
国立国会図書館デジタルコレクションで見つかった「2-308 子どもの「なぞなぞ」遊びについての研究・・・Ⅰ」にて「おだんごでも食べられないおだんご」というなぞなぞを発見。
他にも子どもから出されたなぞなぞが記載されているが、パンのなぞなぞはない。あまり広まっていない可能性がある。
1983年
「パンはパンでも」という本がある。
このフレーズがより浸透している証拠なのか、本当にユニークなパンの本なのかは不明。
まとめ
ということで、1960~1970年代に広まったのではないかなと考えています。
その他
明治時代はなぞなぞのフォーマット自体が現代と異なる。判じ絵やなぞかけが多い。