#所ドラ2023 しかばねチーム指名方針について その①

こんにちは。
この度、埼玉西武ライオンズ単独仮想ドラフトである、所ドラ2023に参加してきました。ここでは、指名方針についてノートにまとめてまいります。

Part1では、ライオンズの編成から感じる部分や、実際にドラフト前にどのような構想を練っていたか、などを書き記していきます。

◎ライオンズのポジション別雑感

①投手
1.先発
ここ数年間でかなり充実してきている印象を受けます。エース格の高橋、助っ人のエンス、昨年10勝の與座に関しては今年も同等の活躍を期待したいところ。松本ももう一皮剥ければ安心してローテーションを守らせることができるかと思います。今井は昨年怪我もありましたが、持っている球は高橋に負けず劣らず。平良の先発転向が編成に与える影響は大きく、隅田、佐藤と一昨年暴力的なドラフトを展開しただけに、この二人の奮起にも期待したいところですね。 懸念点としては、高橋のメジャー志向になってきます。圧倒的な成績を残した場合に快く送り出すための準備は必要です。高橋の他に複数年にわたり実績を残した選手が少ないため、現状では安心することはできない、という表現が適切で、 渡邊の伸び悩みも気になるところ。もう一枚西武お得意のスケール重視の高校生指名を展開しても面白いと思います。

2.中継
平良の先発転向もあり、若干の不安が残るものの、昨年さらに一皮むけた水上に本田、森脇と手堅い布陣があそろっている印象を受けます。守護神の増田や、大車輪の役回りが期待される平井の2枚がいつまで耐久するかは懸念点ではあるものの、既存戦力のレベルアップで賄える可能性も大いにあり、今絶対的に欲しているという状況ではない印象です。先発同様、即戦力志向というよりは、ハイシーリングな選手を獲得していければいい感じ。

②捕手
森のオリックス移籍により完全な穴になりました。ベテランの岡田は怪我がちで、現状では柘植、古賀に任せることになりそう。ただドラフトでの補強としては、2年前の古賀に加え昨年は野田と、世代トップランナーを指名しているため、用はなさそうな感じです。あるとすれば第三捕手兼1B・3Bの枠かと思いますが、今年そのような打撃枠の捕手がいるか?という疑問は残ります。

③内野
二遊間に関しては、源田、外崎の後継者探しは継続して必要なものの、オープン戦では児玉がいい動きを見せており、バックアップは勤まりそうな気配があります。二軍で滝澤、川野、山村といった若手を引き続き育成していきたいところ。もう1枚、将来的に二遊間を任せられる選手を獲得しておいてもいいかと思います。 問題はサード・ファーストといった打力が必要なポジション。山川が今年国内FA権を取得し、去就は流動的。渡部の伸び悩みが編成に与える影響は深刻で、今年は将来への足がかりとなるシーズンを送ることを期待したいです。ブランドンや中山など、打力に期待がかかる選手を獲得しており、編成も必要性は感じている模様で、現役ドラフトでは阪神から陽川を獲得しました。名前を挙げた選手の今年の成績如何によっては早急なテコ入れが必要になるかもしれません。

④外野
現状、ポジションが埋まっておらず一見穴に見えるものの、内野からのコンバートが考えられる長谷川や、愛斗、岸、若林、西川、鈴木などに加え、昨年のドラフトでは蛭間、古川を指名。楽しみな若手を多数抱えておりドラフト的には優先順位は低いように見受けられます。ただし数年後の打力に不安が残るため、ポジション関係なく主軸を張れる選手をその都度見極め獲得することは重要です。

〇全体を通じた印象
投手野手ともにハイシーリングな選手をドラフトでは獲得したほうがいいかなという印象です。特に野手においては数年後の長打力不足が心配な布陣。直近では前述のとおりサードのテコ入れが必要な可能性がありますが、いずれにしても打力を必要としているポジションということもあり、大きいのを打てる選手に狙いを絞るのもありかもしれません。

◎上記を踏まえて…指名方針!
「スケールの大きい投手とスラッガー候補~ロマンを追い求める~」

この段階では、基本的には投手を厚く指名する予定でした。
野手はむしろ狙いを定めてピンポイントで指名する必要があること、佐々木に行くこともこの時点ですでに決めており、到底当たると考えていなかったので、外した時のプランばかり考えていたからです。

では、実際にどのような選手を指名したかはPart2で!
よろしくお願いします。

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