広くて浅いヲタク
おはようございます🌞
早速、総ツッコミを受ける題名で始めてみました。
「広くて浅かったらヲタクじゃないだろ!」
「ヲタクは一つのことに底の底まで掘っていく事だろ!」
「そもそもヲタクって・・・。」
いろんな声が聞こえる中、先日、同じ奈良のイベントに出展していた知人と
「推しの文化」
色々話す時間があり、その中でここに気が付きました。
ワタシはヲタク、ヲタクと言っているが、広くて浅いヲタク
元々、彼が「推しの文化」について色々質問してくれて、ヲタク文化や、ヲタクの思考、ヲタクの世界観について説明する中でワタシの中でひとつ整理がついたのです。
まず1番にリアクションが大きかったのは、【 推しに対しての意見でヲタクはヲタクを否定するのでは無く、意見を受け、更に上塗りする。】
「なるほど!あなたの考えはそうなんですね!私はココはこう言う考えなんです」的な。
なんとか相手よりも自分が推しに対して、より知識に溢れ、より推しを愛している。という「 自己満足 」を味わいたい。
ヲタクはそう言う生態なんだと言うこと。
「ヲタク」と言うと、現代でもなお、偏見の目で見たり、「キモチ悪い」とか「怖い」と思ったりする人が多いです。(少しずつは変化して来てはいますが・・・。)
しかし、彼と話をしていると、誰もがヲタクを受け入れ、自分の中にあるヲタクを理解し、色々なヲタクが存在し、色々なヲタクと共存している。と言うことを知れば、もっと楽しく平和な世の中になりそうだよね!と気付く。
気付いてますか?皆さん基本ヲタクだってことを。
例えば、
・私はお化粧品のこと好きだから結構調べたりして、良し悪し知ってるんだ!
→このマスカラ以外考えられない!→マスカラで○○推し
・毎日料理してるけど、調味料はやっぱりコレ。だって他より○○が違うし!
→この味噌は本当に深い味わい!→この味噌、推せるわ〜!
・俳優の○○が好きだから、その人の作品は基本見る様にしてる!
→単純にこの俳優さんマジ演技すご!→俳優だったら○○を推すしか!
・あの歌手好きだから、曲とか沢山歌うことが出来る!
→あの歌手の曲の中だと絶対この曲!→神曲!しかかたん!
これって、そうじゃない人からすると、推しに対しての「こだわり」が、他よりも強いってことなんですよ!
料理人だって、職人さんだって、ソムリエだって、大学教授だって、バイク屋さんだって、ネイリストだって、そうじ屋さんだって、それぞれ「こだわり」や「知識」があります!
それは主婦の方だって当然ある。
ココで題名にもつけた、【 広くて浅いヲタク 】であるワタシの話をします。
ワタシはよくヲタクである。と人々に伝えます。
まぁアイドルが好きで○○推しだったり、アニメが好きで□□のアニメだったら○○推しだったり、秋葉原文化が好きなので、そう言うのですが、でもワタシは世の中のヲタクよりも推しに対する知識量も熱量も圧倒的に低いです。
エヴァンゲリオンが子供の頃から好きですが、エヴァヲタクの方と話をすると圧倒的に取り残されちゃいます。というか聞き専になります。
でもワタシはヲタクには違いないと思ってるんです。
最初に言った「意見を受け、更に上塗りする」のと違うじゃん!って。
矛盾してるじゃん!
以前までのワタシはそう考えていたのでヲタクを公言出来ていませんでした。だってワタシなんかよりも深い人五万といるので😆
でもじゃない人からすると圧倒的にヲタクなんです。
そう!!人によって全然変わる。
彼と話をしていると、そこに気付く事ができたんです。
ワタシのヲタク人生は、知識やこだわりがない人にはそれ相応のヲタクで対象を好きになって貰いたく、話をし、
ヲタクの人にはより知識を得る為に色々教えてもらう。ヲタクの先輩にヲタク知識を教えてもらう、ヲタク。
「ヲタクのヲタク」をしてきた人生でしたwww
ヲタクを知らない彼とヲタクについて話をすると、彼も彼自身のヲタクな部分に気付き、それに気付いた途端、この考え方が広まればもっと楽しめるんじゃないか。と思ったそうです。
深く深くのヲタクは当たり前だけど、そうじゃなくたって自分なりのヲタクを理解することで、
相手を否定する必要がなくなります!尊敬すらするかも知れません。
現にワタシはヲタクを尊敬してます。だって凄いじゃん!あの熱量と知識量。
ワタシは色々な分野でヲタクを公言し、じゃない人をその分野に好きになってもらい、あっという間にワタシを追い越してワタシ以上のヲタクになった友人が沢山います。
そしてそんな人から色々教えてもらってます。
「 ヲタク文化が平和な理由 」
ヲタク文化が平和な理由の一つに【 好きな物・事 】と言う共通言語の中であれば、年齢・性別・住んでいる場所、関係なく平等に話す事が出来ます。
(中には古参ぶっちゃう人いますけどwww )
現にアイドル現場では5〜60代の男性とか女子高生とか主婦とか工場勤務の男性とか(あくまでも例え)が普通に同じ推しのことを話しして盛り上がります!
推しに対するヲタクは無条件に推しを好きでいて、推しを敬い推しの気持ちに少しでも寄り添うようにする。それがアニメキャラだろうが、物であろうが気持ち的には同じだと言うこと。
推しの事を布教するのだってヲタクにとっては大切なこと(たまに推し被り敵視って方もいらっしゃいますがwww)
みんながみんな嫌いな物を叫ぶよりも、みんなの好きを堂々と叫ぶ事で。
他人の好きと自分の好きが違ったって、自分の好きが、ずっと好きである事には何も変わらず、人は人自分は自分。
これが争いを減らす大切なところだと思ってます。
ちなみにワタシはエヴァのアスカ推し。
レイ推しの人にアスカの話をするとき
「レイ?わかる、あの深く儚い目の奥の優しさとか最高だよね!でもね、アスカは。。。。。なんだよ!」
と。
最後まで読んでくれてありがとうございました。