憧れのあなたとの初対面。
あなたに初めて会ったのは画面越しだった。
あなたはいつ見ても綺麗だ。
僕なんかでは相応しくない。
そう思いながら、気にも留めないようにしていた。
しかし、時間が経っても経っても今回ばかりは忘られない。
僕の心の中であなたの存在が段々と大きくなってゆく。
可愛らしい名前とは裏腹に、細く上品でスタイリッシュな見た目。
常にトレンドを発信するみんなのアイドル。
いつも輝いていてみんなから愛されている。
まさに僕にとっては高嶺の花のような存在。
気がつけば毎日のように画面越しであなたを見ている自分がいた。
それなら、いっそのこと会いに行こう!
そう決心して、1度だけ会いに行った。
初めて会ったあなたは、みんなの視線の先にいた。
自信に満ち溢れ、堂々と構えているあなたに一目惚れだった。
新しいカラーもすごく似合っていた。
ドキドキと高揚感が止まらない。
しかし、僕にとっては程遠い存在。
こんなに近くにいるのに自分のモノにできない。。。
それから数日経っても、やはり忘らなかった。
僕はまだあなたにとって相応しくない男かもしれない。
しかし、これから頑張るから!
周りの誰が見ても、お似合いって思ってもらえれるような男になる。
そう心に誓った。
そして、僕は大金をはたき、頑張ってあなたに猛烈にアピールした。
すると、僕の気持ちが届いたのか!?
僕に会いに来てくれることになった。
こんなに嬉しいことはない!
毎日毎日ドキドキ、早く会えないかな。と気持ちばかりが昂る!
しかし、あなたからの連絡は、
9/22〜26日の間のどこか。
と、詳しい日時までは教えてくれなかった。
それも仕方ない。
忙しいあなたは色々と飛び回っている。
それでも僕は会える事を楽しみにずっと、ずーっと連絡を待った。
そして、今日9/23の朝。
「今から行くね!」
と、急にメールが届いた。
会いたくて、会いたくて、震える。
(西野カナかて!)
しかし、突然の連絡すぎた。
今日僕は仕事だ。
少し待ってもらうかもしれないけど、19時に来てほしい。
そう伝えた。
今日のこの瞬間のために僕はずっと頑張ってきたのだ。
その願いがようやく叶う。
仕事が終わり、急いで帰宅。
玄関前であなたは寂しそうに僕の帰りを待っていた。
それを見た僕は、胸が苦しくなり、すぐに優しく抱きしめた。
あなたの事を大切にします!
今日からよろしくな!相棒!!
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