迷えば迷うほど心ときめく「わたしのマトカ 片桐はいり」
わたしのマトカ
片桐はいり
あけましておめでとうございます。(おそい)
2022年初投稿。
月に2冊読めるようにしたいです。年間30冊読めたらいいなあ。
文章に、旅行記に決まりが無いなと思ったエッセイ。巧妙なテクニックがあるというより、とにかく人の温度が文面から出ている作品。やっぱり世界を旅できる仕事につきたい。面倒で複雑で煩わしく思う人間がいとおとしいと感じる旅に出たいものだ。
○
・ひと月限定、思い出詰め放題の機会に恵まれた
〜思い出は作るもの?勝手にできるもの?
まずいうえにアルコールが強い。ブスなうえに乱暴だ、と言ってるみたいだ。
・迷えば迷うほど心ときめくのである。
迷いは心の弱さと決めつけていた、あてもない日々を少しくらい楽しんでもいいのではないかと思う。
太陽が地平線に手を引っ掛けたくらいの頃あい
・今時もう、文化の世界では二刀流どころではこと足りない。
掛け算、二足の草鞋が当たり前の世の中。何が正しいか分からない世の中、やりたい事を見つけて有限の命を燃やしましょう
・そうやってどこにでもすぐ馴染んで、1人でも生きていけます、みたいな顔をしていると、そのうちほんとうに誰からも心配されなくなっちまうよ、とわたしに忠告した。
人に頼ることが弱さではなく、頼ろうとする勇気でもあるのか。
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