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鹿鹿 游
2022年4月12日 18:13
おまじない西加奈子「特別なことはなくても、日常のあり得ることを代弁してくれるからこそ共感できる言葉の数々」・感想初版が発行されてから3年もたっているのかと驚きました。文庫が好きですが、読みたい作家さんの作品はできるだけ早く読むようにしようと思います。いつか出版された本の帯を書いてみたい!と思いつつ、その大抵はキャリアのある実力者が書くものであって、さてどこで実力を身に着けようと思うこの
2022年3月22日 23:36
夜が明ける西加奈子読んでいる途中、人間の生物としての生々しさが文章からぞわぞわと伝わってくる。フィクションと忘れるほどの内容はだんだんと気持ち悪さを覚え、読み終わった後はアカデミー賞の洋画を観た喪失感を味わった。それはハッピーエンドで終わることのない終わりの見えない不幸と、不安を苦しみを一人で抱え続ける人間の強さと弱さが入り混じり、生への叫びが込められている作品だったからだ。
2022年1月1日 00:52
炎上する君西加奈子とりあえず読み終えた、先に年内に投稿しておこう。2021年残り4分駆け込みで読了した作品。もっとしっかり読みたかったが致し方無し、やり切った満足感を味わいたかったので、、フィクション、特にある風船の落下は架空話が強いと感じたけれど、人間生活の煩わしさとそこからの解放は誰しもが考えた事があるから、妙に納得した。自分がある種の悩みを抱えていても、その程度の事で悩んでいる