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語れる言葉を増やす習慣。

限られた輪の中にだけいると、専門分野の知識はともかく世の中の情報に疎くなってしまいます。

その対策として最近はじめたのが、1日の決められた時間、ニュース記事を読み漁ること。今はある特定の媒体だけですが、信頼性のある情報を興味のおもむくまま雑食的に目を通しています。

なるべく咀嚼して、使える内容については

  • つまり要点はこういうことで

  • 自分が転用するならこうする

という解釈を交えて。すると面白いもので、人と話しているときやメッセージのやり取りをしているとき、記憶に引っかかっている情報が引き出される体験をさっそくしました。

「そういえば、ここのスタートアップの会社はこういう課題をこういうアイデアで解決をしていましたよ」

こんなことがあると、とても快感ですね(笑)。

記事を読む習慣をはじめてから割とすぐに成果に変わったので、いかに「語れる言葉を増やす」ことが大事か、身に沁みて感じています。

昨今、情報を得るとひと口にいってもさまざまなレイヤーがあると思います。

  • SNSから得る情報…速報性が高く目を通しやすいが、信頼性に乏しい

  • 新聞やニュース記事から得る情報(特に識者が発信するもの)…信頼性が高く情報の深度がある

  • 人から聞く情報…一般に流通しない情報。一定のリテラシーを要すためマスには広がらないことが多い

SNSは個人の体験と深く結びついた情報であるために主観が混じりすぎていたり、どこかで聞いた焼き直しも多かったりします。

喜怒哀楽を感じるために見るのはいいけれど、「語れる言葉を増やす」という点においては目的を満たしません。

情報を取りに行くことが目的であれば、地味でも少しずつ自分が語れる言葉を増やし、リテラシーを高め、自分のステージを上げていくことが大事だと思います。

武装を増やし、人と出会ったとき、共通言語で話せる自分でありたい。

そうすればもっと情報が集まってきます。優秀な営業マンが実践しているのがこのようなやり方ですね。

自分が今どういう情報を得ていて、それらがどういう投資対効果を生んでいるのか
その情報収集はどういう目的を満たすものなのか

改めて、「しっかり考えなきゃな」と感じています。特にひとりで仕事をしていると「取りに行かなければ」本当に情報というのは入ってきません(汗)。

先にも書いたように、世の中にはマスには広がらない情報というのがあります。なぜ広がらないのかというと、有料級だとか希少価値がどうこうというのではなく、伝えても伝わらないから伝えないというのが事実です。

ここに、いかにリーチできるか。僕自身の目下の課題はそこにあると感じています。

あなたも一度、情報を得る目的について考えてみてはいかがでしょう?

そして目的と現実にズレがあるのなら、少しずつ正していきませんか?


大鹿のプロフィールはこちらです

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