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【第6話】どうなる?はじめてのプロジェクト案件
映画の感想書きでは稼げないと気づいた私。単価を上げるには「ちゃんとした記事」を書かねば!ということで思い切って「プロジェクト案件」に挑戦することにしました。ライターっぽくなってきた!
いくぜ!プロジェクト案件
とにかく感想じゃない何かを書いてみたい!
CWにはタスク貯金(ほぼ映画の感想)がたまっていたのでこのままCWで探すことにしました。
早速検索スタート!しましたが、ライティングだけでもすごく沢山あって正直良くわからず。どれも難しそうだし、そもそもいきなり応募して大丈夫なのかなあと不安になってきました。
応募まで至らず検索画面を眺めていたらなんと20ページ目。このまま最後までみても何も見つかりそうもない…ヤバイ。
応募すらしないまま終わるのも悔しいので「初心者歓迎」のブログ記事に応募することにしました。
エンタメ系は自信アリ!
感想じゃない「ライターっぽい記事」が目標でしたが、初心者歓迎ブログ記事はエンタメゴシップ系サイトの記事作成でした。映画情報とかも取り扱いできるようで私にも書けそう!1記事1500文字~という初挑戦ゾーンでしたが、大好きなエンタメ系ならきっと出来る、そんな気持ちでした。
テストを受けてみる
最初はテスト記事を送ってくださいということで、初めて記事を書いてみました。これまでのタスクで感想を書くことには慣れた気でいたものの、本当?の記事を書くとなると緊張してしまいます。
1000文字を超える記事はもちろん初挑戦、なんとか完成させて提出したら2日ほどして本採用の連絡が!!!こんな私を採用してくれるなんてなんてイイ人なんだろう。これは頑張らねば。
1日1記事、できるかも!
今思えばなんてエラそうな初心者!なんですが、テスト記事に合格したときに「これ、やれるかも」と思ってしまいました。
エンタメ系は好きだし、普段みている芸能人や映画とかを記事にするだけで報酬がもらえるなんて、もっと早くやればよかったと後悔したくらいです。
でも、そんな簡単な話じゃなかった。
1日1記事書くということは、そんなあまいもんじゃないと早々に知ることになるのです。
ネタ切れは突然に。
1記事400円のエンタメ記事、恥ずかしいけれど楽勝だと思ってました。
映画とかドラマの話なら何時間でもできるし、ゴシップ大好き、テスト記事もすぐに書けた、1日1記事書くなんて絶対できる、そう感じていました。
ですが、自分が想像するよりもずっとずっと早く「その時」が訪れたのです。
契約は10記事。私が書いたのはたったの4記事、規定数の半分にも満たないうちに書くことがなくなってしまいました……
「忙しいときはまとめて送っても構わない」という担当者のアドバイスを最大限自分寄りに解釈、10日間で10記事書けばなんとかなるとヤバめな考えに頼ってしまったのです。
締め切り直前でも足りない!
どうしようどうしようとオロオロしても全然記事が書けないまま、あっという間に1週間が過ぎてしまい、納品日まであと2日。
そこまできても記事は5つしか完成していませんでした。いろんなサイトをみてゴシップを探したり、映画やドラマの新作情報をチェックしたりしたけれど、全く記事が書けません。どう考えても納品日に間に合わないことがいよいよ確実になってしまいました。
1日1記事も書けないのに2日で5記事なんて絶対無理、文章どころか「ネタ」さえも準備できていない悲惨な状態です。
こんなの楽勝と思い込んでロクな準備もしなかった私が悪いのですが、初めての案件で「自分の力でやる!」と頑固になってしまい、納品日までグズグズ悩むばかりでした。
納品予定日に辞退
どうしても間に合わない、間に合わなかった納品予定日当日、私は担当者へ契約途中終了の申し入れを行いました。
なぜもっと早く相談できなかったのか、辞めるにしてももっと早く連絡すべきだったと反省しています。
本当に迷惑をかけてしまいました。
そうして、私の「初めてのプロジェクト案件」は終わったのです。
すごくむなしくて泣いてしまいました。