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【ドリオ】日本選手権2024 店舗予選 振り返り/コンボのすゝめ。

どうもシジョウです。
9月のドリームオーダーは”日本選手権”の店舗予選が開かれていた、これまでより”ガチ”な一か月でした。私も一層気合いを入れて臨んだ訳ですが…

店舗予選結果

店舗予選には計4回出場し、9勝4敗1分。
最高成績は決勝戦、同点・同打順でサイコロ勝負ピンゾロ負け。
相手は既に権利持ちであったため何も起きず…。ただ優勝こそ叶わなかったものの、勝率としてはそこそこの成績を残せたと思います。

巷のオリックスデッキといえばこちらのオーダー(<スタンダード>と仮称)ですが、私はVol.3発売直後から一貫して<コンボ>構築を使用してきました。

<スタンダード>の例

結論からお伝えすると現状のカードプールでは<スタンダード>の方が強いと感じます。<スタンダード>が10点満点なら<コンボ>は8.5点といった印象です。<スタンダード>の方が強いという前提を理解したうえで閲覧いただければと思います。


使用デッキ

デッキコード:161HB

オーダーデッキにおける<スタンダード>との差は《森 友哉》がVol.1かVol.3か、そして二塁手が《大城 滉二》か《宜保 翔》か、この二点のみ。1番から4番の打順はプレイヤーによって好みが分かれるところであり、今回《森 友哉》は《フルスイング》を引きこむまでの猶予が得られる4番での起用。

メインデッキには《フルスイング》が2,3枚採用されるが、<スタンダード>ではこの枠で上位打線やバニラの覚醒札を増やすことができるので、安定感では劣ると言わざるを得ない。それらを削ってでも採用する【コンボ】で決勝打を決められるか、その一点に全てがかかっている。

ピックアップ考察

今回は上位打線と投手陣に絞って考察・評価していく。

【三塁手】 宗 佑磨 Vol.3

Vol.3環境で対戦機会の多い阪神・楽天がDP5[先発+7]を先発登板させるため出塁させやすく、2枚置きで守られたとしても[先発+7]の優位性を崩したことになるので環境への刺さりが良い。DP6投手が相手でも、後に控える《西川 龍馬》やVol.2《紅林 弘太郎》があまりにも怖すぎるため《勝負師》や覚醒などのリソースを割かれることは少なめ。出塁すれば効果を発揮できることは勿論のこと、店舗予選では打順を進めることも勝利に近づく道であるため積極的に覚醒して塁に出たい。総じて1番《宗 佑磨》は理にかなった起用法であると言えるだろう。出塁への警戒=ミート警戒が厚くなりがちなため要所での強振も効果的(サイコロに自信がある場合のみ)。

【外野手】 西川 龍馬 Vol.3

《勝負師》置かれポイントその1。
超高確率で《勝負師》が置かれてしまうが、序盤であれば相手が《勝負師》に届いていない可能性も十分にあるため強気にW覚醒を狙った方が良い。サポートDPが低く大事に取っておく必要はないため贅沢に使ってしまおう。覚醒を日和った結果、後続のVol.2《紅林 弘太郎》に《勝負師》を温存されて2者連続でポテンシャルを発揮できないなんて失態だけは避けるように。

【遊撃手】 紅林 弘太郎 Vol.2

《勝負師》置かれポイントその2。
投手1枚覚醒に追いつく【覚醒】AP+2と打撃判定+1がとても優秀。ミートDPも3あるためできれば3枚入れておきたい。素のAPが5であることから覚醒への依存度が高く、後続のVol.3《森 友哉》が【コンボ】であることから、相手にとっての《勝負師》の置き所はここまでの2名となる。

【先発】 山下 舜平大 Vol.2

今更語るまでもないので過去のnoteを参照されたい。

3-2-0-0継投

《山下 舜平大》から《宇田川 優希》に繋ぎ、0コストの《平野 佳寿》で〆る継投。《宇田川 優希》の効果の強さは言うまでもないが、全員がミートDP3を持つため各3枚ずつ採用してもノイズにならず、流行りのミート軸阪神・楽天に対しても少しゆとりが生まれる。最終回の抑えシチュエーションさえどうにかできるならこちらの継投が良いだろう。

3-1-0-1継投

そして最終回に大炎上する私はこちらの継投を採用。覚醒専用となるため1アウトずつ確実に取りに行こう。やはり抑えDP7は偉大である。

0コスト中継ぎ

どちらの継投でもタイムポイントが余るため間に挟むことで山札を2枚進められるが、DP5が致命的。打順の進み具合が勝敗に関わる日本選手権では無理には登板させる必要はない。隙を探り慎重に判断しよう。


コンボのすゝめ

さて、ここからは構築の要となるVol.3《森 友哉》について考察していく。

【捕手】 森 友哉 Vol.3

Vol.3《森友哉》の強い点
①【コンボ】が発動するとAP10/強振+2となる。
②《勝負師》を置かれた際の影響が少ない。
③捕手の【本領発揮】を持つため攻守両面で腐りづらい。

Vol.3《森友哉》の弱い点
①【コンボ】を発動させないと打撃補正が付かない。
②【コンボ】を発動させてもAP10までしか上がらない。

【コンボ】を発動して初めてコスト2相応の性能になるため、いかに《フルスイング》を手札に引き込めるかに尽きる。また、他球団には【コンボ】によってAP11まで上がる強打者が多くいるため、守備側は『コンボAP11』を前提として構築を固めることになる。そのような環境でのAP10止まりは決して強いとは言えず、正確に読みを通していく必要があるため活躍させるハードルは高い。…が決して悪いことばかりでもなく。捕手の【本領発揮】を併せ持つためメインデッキに複数枚採用しやすく、覚醒にもつなげやすい=『フルスイング&覚醒』が狙いやすいというメリットにもなる。このあたりはポジティブに捉えていきたい。

Vol.1《森 友哉》との比較

Vol.1《森友哉》の強い点
①【覚醒】が発動するとAP13となる。
②素AP6で強振+2も基礎能力のため覚醒せずとも強い。
③つまりこちらも《勝負師》を置かれた際の影響が少ない。

Vol.3《森友哉》の弱い点
①【本領発揮】の数値も低く守備面では活かしづらい。

と、デメリットも少なく強みもわかりやすいのがVol.1《森 友哉》。もちろんコスト3である以上コスト2より強いことは当たり前ではあるのだが、やはり攻撃面では無類の強さを誇るVol.1《森 友哉》を起用するのが安定ではある。

改めて見てみると圧が物凄い。
ここまで圧力がある【覚醒】持ち打者を3連続で並べられると、守備側としては《勝負師》を誰に当てれば良いのかなど考慮しなければならないことが多く、勝負所の見極めが非常に難しい。そもそも《勝負師》が足りなくてわかっていても止めきれない場面にも直面するだろう。

【コンボ】における攻め方・守られ方

相関図

当然ながら投手がDP7や【覚醒】+持ちの場合はこの限りではないが、最もシンプルなパターンとしては上記の相関図となる。【コンボ】の強さは何と言っても《フルスイング》1枚AP10からのスタート。DP6投手に強振DP4を置いても抑えられないため、2枚出しか投手覚醒を要求することができる。守備側は高い強振APラインを守りたいから覚醒……だと《勝負師》が痛いから強振サポート2枚……にすると今度は『フルスイング&覚醒』で越えられてしまう……と、堂々巡り。相手はこちらの攻め手に有効な選択を当てなければならず、更にレスト・手札・山札の残り枚数などから守り切れない穴を見つけることもそう難しくない。ただし《外野警戒》×2は全てのパターンで止められてしまうため注意が必要。《F.レイエス》をはじめとするAP11勢はこれでも止められないのだが。そのうえで《フルスイング》選手のミート宣言などの逆択も持っているので、全体的に優位性をもって打席に立てる。

上記のような択勝負を有効的に仕掛けられるように【コンボ】選手の勝負時には覚醒札・《フルスイング》・《勝負師》はできるだけ揃えておき、何でも狙えるような手札にしておきたい。こちらが取れない選択肢があるとバレてしまっては途端に圧力が減ってしまうため、レストにも複数枚パーツが落ちていないような状況が作れるとベスト。

さいごに

先日Vol.4の新カード情報で《大貫 晋一》投手が発表されました。

  1. 手札の要らなくなった《フルスイング》をアウトエリアと交換できる効果

  2. 【コンボ】持ち選手のサポートDPを上げる効果

以上の2種類を持つ<コンボ>構築用先発ということで注目を集めましたが、もし同様の効果がVol.4宮城くんに採用された場合は<コンボ>構築にも強みが増え、考察が深まっていくと期待しています。が、正直今回SSPで収録される若月とのバッテリーを想定した【コンボ】とは関係の無い能力になるんじゃないかな~と勝手に予想しています。若月はフルスイングって感じじゃないしね…

と、思ったらやはり独立した効果でした。

ついでにしれっとショートで公開されたVol.4《西川 龍馬》が【コンボ】持ち。まぁこちらはまた別の機会に評価・考察していきます。

以上、Vol.3のコンボについての考察でした。
ちょっと内容が薄い部分もあるので気が向いたら加筆修正していきます!

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