【鎌倉の野鳥 №02】 鳴き声がにぎやか「ガビチョウ」
鎌倉の野鳥コレクション
鎌倉でみかけた野鳥を集めていくマガジンです。
ガビチョウ
見かけた場所と時期
5月5日。西鎌倉付近。
見かけていないけど鳴き声を森林公園(藤沢市)で聞く。
https://goo.gl/maps/f1noJgGqxMmV4Mfc6
分類
スズメ目→チメドリ科→ガビチョウ属→ガビチョウ
名前
和名:ガビチョウ、画眉鳥
学名:Garrulax canorus
英語:Chinese Hwamei
和名は、中国名の漢語表記「画眉」より。目の周りにある眉状の模様から。
留鳥or漂鳥
日本では留鳥。
でも鳴き声は季節による。
分布
中国南部から東南アジア北部にかけて広く生息しています。日本では、ペットとして輸入された個体が籠抜けにより定着したようです。日本では、ペットとして輸入された個体がかご脱けにより定着しました。日本国内では留鳥として生息し、南東北、関東、中部、九州北部で見られます。本種が多く観察されるポイントとして、東京都内では高尾山が有名。日本への侵入年代は、江戸時代から輸入の記録がありますが、野外では1980年代に北九州で観察されたのが最初。関東では1990年に山梨で最初に観察されました。
形態・生態
全長22-25センチ。 尾が長い。体色は、全体的に茶褐色や黄褐色。 喉と上胸に細い筋が入っています。尾羽はやや黒い。目の周りから後方に向けて眉状に伸びた特徴的な白い模様を持っています。くちばしの色は黄色。 鳴き声は、大きく美しくさえずります。ウグイスやキビタキ、オオルリ、サンコウチョウといった鳥たちのさえずりを真似ることがあります。よく地上走り、あまり高く飛びません。地上採食性で、昆虫や果実を食べます。
丘陵地、平野部の低木林に生息し,藪を好みます。積雪量の多いところには分布していないのは、地上採食性であり、渡りをしないため。
まとめ
さえずりが美しいのだけれど、声色が大きいことが日本での愛玩鳥としての人気に水をさしたようです。わたしの印象は、とても可愛い鳥でした。
参照
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