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自分史的なクリッピング史料

昨日、バイクの保険を更新した。50歳を過ぎてから、中型のバイク免許を取得し、バイクも買ってしまった。でも結局、そんなにツーリングをしたりする訳ではないので、実はもったいない投資なのだろうなぁと思っている。勿論、バイクを磨いたりしたりすると、ちょっと所有欲というかその満足感に浸れるのも事実だけど、やはりいざ乗ってどこかに行くとその間はとても気持ちはいいもの。でも結局なかなか一人でどこかへ行こうということにもなかなかならないのも事実だ。ある意味では独善的な判断もできないということだろうか。それにしても、兵庫県知事の立ち居振る舞いは本当にいかがなものだろうか。どうして斯様なリーダーが選ばれてしまったのか?本当に不思議に思える。独裁者はどこにでも出現する可能性はあるのはわかっているものの・・・。

2024年9月9日 朝日 元頭取はまちの不動産屋さん

少々ほんわかする記事だ。まさに兵庫県知事の話題が世間に席巻しているからこそ目についた感じ。この主役は矢沢さんという、元愛知銀行の頭取。2015年6月から4年間頭取を務めた方が、故郷にUターンして、68歳、退任から2ヶ月で、お母さんの介護をしながら、町の空き家問題を耳にする。過疎化が進んだ故郷は、移住を促進したくても、不動産屋が廃業して、空き家の仲介が困難な状況に。そこで、銀行員時代に取得した資格を元に、町で唯一の不動産屋を開業。町とも連携して、経験値を積み重ねてきたとある。

紹介された方のコメントも出ているけど、事後のフォローもしっかりされている様子。評判が呼び、県内のみならず、首都圏からの問い合わせもあるという。開業から4年で約80件の成約実績。空き家の築年数は40〜150年とまさにザ・古民家。相続人や管理人からの相談など様々な事情があるという。
建物は住居して維持・管理することで、その寿命も延命できる。町を見渡して行くと、故郷の良さもわかるとおっしゃっている。

この故郷・東栄町は、人口戦略会議が推計した「消滅可能性自治体」に挙げられ、2050年の推定人口は約1300人らしい。人口の流入装置・エントリーゲートを自ら担うことで、町の衰退にくさびを打とうというのだろうか。当然、かつての職場仲間からは、頭取まで務めた人が何故?という疑問を投げかけられることも多いという。そりゃそうだ。何せ企業トップにいた人の多くは引退後、取引先企業の顧問や役員になったりするケースがほとんどだろうから。地域貢献を掲げて取り組んでいるというのは、気概や覚悟もあってのことだろうけど、この記事からは楽しんでやっているという雰囲気も伝わってくる。後、10年は続けていきたいという願いが、どんな未来を描いて行くのだろうかという関心も寄せて読める記事。

それよりも何よりも、リーダーとしての実績ある方が、高齢化の社会の中でどのような役割を担えるのか?という現実的な解決策として「地域のため」と目標設定できるところに羨ましさも感じる。兵庫県知事も、県議会議員全員の辞職勧告要求までいってしまったら、議員は住民の代表でもあり、その全てが「No」と申し出た瞬間にやはり職を辞するべきなのではないか?と思う。地域のためにはなっていないのだから。姫路城のレゴブロックをもらったり、カニをもらったりしている場合ではないのだ。



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