きかんしゃやえもんに出て来た車両
小学生の頃(小学2年生か3年生ぐらい)の教科書に
「きかんしゃやえもん」が載っていた事は覚えてるけど
作中に出て来た車両が以前から気になっています。
Wikipediaによるとやえもん以外の車両はレールバス(機械式ディーゼルカー)、EF58、EH10。
やえもんの客車もあるけど、客車は多分はっきりした形式はないかと。
ただ、これは原作の絵本の話。
教科書にはもっと車両が出来てきた記憶があるんです。
EF58は何となく覚えてる(青大将色だった気がする)し、EH10も載ってたかな。
これらに加えて、EF65(多分500番台)、EF81かEF80も居たような。
さらに101系か103系も居たかな。
ただ、うろ覚えなのであっているかはわからないが、色を覚えてるから多分載ってた。
ただ、原作の絵本は1959年なのでEF65もEF80やEF81もまだまだ登場せず。
東海道本線前線電化は1956年、EH10登場が1957年。
レールバス……キハ01、02、03は1955~1957年に登場。
なので、レールバスはキハ01,02,03かなぁっと。
レールバスは教科書に載ってたけど、自分の小学生の頃はすでに廃車になっていた。
やえもんの走っている路線をちょっと考えたけど、SLの客車列車から
レールバスに置き換わるのはかなりの閑散線区。
ただ、機関区にはEF58やEH10(教科書にはEF65やEF80、EF81もいた)がいるから
東海道本線の機関区に配属されてたって事に。
さらに教科書には101系か103系が居たから、品川がもでるかもしれないがEF81はいなかった気もする。
北陸本線が交流電化されたのが1957年だけど、EF80の登場は1962年。
なんので原作には登場せず。
EF65も1960年代なので、教科書になる時に追加されたのかなぁっと。
あと、教科書版は多少内容が変わっているみたいなので。
現実的な事は置いといて、やえもんは主要幹線とローカル線が分岐する
都市部の機関区に配置されてたって事かな。
やえもんのモデルになった1号機関車は交通博物館に収蔵されるまえ
長崎県の島原鉄道で運転されてたそうで。
明治の鉄道会開業時にイギリスから輸入されたSLであるけど
オリジナルでなく何度か改修はされているとの事。
あと、やえもんを馬鹿にしてたレールバスだけど、SLよりも早く消える運命に……。
やえもんは火の粉止めがついてなかったが、それが原因で畑の稲わらが燃える事に。
明治6年1月27日にSLの火の粉がっ原因の最初の火事が起こったそうで
明治に輸入されたSLであるやえもんが原因の火事はおかしな話じゃないようで。
ただ、時代的に火の粉止めがSLに装備されてはようだけど。
1959年だと地方だとまだまだかやぶき屋根の家も多かったそうなので
農家が怒ってSLの運行をやめろと押しかけるのは何となくわかる。
ただ、実際は地方の機関区はおおやで、近所の人が石炭カスを拾って
家で使っていた話を振る鉄道雑誌で読んだ覚えがあります。
教科書の話のなかできかんしゃやえもんだけ覚えてるのは根っからの鉄道好きってことかな。
モデルになった1号SLは現在も大宮に収蔵展示されるので1度は見に行きたいですね。