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エッセイたち

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2024年12月の記事一覧

きょうだい児でもなく身近にも障害者がいない私が障害者について勉強した理由

きょうだい児でもなく身近にも障害者がいない私が障害者について勉強した理由

タイトルは自閉症?ASD?いや自閉スペクラム症にしようか?と悩んだが、文字数とわかりやすさ的に自閉にしてしまった。

私は学生のとき、障害科学(障害者や、障害と社会、障害と歴史など)について学び、自閉スペクラム症を専門として研究していた。

そんな私は元々障害者に興味があったわけではない。

…むしろ苦手だった。怖かった。
急に大声を出す人、飛び跳ねる人、
どっちに行くか分からない白杖を持った視覚

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別れがあっても、泣けない

別れがあっても、泣けない

人との関係には、出会いと別れがある。

人との別れを惜しんで、
思い出を振り返って、
泣いている人をみて、

とても思いやりのある方なんだな、
人間味のある方だなと思う。

別れという観点では、卒業式でもそうだ。先輩が旅立っていく。それで、今までの思い出とか感情が涙として表に出る。

姉も、私がメキシコに旅立つとき泣いていた。

でも私は、そういう別れでは泣かない。
というか、泣けないのだ。

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あなたにも趣味がある。

あなたにも趣味がある。

時々、自分のnoteを見直すことがある。

あら、昔の私はこんなことを言っていたようですね。

今や趣味といえることはたくさんあるけれど、「趣味」って考えると少し気負ってしまうんだよね。

読書は好きだけど、毎日読んでるわけではないし…。
映画も観るし好きだけど、○○監督の作品がすき!とかないし…。
コーヒーやワインにも関心はあるけれど、飲み比べたりカフェやバーに通い詰めてるわけでもない…。

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写真を撮るのは1枚でいい

写真を撮るのは1枚でいい

最近は携帯電話(スマホ)で手軽にキレイな写真が残せるようになった。

それにより、観光に行くと誰しも必ずスマホ片手にその対象物にカメラを向ける。

私もまたスマホに写真を残す一人である。
それに違和感を感じつつも。

せっかく行って、時間を作って行った場所。

写真フォルダを見返せば、たくさんの写真や動画。
しかし、その時私の目には何が写っていたのだろうか。
スマホの画面ばかりだったのではないか。

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