ひとりそたぶ30 30世紀

祝30回目!!褒めて!!良かったらスキ押してね!!

今夜は「30世紀」です。漸く数字とリンクしたよ!!

特に言う事は無いですね。ハンター×ハンターが終わらないって設定だけ思い付いて中身は毎度の事ながらしょぼいです。

ではご覧下さい。


レイニースターライト
コント/未来へ

20××年

(ハンター×ハンター、来週号より休載します。再開の際にはWJ本誌にて告知します)

中年:ぬわ~~!また冨樫休載かよ~!!5年振りの再開だったのにたった二週間でまた休みかよ~!!

   ドラゴン桜の作者みたいに話だけ考えて、絵外注して描かせろよ~!!連載に向いてねえよアイツ~!!

   ったく、連載始まったの俺が小学生の時なのに未だに完結しねえってどういう事だよ!俺もうすぐ定年だぞ!?

   ワンピースだってこないだやっと終わったばっかだっつーのに……。果たして俺が生きている間に完結するのだろうか……。

??:まあまず無理でしょうね。

中年:誰だ!?この年でも知らない奴に話しかけられるのって恐怖!

未来人:私は30世紀の未来からやって来た者です。予め言っておきますが、ハンター×ハンターは貴方が生きている間には絶対完結しないです。

中年:すっげえ信用出来ない奴が信憑性ありまくりな事言ってる!!

   えっ!?30世紀って900年も後!?証拠はあるのか証拠は!?

未来:証拠ですか。まあ過去の人間に未来の事を話すのはNGなんですけれども。

中年:ハンター×ハンター終わらないって言ったお前が言うな。

未来:兎に角信用して貰わない事には此方としても不都合しかないですね。

   一口に言っても信用出来ないとお思いでしょうが、これを見て頂けますか?。(アップルウォッチみたいな機械から一冊の本を取り出す)

中年:うわっ!ドラえもんの四次元ポケットみたいっ!いやいやいやそういうマジックかもしれん騙されんぞ。

   (本を受け取って)見た感じは普通の週刊少年ジャンプみたいなんだけどなあ……。29××年って丁度900年後の日付にはなってるけど……。

   本物だとしたら売上減ってるのに頑張ってるなぁ……。紙質も今と全然変わらん再生紙に色付けてる安い紙だな……。

   900年経ったとしても中身もスポ根丸出しの野球漫画やら思春期の男の子を羨ましがらせるラブコメとか若ければ笑えるギャグ漫画も載ってる。

未来:この雑誌の125ページを見て下さい。きっと信じざるを得ませんから。

中年:どれどれ……。

 

   うわっ!!俺じゃん!!偉人伝に俺が載ってる!?

未来:創刊1000周年記念の連載第一弾として貴方のサクセスストーリーが描かれてます。アンケート順位も上位をキープしてます。

中年:マジでか!!?しがない中年リーマンだぜ!?出世コース渋滞してて未だに部長代理の俺だぞ!?ちっぽけなストーリーだぜ!?

未来:貴方が定年前に開発した技術が21世紀の世界ならびに太陽系の惑星をよりよい方向に進んで行きました。

   そしてその功績を称して30世紀に住まう我々の代まで語り継がれる程の偉人として名を残したのです。

中年:マジかー……。俺が働いてるの中堅の和菓子会社なんだけどなぁ~……。(未来のジャンプを返す)

   宇宙は勿論の事英語話せないからワールドワイドに対応すらしてねえんだよな……。支社すら無いし……。

   まあ嘘でもいい気分になったから君の事信じるよ。で何しに21世紀に来たの?

未来:開発云々は恐らく一週間以内に閃いて、そこから一気にブレイクする筈なのでカットします。後寿命の話は出来ません。

中年:一週間以内で人生急上昇する事実聞けただけでもうお腹一杯だわ。それ以上知ったらただでさえ短い寿命が縮んじゃう。

未来:私がわざわざ言いたいのは、貴方が後世に名を残す事を伝える事と

  

  

   ハンター×ハンターの連載が終わらないという事を(ドーン)

中年:わざわざそんな事だけは知りたくなかったな!!もっと色々気になる事は山ほどあるのに!!

未来:30世紀でも終わってません。3世紀休んで2週載って今6世紀分休載してます。

中年:スケールすげえな冨樫先生!!俺より確実に先に寿命来そうなのに!!

未来:それだけを伝えて私は30世紀に帰ります。お仕事頑張って下さいね!!貴方が居ないと我々の命が消えてしまうのですから……(蜃気楼みたいにフッと揺れて消える)

中年:おいちょっと!!最後とんでもねえ爆弾をさりげなく落としたな!!

   なんだよ全く……。せめて俺がどんな方法で太陽系すら巻き込むセンセーションを起こしただけでも知りたかったな……。

   本は返したし俺の偉人伝も扉絵しか見てないし……。とりあえず一週間以内に何か起こるのだけは分かったな……。

  

中年:この一週間後に火星から生まれた生命体が地球に侵略を始め、俺が勤める工場にも攻めてきた。

   起死回生の一発で開発に難航していた試作品の和菓子「未来」を与えた所、なんと和解が成立。

   この「未来」一つで世界中の戦争がなくなり、悲願だった平和な世界が誕生し、永久に続く事となった。

   こうして俺は世界を、宇宙を救い後世へ名を残す事となった。

   

   しかし生きている最中に冨樫先生が3世紀分のコールドスリープに入り、俺が生きている間にとうとう完結する事は無かった。

 

未来:さてコールドスリープから覚めて気分転換にタイムマシンで900年前に戻って元気も出たし、未来でも食ってまた原稿でも描くか~。

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