再放送 ひとりそたぶ40 刑務所
書いた奴、死刑ですね
ではご覧下さい。
処女☆後悔
漫才/初音専用なのです!
蜜:成長して嬉しかったのは、やっぱり自分だけの部屋が持てるって事よね。
初音:分かるのです。初音もリフォームして専用の懲罰房が与えられた時はとっても嬉しかったのです。
蜜:……はい?懲罰房とな……?自分の部屋じゃなしに?
初音:そうなのです。初音の部屋とは別に初音専用の懲罰房がお家にあるのです。
蜜:あるのですって言われても納得行かないわよ!実質一人二部屋じゃないの!
初音:ひょっとしてみっちゃんは懲罰房が無い家の子だったのですか……!?(憐みの眼差し)
蜜:普通どこの家庭にも懲罰房が置かれた所なんて聞いた事無いわよ!刑務所でしか聞かないフレーズを家庭に持ち込まないで頂戴!
初音:みっちゃんは幼い頃イタズラとかして怒られた時、押し入れには入れられた事は?
蜜:あるけどそれと同一で語られても!何?はっちゃんは押し入れを懲罰房って言っちゃう家庭の子なの!?
初音:違うのです。ちゃんと洗面台と洋式トイレが畳敷きの3畳間の奥に置かれているタイプのです。
蜜:リアリティのある懲罰房ね!「刑務所の中」で見たのと同じじゃない!
初音:やっぱり専用の懲罰房は落ち着いて良いのです。でも入っているとテンションが高まって来るのです。
蜜:一行で矛盾を起こさないの!落ち着くか興奮するかどっちかにしなさい!……じゃないわ!入ろうとしないの!!
初音:昔はお兄ちゃんと一緒の雑居房だったから嫌だったのです。
蜜:兄妹の二人部屋って言いなさい!
初音:いえマジモンの雑居房だったのです。畳敷きの6畳間の奥に洗面台と木の扉でガラス張りのトイレが和式あるのです。
蜜:そこもリアリティがあるわね!雑居のトイレがまさしくそれじゃないの!
初音:良かったらみっちゃんも一度我が家に遊びに来るのです。
蜜:そんなヘンテコなお家行きたいわけないでしょっ!!絶対に嫌よ!!
初音:あっ、誘っておいてアレですがダメでした。
お客さんはアクリル板張りの面会室に案内しなきゃいけないから初音の懲罰房を見せられないのです。
蜜:最早殆ど刑務所じゃないの!!行かないし行けなくて良かったわ!!さっきから人のトラウマをほじくり返して何なの!?
初音:みっちゃん……?どうしたのです……!?
蜜:大体懲罰房なんて良い事無いじゃない!!
不潔だし薄暗いし日中はずっと正座しないと怒られるし!!下手したら後ろ手に手錠を嵌められるし!!用を足す時は一々呼ばないと怒鳴られるし!!
入れられるとずっと一人で狭い空間で何日も過ごさないといけないし、話し相手は看守だけで、内容も挨拶と番号と願いますだけだし!!
それに反省の色が見られないってワケだから仮出所が遠のいて満期まで服役しなくちゃなんないし、その分の作業報奨金はカットされるから出所したら苦しいし!!
そんな懲罰房が良いワケないでしょうが!!
初音:「刑務所の中」って漫画の事だと思ってたらリアルにみっちゃんが投獄された経験だったのです!!
前科持ちならみっちゃんを入れてあげるのです!!初音の懲罰房を雑居房にするのです!!
蜜:だから金輪際お断りって言ってるでしょ!いい加減にして頂戴!!
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