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Profile
椎名エリ
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「私は快楽なんて知らない」の執筆者。
執筆中に、三和出版の季刊誌で連載をする。
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幼少期から、もしくは先天的に、重度な精神疾患を抱え、生きるということは、私にとって、とても困難なことだった。
現在は、自分の片割れだと信じられる、トランスジェンダーのMと婚約中。
Mは、仮面も鎧もつけずに、本当の自分で接することができる唯一の存在で、それはMも全く同じ。
今は生きてきて良かったと、心から思う。
まだBlogというものが存在せず、テキストサイトをhtml手打ちでしていた頃から、私の執筆する理由は、いずれ消えてしまう幸せの欠片を残し、消えた時にその欠片を拾って生きながらえよう、というものだった。
そして、今も「私は快楽なんて知らない」の椎名エリに幻想を持って憧れてくれている人のために、生存確認の意味でも執筆を再開した、というのもある。
けれど、消える幸せを執筆の糧としていたことで、今の幸せを執筆することで幸せが消えるのではと、Mに関して執筆することが、とても怖くなってしまった。
幸せの欠片は欠片なので、本当は不幸なものだった、当時は目を閉じて見ないようにしていたけれど。
Mはテキストサイトの頃からの椎名エリの読者でもあった。
だからこそ、逢っている時にこの理由を話し、快楽なんての椎名エリは筆を折ろうと思うと伝え、執筆が苦になったのであればそれで良いと思うと言われ、椎名エリを殺すことにした。
今後は、今までのように、逢った時のことは必ず執筆する、ということはなくなると思う。
それは、Mとチャットを欠かす日がなく、私が満ち足りているから。
また、アカウント等を削除変更した理由もある。
Mがトランスジェンダーの自覚を持ち、変容し、最近(2024年)になってからは、トランスジェンダーであることを隠す必要が無い人には隠さなくなった。
Mは今も変容し続けていると、私は感じている。
私たちにとって良い意味で。
Mの変容(Mは私に指摘されて自分がトランスジェンダーだと気づいた)に感応して、私も変容し、新しい名を貰ったが、卑下しているわけではなく、Mの変容に比べれば、私は同性愛者からのバイセクシャルと自分のことを当時思っていたのが、サピオセクシャル・サピオロマンティックだと気づかされたことぐらいで、とても小さな変容だった。
そして、それが私の変容だったのだと受け止めていた。
ところが最近私は、酷い幻聴を起こし、薬で眠って起きて落ち着いたのだが、その時Mと色々なことをチャットし、その会話の中で、少しずつ、少しずつだが、結果、殻が破れたような、とても大きな変容を遂げ、その結果、今までに書いていたものが、他人の文章ように感じられ、今の私としてリスタートしたいという、前向きな意味で削除した。
心配させてしまった方、椎名エリの執筆する文章が好きだった方には申し訳ないのだが、私の精神面の不調からMがショックで気絶するまで追い詰めたりしたこともあり、私の精神疾患(非定型精神病)、指定難病(OPLL)、更年期障害等を悪化させないためにも、このような判断に至った。
けれど、やはり執筆は好きなので、各種SNSでは文字数等の関係や、リンクに飛べない等考えて、読者を意識せず、不定期だが、noteを新たに再開しようと思う。
更新のお知らせはInstagramとBlueskyとXで。