【不妊治療】体外受精を始めたきっかけ
こんにちは!
名古屋在住のアラサー、ぴぴです。
今は仕事と両立して、不妊治療専門のARTクリニックに通っています。
今日は、ARTクリニックの2回目の受診から、
体外受精のきっかけについて書きたいと思います。
▼2回目の診察
ARTクリニックの初診を終えて、
2回目の診察は1週間後に旦那さんと2人で向かいました。
本当は月経3日目で受診する必要がありましたが、
予約がいっぱいで取れず、月経5日目のタイミングで受診しました。
【2回目の診察でやったこと】
・同意書などの書類の提出
・感染症検査の結果確認
・超音波検査(私)
・精液検査(旦那さん)
精液検査に使う検体は、
その日の朝に採精して受付で提出しました。
そして、結果はその日のうちに言い渡されました。
▼精液検査の結果
最初は私だけが診察室に呼び出されて、
では結果を、、となる前に先生から、
「今日は旦那さんもいらっしゃってますか?もしよければ一緒に聞いていただいても…」
と言われました。
一瞬、ん?と違和感を感じながらも、
旦那さんを呼んで2人で診察結果を聞くことになりました。
そして、席につくなり、
なぜ旦那さんを呼んだのかがすぐ分かりました。
精液検査の結果、
「運動精子濃度」と「運動率」の数値が、
基準値よりも圧倒的に低い状態だと説明されました。
精子の運動率は基準値が42%以上に対し、
今回の結果は18.9%となっていました。
そして、そこからは淡々とした説明が続きました。
要するに、
・精子の運動率が低いので自然妊娠はほぼ不可能
・人工授精であっても精子が行き届かないため妊娠は難しい
・体外受精、顕微授精に進むしかない
ということでした。
説明が続くたびにたくさんの資料が机の上に並び、
先生は丁寧に説明してくださっていましたが、
あまりに予想していなかった言葉達に、
すぐには心の理解が追いつきませんでした。
旦那さんと2人で、まずは冷静に説明を聞いて、
分厚い体外受精の説明文書を渡され、
今後始まる自己注射についての説明書を渡され、
次回までに提出するたくさんの書類を受け取りました。
私の中の妊活は、
タイミング法や人工授精など、だんだんステップを踏んでいくものと思っていたので、
体外受精については全く無知の状態でした。
だからこそ内心は、
「自分で注射するの!?」と戸惑いましたし、
不安が一気に襲ったことを覚えています。
幸いにも、感染症検査結果はどちらも異常なく、
すぐにでも治療は始められる状態でした。
ただし、最短で体外受精を始めるにしても、
今回の月経5日目の段階からはスタートできず、
次回の月経3日目からのスタートですね、と言われました。
ということで、9月に初めて受診してから、
10月から体外受精をすることになり、
飛び級のステップアップとなりました。
▼体外受精を始める前にしたこと
1ヶ月後に体外受精を始めることになり、
やったことは2つです。
1つ目は、体外受精の知識を得ること。
2回目の診察の帰り道に本屋によって、
「妊活たまごクラブ」の、
「初めての不妊治療クリニック受診ガイド」という本を見つけて買いました。
今後始まる治療の流れを分かりやく知れましたし、
クリニックから渡された資料は難しい専門用語が多く使われた説明書だったのですが、
市販の本には専門用語の紹介もあったので、
照らし合わせながら理解していきました。
また、本には芸能人の方の妊活エピソードもあり、
「おばたのお兄さん」も同じ精子運動率の低さがきっかけで不妊治療をはじめたと知りました。
私達の状況ととても似ている中で、最終的に子どもを授かっていると知り、とても勇気づけられました。
2つ目にしたことは、仕事先への説明です。
体外受精が始まれば、週1〜2回の通院が必要にもかかわらず、
クリニックの診察予約は混み合っていたり、
急に2日後に1日休みが必要になる場合もあったり、
仕事終わりや休日だけで通院することは不可能だと思いました。
翌日には、会社の責任者に面談の時間をいただき、
不妊治療を始めること、
体外受精のステップのことを、
クリニックの説明書を見せながら説明しました。
ありがたいことに、不妊治療の相談を受けた経験がある方だったので、すぐに理解をしてくださいましたし、むしろ応援をしてくださって、本当に安心しました。
また、会社内で公にすることはしませんでしたが、
自分が休みをとると迷惑をかけてしまう同僚には、
一緒に帰ったり、ご飯に行ったりする中で、
不妊治療をすることを自分の口から話しました。
そんなこんなで、
最初はすぐにでも体外受精を進めたかったのですが、
体外受精を始めるまでの間にできることを探してしっかり準備できたので、
結果的に1ヶ月後のスタートで良かったと思っています。
そして、ジェットコースターに乗っている気分で、
急に環境が変わって戸惑いもありましたが、
むしろ体外受精という経験を積めることと、飛び級で妊娠確率の高いステップに進めることを、ポジティブに捉えようと思いました。
次回は、体外受精ステップに進んだ後の、
通院について書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊