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いざ、鎌倉へ!

ずーっと夫婦の夢だった鎌倉移住。
ついに実現する時がやってきた。

なぜ鎌倉なの?

「鎌倉に引っ越しました」と周りに報告をすると
必ず聞かれる質問。

その答えは単純には、
・海の近くに住みたかったから。(夫はサーフィンが好き。)
・鎌倉を舞台にした大好きな小川糸さんの小説「つばき文具店」に影響を受けたから。

だけど、夫婦で話し合う中でもっともっと深いところに実は共通した想いがあった。

今年の私たち夫婦のテーマになっているのが
“本質とは“

“本質“を求めることは“豊かさ“に繋がると私たちは考える。

・人との出会いや繋がりを大切にすること。
・自然を大切にすること。
・日本の伝統文化や四季を大切にすること。


これらが私たちにとって“まさに本質的な生き方だよね“と感じる共通する考え。
まさに私たちにとっての“本質的な生き方“に近づける場所が
“鎌倉“なのだと思っている。

私たちにとって鎌倉という場所は…

・確固たる思想や考えを持っているユニークな人たちとたくさん出会える場所であり、
・自然豊かな場所であり、
・伝統的な行事や繋がりが今も大事にされている場所。

鎌倉生活を通して感性を磨き、
便利さや富、名声に捉われない人間的豊かさを身につけていきたい。

もうひとつ、私たちの共通した願いとして、
“人が集まる家にしたい“
というものがある。

それは単純に家に人を招いてみんなでわいわいすることもあるけれど、
元気がなかったり疲れている友人がいる時に
少しでも元気や勇気を得られる場所でありたいと考えている。

そこでこんなコンセプトも密かに考えてみたり。笑


『来る人みんなが日常をリセットし、
 自分らしさを取り戻せる場所』

世の中は世知辛い。

沢山の情報に溢れ、価値観や考え方も多様。
何が正しくて、何が間違いなのかも簡単に判断もできない。
それらひとつひとつを取捨選択しながら私たちは日々を送る。
その繰り返しは、かなりのエネルギーを要するし、精神もすり減っていく。

世間からの厳しい目。うまくいかない仕事。
人とは違うことが生きづらい学校生活。
先の見えない恋愛。分かり合えない家族。

これら全てをすっきり手放して生きることができたらどれほど楽だろう。
だけど、人と人との関係が複雑にからみ合うからこそ成り立っているのが
この世の中なのである。
そうある以上、そこから抜け出すことは死ぬ以外に不可能。
だけど実際、抜け出すことは不可能でも、
一時的にという形で距離を置くことは可能である。

それは、一旦日常から離れて空っぽになる時間を過ごすこと。
思う存分睡眠を取ること。美味しいもので心を満たすこと。
小説の物語に没頭すること。気の許せる友と何気ないことで笑い合うこと。
自然とじっくり対峙してみること。方法は色々ある。

そうすると、自分の周りにある本当に大切なものや人たちの存在。
自分の中にある譲れない信念。自分が自分に願う人生。
誰がなんと言おうと胸を張って誇れる自分の魅力。
そんなものが見えてくる。

そうすればまた明日に向かい歩き始める気力が
自分にはまだあることに気づく。
複雑にからみ合う人と人との関係の中にわずかでも
確かに光や温かさがあることにも気づく。

日常をリセットして、自分らしさを取り戻すための時間。
そういう時間を家主を含めみんなが安心して過ごせる、
そんな場所でありたい。



鎌倉生活、これからちょこちょこ綴っていきたいと思う。

一度きりの人生、嬉しいことも苦しいことも
全て肥やしにしていこう。


つづく。

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