2929/9/10 納豆チャーハン

会社から帰ると、もう真っ暗。日没が早くなると、寂しくなる。晩御飯を作ろうと炊飯器をチェックすると、保温時間が70時間と、私史上最長保温記録を更新していた。最近夫が仕事で家にあまり帰ってこないので白米が減らないのである。

こんなにカピカピになったご飯は、もうチャーハンにするしかない。具は、冷蔵庫にあった玉ねぎと卵と納豆を使った。

これが、チャーハンには一家言ある夫にまさかの大ウケであった。「納豆が入っているのにこんなパラパラになるなんてすごい！」と、めずらしく大絶賛で、「上手に作ったねえ」とちょっと偉そうだけど褒められた。

味付けは、鶏ガラスープの素と醤油ちょろっと、そしてマヨネーズちょろっと。そりゃマヨネーズを使っちゃえば、もうおいしくなるに決まってる。ズルした感じもあるけど、カロリーハーフマヨだから、まあいっか。

70時間も保温され続けた白米は、こうしてめでたく愛され納豆チャーハンに生まれ変わったのであった。めでたしめでたし。