【日記】最近思うこと

今の自分を構成しているのは、これまで仕事でお世話になった方々だと思っている。

共演した先輩方の勉強することの大切さ、チャレンジすることの勇気、失敗を恐れない姿勢を見てきた。
画面に映らなくても、丁寧にマニキュアまで塗ってくれたメイクさん。神は細部に宿ると教えてもらった。
あるCMの監督さんには遊び心を教えていただいたし、たった15秒で世の中が変わることも知った。
舞台の演出家さんには、より多くの演劇の楽しさ、そして苦しさ、何があっても精一杯やる、そして自分できちんと考えるということを学んだ。
お客さんから、喜びや責任、自分は孤独ではないということを教えてもらった。
初めて出演したドラマで、衣装と鬘をつけてもらった後は日向を歩かない、日陰を歩き、日傘も差すということも。

今、観ている映画も読んでる本も、すべて周りの皆さんに教えてもらったし、そこから派生していって観よう読もうと思ったものばっかりだ。

苦しいとき何を思うか、楽しいとき誰と分かち合うか、社会のニュースを知り、理不尽なことに怒り、悲しむということ。

つい、こないだも、「エンターテイメントには人を元気にする力があると思っている」と私に言ってくれたプロデューサーさんがいた。色んなことに辟易していたから、その言葉が本当に胸に沁みた。

映画や演劇には人を幸せにする力があると私はたくさんの人たちから教えてもらった。誰に何を言われても絶対この気持ちだけは曲げたくないし、負けないぞと思う。絶対頑張る。何があっても。誰にバカにされても、蔑まれても気にせず、悪口を言われても、嘘をつかれても、ちゃんと強く生きていきたい。
ずるして上手く立ち回る人が得する世の中かもしれないけど、例え、損しても、多くの人のためになる作品の力になりたい。私が救われたように、多くを学んだように、たくさんのたくさんのたくさんの方々のために生きていきたい。

↑これが今言いたいことだったりするのかもしれない。


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