【日記】６月の日記

【日記】６月の日記

６月はすぐ来た。舞台が終わって、次の次の日くらいが６月だったから、びっくりした。今日は６月の終わりだけど、まだ５月の気持ちの気分だ。

６月は図書館カードを作って、借りた。ずっと前にりりこちゃんに教えてもらった柚木麻子さんの『BUTTER』を読んで、バターを買った。バターを買いたくなる本だった。本当にあった事件を元に女性の結婚観だったり、恋愛観だったり、人生観が描かれていて、「わかるわかる」とこれからの自分のことが書かれてるように感じて、じっくり読んだ。自分が美味しいと思うものしか食べないっていう自由あるよな～。毎食毎食、揚げ物やら甘いものは食べられないし、鉄分不足だから鉄ばっかりとってるわ。鉄、鉄。

それから、医療脱毛でレーザーを当てに行った。去年、怖いもの見たさで行ってから、レーザーの熱くて痛いにハマって、何回か行ってしまう。山中ちゃんは脱毛してない方が面白い！と言われたから、ほどほどにしよう。レーザーに当てられて、真っ赤な脚や腕を見ると謎の達成感と多幸感が湧いてくる。ローンじゃないから、行きたいときに行けるのが良いね。

二つ隣の行ったことが少ない方の駅に行った。鏡が割れたから、百均に。大きい道沿いを歩いていたら、雲とかがピンクで、めちゃくちゃ綺麗な色だった。ウーバーイーツの人が自転車から下りて写真を撮っていたし、歩道橋からおじさんも写真を撮っていた。私も写真を撮った。

二つ隣の駅の入ったことのないスーパーで、豚バラ軟骨を見つけた。安かったから、煮てみた。５時間くらいかかった。料理だと思った。煮込み中に、冷蔵庫の外側をウエットティッシュで掃除した。家事だと思った。私は生活をしている！生活をしているぞ！！

『転校生』の打ち合わせと諸々の打ち合わせを進める。自分で企画書を書いて、人を集めて、予算を組んで、創作してってものすんごいことだと感じる。簡単にいえば、大変なんだけど、大変の中に複雑な層があって、これは恐ろしいことだ。お金の計算をして頭を抱えたり、スケジュールとにらめっこをする。数字と戦う。それに加え、私は楽しい面白いと思っているんだけど、はたしてそれは世間にどれくらい受け入れてもらえるのか、もらえないのか。そういう漠然とした不安。なんでみんな、こんなことができるんだろうか。全部、自分の責任だもんな。覚悟よ。すげーわ。まじですげーわ。

そんな感じの６月でした。