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”英語でコーチングセッションできるコーチになりたい”を叶えるまで

こんにちは。Co-leadersのしほです。
実は2024年は私にとってスペシャルな1年だったのですが、その1つが「英語」との関係性に変化があったことです。


英語コンプレックス

私は典型的な長年の英語コンプレックスの持ち主です。中高生の時から「帰国子女」に憧れて、次元の違う英語を話す人たちすげーって思ってきました。”英語”という言葉に私は呪縛を持っていてw
両親が共に英語ができる人でした。母は高校の英語教師。父は海外で仕事をしたり駐在をするような人。海外の映画を字幕なしで見れちゃうような両親です。弟も今や海外駐在などの仕事をしていて、国際派家族なんですね。
でも、私は憧れはあれど、中高でもそんなに英語は勉強できなかった。留学にも憧れはあったけど、「行けば話せるようになるなんて、甘い。海外に行って何を学びたいんだ?」って聞かれて、答えに困り、結局学生時代に、留学は行かずじまい。海外旅行は好きだし、英語しゃべれるようにはなりたくて、外国人の教授のゼミに入ったりしていました。高校も大学も英語が得意な人が割と多い環境にはいました。でもそういうところには、常に「帰国子女」というツワモノがいて、コンプレックスに苛まれる日々なわけです。

学び始めたきっかけ

私は悔しさがバネになる人間のようです。3年前にシステムコーチングのリーダーのオーディションがあって、それはグローバルのリーダーを選ぶものでした。私はそこに憧れはあれど、英語での選考なんて自分が出られるハズもなく「あ、これは私は呼ばれていないやつだ」と判断しました。つまり受けなかったんですね。
その後です。ボディーブローのように効いてきました。その選考のプロセスの間、私はシステムコーチング創始者のMaritaの書いた英語の本を、自分で全文翻訳にかけながら、和訳して理解しました。自分でも根暗だなーと思います。でも自分にできる小さな一歩は、英語でORSCに触れていく、そんなことだったんですよね。(後に、私は日本人に日本語で創始者の思いを届ける必要性に火がついて2冊の翻訳本プロジェクトに参画しています。1冊はこちら。2冊目は現在奮闘中。)

それから複数のオンライン英会話コーチングも試しました。RIZAP、スパルタ英会話、TORIZE、FORWARDというところも試しました。
でもね、わかっちゃいたけど、私英語を英語として勉強するのは好きじゃないんです。文法とか、流暢な発音とか。それなりに優等生ぶってしまうので、テストがあればまぁまぁな点数は取ろうとするんですけど、なんか本気のドライブがかからない。好きなのは、コーチング。英語でコーチングを通じて世界中の人と心で繋がるコミュニケーションがしたいだけ。深い本当のコミュニケーションがしたいだけなんです。

やってきた数々のコーチングの英語トレーニング

そんな中で幸いにも所属するCRR Global Japanの中では業界の流れの影響もあれば、Globalのプログラム変更の影響もあり、英語でトレーニングを受けなければならないことが、複数出てきました。
よっしゃ。待ってました!PCCマーカーを英語で受講、ACTCの要件になっているシステミックスーパービジョンを5時間受ける必要があること。できないけど、やるんだ。コーチングにおいての英語ドライブがかかったなって音が鳴りました。実は今でも別のトレーニングを10ヶ月間受けています。ひーひー言いながら(笑)

生きた英語を使う経験

ちょうどその頃、いろんなご縁が舞い込んできました。
1つ目は、2023年11月ICFのサイトを通じて海外のMCCのコーチから連絡がきたのです。「京都に来ています、食事でもどうですか?」と。こちらやりとりを重ねると御夫婦でパートナーシップ事業にも取り組みもされ”The heart of the fight"というも出版されている大物でした。そんなことある?ってスパムかと思いましたが人生面白いです。

”The Heart of the Fight"という本の著者で御夫婦のBob Wright氏と奥様のJudith Wright氏

そして2つ目は、2024年1月父が留学していた時の学友が京都に来るというので、アテンドしてくれないかという依頼。(そんなことは人生で初です)京都に住んでいる役得でしょうか。こちらも御夫婦でした。

こちらメキシコから入洛された父の留学時代の友人夫妻

そして3つ目は、2024年2月実はご縁あって私はクリスティアーネと1on1でセッションを4ヶ月くらいさせて頂く機会がありました。
クリスチアーネとはどんな方かはこちら。(大森ちゃんの記事を拝借)

Love,Power, and Purpose著者のクリスティアーネ

そして3つ目は、2024年3月CRR Globalからの来客。彼もまた日本に来たら京都に来るといいます。京都インバウンドすごいです。世界中から人が来る!

CRRGJの仲間とGlobalの仲間を迎えて

そして4つ目2024年4月イギリスから帰国したら、ナーディアが京都に来ているではないですか。ナーディアについてはこちらから。(またまた素晴らしいから大森ちゃんの記事を引用)

”マネーワーク”をピーター・カーニックから伝承されているナーディア

もうここまで来たら、京都バンザイです。有り難い限りです。
おまけにイギリスで会えなかったファカルティとは後日オンラインでつながりました。彼女はCRR GlobalのPodcastのナビゲーターをしているKatieです。こんな世界中の素晴らしい第一線のコーチ達と繋がりが持てていること自体も自分の特権だし、かつてはなかったことです。

UKのファカルティで CRR GlobalのPodcastのナビゲーターのケイティ

MCCとACTC(どちらもコーチングの資格)へのチャレンジと英語

私にとって、システムコーチングでグローバルのリーダーになろうとすることは、コーチングの資格に英語でチャレンジすることの向こう側にあるものでした。コーチとしても英語力としてもデベロップメントしていくことは、私の目指す世界に1mmでも近づくことかもしれない。ACTCのチャレンジMCCのチャレンジはそれぞれのnoteを御覧ください。どちらも、いつ受かるかわからない私にとっては途方もないチャレンジでした。でも、登り始めたら、いつかは届くんじゃないか、そんな思いでした。(ちなみに、2024年1月時点で2年かがりでACTCには合格しましたが、MCCはまだ不合格続きでした)

ファカルティオーディションと英語

さあ、3年前から時間が経って、2024年3月またオーディションをするということが決定しました。もちろん準備してきましたからね、受けることは今度は決めています。どんな条件であろうと。オーディションの内容が英語かもしれないことも覚悟しました。でも、本当のドキドキはここからです。私の中の本丸ですからね。こりゃー大変な山でした。正直英語がどこまで上達するかは、ファカルティオーディションの十分条件ではあるかもしれないけれど、必要条件ではありません。
むしろ、そのオーディションでの必要条件は、ワークショップリーダーとしてのリーダーシップがあるかどうかなわけです。なので、焦点は英語じゃありません!
このnoteは英語に関しての記事ではありますが、本当のところは、自分のリーダーシップに向き合うということと深く関係しているのです。このプロセスは別の記事から。

イギリスのファカルティに会いに行く

実は数々の英語トレーニングの段落で記載した1つのトレーニングで出会ったのがイギリスのファカルティでした。ちょうど息子の中学卒業旅行としてイギリスに行くことが決まったので、連絡をしてみました。「イギリスに今度いくので会えませんか?」って。Globalのファカルティにプライベートで会いに行くというのは私にとっては冒険でした。AI翻訳なしで一緒にランチしてちゃんと話せるのだろうか?なんて思いながら、ワクワクとドキドキでした。彼らは私がなりたい像の一人でもあるんです。彼らと同じ目線で話をして、私もあなた達みたいになりたいんだ、って言ってきました。

UKでORSCを広げてきたパイオニア達

英語のウェブサイトをリリースする

そんなプロセスを経ながら自分が向かいたい方向性の先には、やっぱりGlobalに繋がるというのがでてきて、自分という人間を伝える日本語以外のツールが欲しくなってきました。そして、2024年春頃に、HPを制作してくれたYUKAFUMIに英語版サイトも作りたいんだと依頼しました。
HPで自分を表現するのは少し背伸びがある感覚で勇気がいります。でもその時は自然に訪れるんですね。2024年7月頃英語版サイトはリリースしました。そのことをYUKAFUMIと振り返ったラジオはこちらです。

英語でセッションの提供

そしてご縁というものは面白いもので。私が英語のサイトを準備しているちょうどその頃、とある方からご紹介で、「英語でシステムコーチング受けられますか?」とご紹介を頂きました。正直まだ流暢とは言えないですが、少しお話してみて、私でよければということで、お受けしました。日本在住の台湾人のカップルでした。なんとタイミングというのはこんなにもうまいこと開かれていくものなのでしょうか。彼らに自己紹介をするためのサイトがもうできていました。
実際に全部英語でシステムコーチングセッションをするというのは、準備も含めて大変。こ゚縁とタイミングからそのエッジを超えることができ、無事継続も決定しました。これは本日の出来事です!

結果得られたモノ

実は2024年は数年単位で憧れていたものがすべて叶いました。
わかりやすい形でいうと、以下の成果。
・ACTCのチャレンジ
・MCCのチャレンジ
・CRR Global Japanのワークショップリーダー(ファカルティ)チャレンジ
・英語サイトリリース
・英語でのシステムコーチングサービス実施(有料)

でもね、実は成果よりもこの全てのプロセスの方が何百倍もジューシーだということ、今だから思えます。

ずーっと昔から夢みていたものだけれど、いつ叶うかなんて到底わからなかったものが、今年揃いました。あ、夢って叶うんだ。そして叶っても終わりじゃなくて、そこから始まるんだって。ひとつ学んだことは、より遠くのことを目標にすると、手前にあるものは自然と叶っちゃうよということ。
ワークショップのリーダーになったこともお披露目された今、コミュニティの方からこんな言葉をかけられることがありました。
「しほさんでも、まだチャレンジあるんですね」
はい、勿論です。私の大事にしている価値観の中で、”開拓”というのがあります。行ったことない世界、見たことないものをこの人生で自分に体験させる。まだまだあります私の2次プロセス。コーチは先にエッジを超えるが鉄則です。

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