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月の満ち欠けのバイオリズムを表現した香りたち

前回、Chiyoさんとの出逢いから、Ablxs『MOON EAU COLLECTION』のお取り扱いまでを、こちらでお知らせいたしました。



さっそくChiyoさんから商品とサンプルが届いたので香りを体験してみることに!


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箱にも「新月」「上弦の月」「満月」「下弦の月」のイラストが。



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こちらがボトル。透明感があって澄んだ印象です。

さっそく順に試してみることに!!



その前にまず、月の満ち欠けのそれぞれの意味と、MOON EAU COLLECTIONをこんな時に使うといいよ、というをご説明をいたしますね。


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《新月》

新月は、地球から見て月と太陽がすっかり重なっている状態なので、地球から月が見えません。月の満ち欠けは闇からのスタートとなります。

闇から生まれる新月は
すべてを再生させる強さを持つ
未踏の雪の下に潜む はじまりの生命力

・気持ちをリセットし、無になりたいとき
・新しいひらめきが欲しいとき
・純粋な気持ちを取り戻したいとき
・未知のことにチャレンジする恐れを手放したいとき


《上弦の月》

上弦の月は、満月に向かって徐々に月が見えていく=満ちていく月の状態です。

カラダも心も満ちゆく 上弦の月
上昇する 健やかな光
眩しいエネルギーを浴びて

・好奇心のままに走り出したいとき
・勇敢・大胆な顔を見せたいとき
・気持ちをリフレッシュし、明るい心でいたいとき
・湧き上がる衝動をカタチにしたいとき


《満月》

新月から14日目、まん丸に見えている満月はみなさんご存知ですね。その中でも地球にいちばん接近して大きく見える時が「スーパームーン」、1ヶ月に2回満月がある時が「ブルームーン」など他にもいろいろあります。

満月のネオンに すべては明らかにされる
秘められたあなたが怪しく咲く
陶酔を誘う香りと共に…

・自分らしく自己表現し、輝きを増したいとき
・人を惹きつける魅力を纏いたいとき
・大事な場面で成功を収めたいとき
・センシュアルな気持ちを高めたいとき


《下弦の月》

満月から新月に向かって、徐々に見えなくなっていく=欠けていく状態です。

水墨画を流れ落ちる墨のように
静寂と共に研ぎ澄まされ
浄化していく 下弦の月

・執着を手放し、自分を解放したいとき
・言葉にできない感覚と繋がりたいとき
・研ぎ澄まされた自分になりたいとき
・苦しみや葛藤を乗り越え、静かな気持ちでいたいとき


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どうですか、これだけでもう「試してみたい……!」という気になりませんか!!

ワクワクしながら、まずはムエット(香水を吹き付ける紙)でそれぞれ香りを嗅いでみることに。


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まずは新月から。

アルデヒド、ユーカリ、青山椒のスッとしたトップノートから、

スズラン、シクラメン、ジュニパー、パインの青っぽい花の香りへ変化し、

そしてラストがベチバー、フランキンセンス、ホワイトムスクのハーブ系、土っぽい自然な香りに感じました。


まさに「始まり、スタート」というような、まっさらな感じで、背筋が伸びるような。リセットという言葉がぴったり。

「香り」と「新月のイメージ」がしっくり合致し、「これはすごい!」と、パッと目が覚める思いでした。



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次は上弦の月。

オレンジ、ペチグレンのフレッシュな柑橘系から、

ミドルでカルダモン、ジンジャー、ペッパーのさわやかながらもエキゾチックな香り、

そしてフィグ、ジャスミン、大麦、ラムのフレッシュで深みのあるラストノートへと変化。


やる気に満ち溢れていて、はじけるような躍動感を感じ、まさに「上昇中!どこまでも行ける!」ような気分になります。リフレッシュにぴったり。



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そしていよいよ満月!

ラム、エレミ、コニャックの高揚感を感じる「夜っぽい」トップから、

アブサン、イランイラン、カーネーションの妖艶さへと続き、

ラストはシナモン、アンバー、ヴァニラの深みのある、甘くスパイシーな切ない香りへ……


これ、夜遊びしていた頃を思い出す香りだー!!

だって成分もラム、コニャック、アブサンと酒好きにはたまらないラインナップ……笑

「センシュアルな気持ちを高めたいとき」と書いてありましたが、恥ずかしながらセンシュアルの意味がわからなかったので調べてみると「肉感的・官能的という意味がある言葉。 セクシーと似ていますがちょっと違います。 色っぽいけれどそれだけでなく、知性や気品を感じさせる美しさがあるのがセンシュアル」なのだとか。

確かに、仕事ができそうな魅力的な女性の香りがします。


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そして下弦の月。

墨、ラバンジン、コニャックのなんともいえない静謐なトップから、

ヴァイオレット、クリアウッドの気持ちが落ち着くミドルノート、

そしてヒバ、パチュリ、フランキンセンス、トルーバルサムの独特で複雑なラストへ。


「なんともいえない」とか「独特な」といったわかりづらい言葉を選んでしまいましたが、それもそのはず、パンフレットにも「言葉にできない感覚と繋がりたいとき」、「研ぎ澄まされた自分になりたいとき」と書いてあるではありませんか。

新月の「無」「リセット」に向かうための、手放していく、寂しいような、だけどすっきりするような静かな開放感。



あ、私、今これだ、と感じました。

自分のタイプ的に「満月!満ちている!」とか「上弦の月!上昇している!」らへんがしっくりくるだろうなあと思っていました。
あるいは、ちょうどサロンをオープンしたタイミングだから新月かな?とか。

下弦の月は意外だったけれど、ちょうどこの香りを試したタイミングに、ちょっといろいろありまして、自分的には「なるほどな……」としっくりきて、感慨深かった。笑



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そして、来たる5/26、皆既月食の日に発売される『皆既月食の香り』。

こちらはまた次回ご紹介いたしますね。



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仙台市青葉区国分町2-8-15
デュプレックス仙台902
salon de room

5/26(水)(皆既月食)〜6/6(日)
*5/31(月)のみお休み

11:00〜19:00
*6/4のみ17:00クローズ


今回のイベントは「完全予約制」ではありませんが、サロンの特性上(オートロックマンションの一室です)、ご来場前にご一報頂く必要があります。

「○日の○時頃に行きます」
「明日のだいたい○時から○時の間くらいに行きます」
「今日の夕方行きます」

等、ざっくりでいいのでご連絡を頂けますよう、よろしくお願いします。

(混雑しないようにご来場時間を調整させて頂く場合もございます。予めご了承くださいませ。)


ご連絡はLINE、InstagramのDM、あるいはメールでも承っております。

shihomame7★gmail.com (★を@に変えてください)