語学学習は山登り
1ヶ月前に受けたフランス語公式テスト DELF
B2の結果が送られてきた。
パリではなくルーアンで受けたので、合否結果はすでに受けてから10日後にわかっていたのだけれど、点数の内訳が知りたかったので、ルーアンのアリアンスフランセーズにメールをしたら、郵送してくれた。
落ちたくせに嬉しかった。
100点満点中、半分の50点取れれば合格なのだが、47.5点だった。
各4項目が25点満点で
・リスニング14
・読解12.5
・作文12
・面接9
口頭面接以外はほぼ半分取れてたのと、あと2.5点で合格できるなら、各項目であと1点取ればいいわけだ。
そこまで遠くないことがわかったので、凹むどころかやる気が出た。
趣味で山登りをしていて良かったなと思うのは、しぶとさが鍛えられて、諦めなければ、いつかは辿り着く確信があることだ。
フランスに住んでいるにもかかわらず、景色がなかなか変わらず、上達を感じれずに絶望していた時もあったけど、テスト勉強をした甲斐があって、ニュースが聞き取れたり、知ってる単語が増えてきた。
だから毎日少しずつ、一歩一歩でもいいので、自分のペースで歩みをやめなければ必ず目的地に到達すると思う。
山登りは天候や体調などのリスクもあるので、時には潔く下山しないといけないこともあるが、その点、語学勉強は危険は伴わない。
私は習得が遅いので地道な作業だが、まさにあともう一歩で、目指していた場所に辿り着けるところまで来ている。
だから3月にもう一度受ける。
自分の足で登り、その先にある景色は、私だけのものだ。
その景色が見たい。