トルコのイスタンブールでの停戦交渉ではロシアはウクライナに中立化を要求し、ウクライナは応じる意向を示しています。そして、ロシアは攻撃の矛先を首都キーフから東部へ変更している4/5現在。時に妄想も馳せながらなぜ、ウクライナをロシアは攻撃するの?な素朴な疑問をまとめさせていただきました。
なぜロシアに攻撃されなければならないのか、どうすれば攻撃されなかったのだろう?
ポーランドもロシアもウクライナにとっては隣国、なのにどうしてロシアとわざわざ犬猿の仲にならなければいけないのか、そもそも、なぜロシアに攻撃されなければならないんだろうと。
ウクライナはロシア系(南部、東部)とロシア系でない(西部、北部)地域でウクライナ危機以前から内紛があったそうです。
ウクライナ東部の人々は、独立後もそうですが、歴史的にロシア帝国人民だったそうです。
イメージとしては、東ローマ帝国をロシアが第3のローマといわれることから、それまではモンゴルの支配があったりしたそうですが、西ローマ帝国が後のヨーロッパ諸国(EUなど)になり、地球の西側がアメリカが支配、特に、地政学的にみればヨーロッパ諸国とポーランド、ロシア、アメリカ、アジアの代表は日本、なので、それを継承した捉え方をウクライナは日本についてしているんだと。
1917年からウクライナ独立までの道のり垣間見る
国をつくるぞと作ったら「建国」、承認されて国ができることを「成立」、頼らずに運営できるようになれば「独立」なんだと。
ところで、自治州が独立して共和国になったなどがありますが、どうやって国はできるんでしょうか?
国家構成に必要な4要素
ずばり、国民、領土、政府、他国と関係を築く力となるそうです。国民のイメージは、そこに住んでいる人々と思っていますが、もう少し文字化してみます。
国民:
・アイデンティティーや感情のつながりがある
・実際の効果のあるつながり
・その国に所属してつながっていること
・実際の利害関係でつながっていること
領土については、国境の内側に主権が及ぶ地域をもっていることです。ここで、主権とは他の国に依存も従属もしていない状態です。
そして大事なのは承認なんだと。先ほどのドネツク人民共和国は自称とありました。ロシアには承認されている、でも国連には承認されていないから自称なんだと。
国連に承認されると多くのメリットがあります。
企業で考えてみるとなるほどとなりました。誰でも独立起業はできる、でも、青色申告を受ければ、多くの税制面での優遇が受けられる、でも青色申告を受けなくても独立して経営を続けることはできる。
国の場合、国連に承認されていないだけで、いくら平和で安定、経済開発もされていても国家運営は厳しいのだそうです。国連に承認されなければ、通貨も国外では何の価値もなくなるんだと。
国境は変えられないと法学者の多くはいいます。
国が分裂して、新しい国家をつくれるのか問題。
コソボで表面化しました。旧ユーゴスラビアが解体したとき、できた新しい共和国は6つで、そのうちの1つがセルビアでした。
コソボはセルビア国内の1つの州で、セルビアと異なる民族でした。
コソボに対して国際社会はコソボは民族自決権(民族自決:独立したヨーロッパ諸国の事)を持つべきだと主張したそうです。
コソボはセルビア国の中の州なので、独立権(民族自決権)がありませんでした。そのため、自動的に独立できない、つまり反対するセルビアとロシアを非平和的手段でしか独立を得られないということで、暴動、それはNATOが1999年に軍事介入するまで紛争が続くことに。
結果的に、ドネツク人民共和国のような形でしょうか、2008年に一方的にコソボは独立宣言をしましたが、セルビアは独立宣言を無効とし、国連の法廷ともいわれる国際司法裁判所にコソボ独立派違反してるよね?と訴えます。
裁判所の判断は、国際法は地域の独立宣言を禁止することはないというもので、コソボの独立は国際法違反ではないというものでした。
国連加盟国の半数以上からは、コソボの国家地位は認められました。
しかし、国連としてはコソボを主権国家(政府が主である。政府が国を統治し独立的な権利行使ができる国)として認めていなかったので、主権国家としては認められない、つまり自称国家となったんですね。
でも、一定数の国々からは国家地位は認められているので、世界銀行、IMFや国際オリンピック委員会加盟などの権利行使が可能になっています。
会社も企業も有力な国や会社に協力してもらわないと独立、樹立は不可能だと(by 米クリーブランド州立大学で国際法を教えるミレナ・ステリオ教授)
1960年の世界情勢の話ですが、東ティモール(ポルトガルの植民地)はインドネシアに攻撃されました。でもアメリカはインドネシアと同盟国だったので、東ティモールを助けませんでした。そのため、東ティモールは独立できませんでした。
しかし、1990年代の冷戦あと共産主義の崩壊によりアメリカは、
もうインドネシアと同盟を結ぶ必要がなくなりました。
同時に東ティモールが国際的に注目されはじめたんです。
アメリカはそれに着目、その時はじめて東ティモールの民族自決権利行使を承認し、東ティモールは2002年に独立しました。
国際法|領土保全の権利と自決権の関係性
スペインのカタルーニャの人々の話。国際法ではカタルーニャ地方の人々は自決権をもっていると。でも、スペインには領土保全の権利があり、それは自決権をしのぐそうです。そのため、独立を希望するカタルーニャは結局、独立権(自決権)は持てず、自治権をもつことになると。
自治は独立の一歩手前、だけど自治体は市民が主体で市民は主体になれる、話し合いに参加して、自治運営に参加できるんだと。
自治体と市民の話し合いの場として、文字ツールで意見交換ができる株式会社自動処理社の「アイデアボックス」。
アイデアボックス|国民主体、市民主体の意見交換が可能なデジタル文字ツール
イメージはみんなでつくるマインドマップではないですが、充実した、みんなでつくる課題解決のためのブログサイトのような感じです。ご興味がある自治体様、企業様、個人様、現在無償提供中なのでご一報いただければデモ開催いたします。
ところで、もしご自身の自治体が日本国から独立して共和国になることを妄想いえ、想像してみてください(クイズっぽく)。日本では自治体のイメージとしては、国とかなり乖離している、そんなイメージないでしょうか?共和国なんかになっちゃったら、市長が大統領になるん?みたいな。
日本から●●県から●●共和国として独立したいと思える人がどれくらいいるのかなと思ったり。東京都一極集中であることをまさに実感。もし、共和国化をすると市町村が宣言すれば、市民の自治への参加への意欲は今とはまた別の参加意欲がでてくるんだろうと。日本という1つの国は、1つの日本人という国民国家であることも、民族間の勢力争いのない、今の温和な日本であり続けられる理由でもあるんだと。もちろん、戦国時代などの領土争いはありましたが。
そして国民国家でない、多くの民族の共和国からなるロシアの歴史のように、多民族国家なら、日本=日本人というわけにはいかず、ロシアから多くの枝分かれした民族が派生することになり、共和国内に複数の民族主体の州がある場合、それぞれが民族主義をかかげたい、独立したい気持ちになるのはなるほどと思いました。
1918年からの概略|ウクライナの独立まで
1922年
国の中に邦(くに)がある状態。
ソビエト社会主義共和国連峰の実権を握っていたのは、共和国の中でも勢力が強いロシア。
ソビエト社会主義共和国連邦は、クーデター後にロシア連邦になります。
ソビエト社会主義共和国連邦(ソビエト連邦、ソ連邦、ソ連)に支配されていた、ウクライナ領土内の「ウクライナ・ソビエト社会主義共和国」は、社1917年から1991年8月まで存続しました。
ウクライナの西部以外は1918年に実効支配が、第二次世界大戦後はウクライナの西部が合併の形で支配。
実質、ウクライナ国全体がソビエト社会主義共和国連邦に支配される形になったのは第二次世界大戦が終わった時なんだと。そして、「ウクライナ・ソビエト社会主義共和国」の規模はロシアに次ぐソビエト社会主義連邦共和国の中で第3位の共和国でしたと。
時は過ぎ( ^ω^)・・・1991年まで中略いたしております。
1991年|ウクライナの独立までの道のり
1991年にクーデターが起こりました。
ソビエト社会主義連邦共和国を実質支配していたソ連共産党が解体されました。
エストニアとラトビアは2004年にNATO加盟国となっています。
ウクライナは1991年に独立しました。
言い換えると、それまではソビエト連邦のものだったのです。それを、プーチンはもともとはウクライナはロシアのものだったと思ったから、今の攻撃、ウクライナ略奪になったと考えるのも1つではないでしょうか。
でも、嫁や婿にだした人を実家が、もともとはこの家の子だったから、実家で支配するよ、さらには子供を返してもらおうとはならないはずです。子供夫婦にとれば、お世話にはなったけれど、攻撃されるなんてことはありえないでしょう。いや、実家からお世話になってしまっている場合とか、いろいろな理由はあるんでしょうけれど。余計にややこしくしてしまったようですね、では続きにまいりましょう。
独立!ウクライナのしおり:
・面積は一番広く日本の1.6倍
・人口も4000万人超と第5位。
・農業が盛んな地域大国
・人口の8割はウクライナ人、残りの大半を主に東部に住むロシア系住民が占めます
・ウクライナ人はロシア人や北隣のベラルーシ人と同じ東スラブ民族で、10世紀ごろに今のウクライナの首都キエフにできた大国、キエフ公国が源流。
・キリスト教が国教となったことが今のロシア正教につながるなどロシアとは歴史的に深い関係にある
・独立後、親ロシア派(南部、東部)と親欧米派(西部、北部)による政権争い。
素朴な疑問ですが、ロシアは攻撃を東部にうつしました。東部には親ロシア派の人達がほぼ占めるのに、その人達はロシアへ避難するのでしょうか?
1991年12月25日ソビエト連邦崩壊まで~ソ連8月クーデター
ソビエト連邦がその幕引きを行ったのは、1991年12月25日。それまでの崩壊のいきさつの大きな1つがこちらです。
共和国が国を滅ぼしたということになりますね、簡単にイメージしてみますと、東京が日本を滅ぼしたというイメージでしょうか。ロシア共和国はソビエト社会主義共和国連邦の中で、もっとも有力な共和国だったので。
時は過ぎ
2012年
さあ、現在は2022年なのでちょうど10年前の出来事ですね。
2012年|なぜウクライナ危機に?
2012 年:プーチン氏第 3 期目の大統領就任
2013年|ユーロマイダンって?
2013年 11月21日 夜 首都キーウ:
・市民運動・デモ活動(ユーロマイダンのデモ)が起こる
→ウクライナの国家滅亡の危機とまで言われているそう(https://onl.la/6xkVDUp))
ユーロマイダンって市民デモのことだったんですね。
ユーロマイダンの概要
2013年の市民運動(ユーロマイダンのデモ)と、2014年のマイダン革命(尊厳の革命、もしくは、ユーロ・マイダン革命)を合わせてユーロマイダンというそうですね。
ウクライナがロシアかヨーロッパ連合の二者択一の選択を迫られていたことは、ユーロマイダンの市民運動が起こった理由になりそうです。
このデモは北部キーフで起こっています。
西部と北部がヨーロッパ連合推進派、東部と南部が親ロシア派と考えると、親ロシア派に対するヨーロッパ連合推進派である市民によるデモなんだと。
2013年:ユーロマイダンのデモの続き(2014年のマイダン革命(尊厳の革命、もしくは、ユーロ・マイダン革命)のもとになるデモとは?)
市民が抗議した原因と理由はこちらです。
原因:
・ウクライナ政府
理由:
・EUとの連合協定の署名を中止(西部、北部の人々の不満の要因)
・ロシアとの関係強化しようとしたから(西部、北部不満の要因)
(西部と北部の)ヨーロッパ推進派の市民による、(南部と東部の市民しか望まない、)ロシアとの関係強化を選んだウクライナ政府に対しての抗議なんだと。
(ヨーロッパ推進派の西部・北部の市民)デモを支えた3つの認識:
・政治の腐敗(ヤヌコーヴィチ大統領こそ世界一の腐敗人物)
・権力濫用
・ウクライナの人権侵害
・デモ参加者の行動様子:
・キエフの独立広場を占領・封鎖(行政庁舎を)
・レーニン像を倒した
デモに対し、ウクライナ政府(新ロシア派を支持していた):
・対デモ法をつくる
2014年1月:
・市民 VS 政府
・市民が勝利
市民と警察の争いの様子:実弾やゴム弾発砲
当時のウクライナ:
・南部と東部出身の大統領や議員
→親ロシア派
・西部と北部出身:の大統領や議員
→ヨーロッパ推進派
都度、南部・東部 VS 西部・北部の考えのもと、親ロシア派の大統領、議員かもしくは、ヨーロッパ推進派の議員化大統領かによって、ユーロマイダン以前から、政権争い、打倒政権が繰り広げられていたそうです。
ロシアとEUヨーロッパはこのころからすでに内戦だったんだと。
ユーロマイダンでの機動隊って?
ユーロマイダンで、市民と警察の争いをとめるために、ウクライナ政府に依頼されたのはデモ鎮圧隊。その鎮圧隊をも制圧したのが機動隊なんだと。
機動隊は親ロシア派それともヨーロッパ推進派?:
機動隊は、ヨーロッパ推進派です。なぜなら、政府に依頼された市民と警察を止める役割を与えられた鎮圧隊は、政府と同じ親ロシア派だからです。ユーロマイダンは結局、西側と北側の、当時、親ロシア派のウクライナ政府へのクーデターなので、鎮圧隊を制圧した機動隊は、ヨーロッパ推進派だと言えます。
今、ウクライナ危機でマリウポリに入って戦っているアゾフ連隊。アゾフ連隊のもととなる部隊が、ユーロマイダンでの機動隊だったんだと。
アゾフ連隊の多くのメンバーの方々は、もともとサッカーファンが多かったそうです。ふと、日本における新撰組?を妄想。
ユーロマイダンの鎮圧隊を制圧した機動隊について伝え書かれていたこと、まとめてみました。
今はロシアの卑劣な民間人への殺戮問題が世界各国で重要視され、ゼレンスキー大統領もロシア軍のことをジェノサイドと述べましたが、ユーロマイダンのデモ、そして東部、南部のロシアからの独立の際には、機動隊のふるまいについて、プーチン氏がウクライナ軍の機動隊のことをジェノサイドと呼んでいたんですね。
立場が変わればジェノサイドになりうるということですね。
そして、ユーロマイダンのデモはウクライナ革命(マイダン革命もしくは尊厳の革命)に発展します。そうはいっても、ウクライナ革命とその発端であるユーロマイダンのデモをあわせて、ユーロマイダンというのだそうですけれど。
ウクライナ革命(マイダン革命もしくは尊厳の革命)|2014
ウクライナの社会と政治に大きな影響を与えたウクライナ革命。市民が勝利するものの、ロシアに反撃され、紛争、戦争につながっていきます。
ウクライナ革命(マイダン革命もしくは尊厳の革命)|2014の概要:
・勃発地:ウクライナ首都のキーウ
・誰と誰の争い?:ウクライナ政府(南部・東部) VS ユーロマイダンのデモ参加者(西部、北部)
・勝者は?:ユーロマイダンのデモ参加者たち(西部、北部)
・どんな事態に?:
・親ロシア派(南部・東部の市民が主に支持)のヤヌコーヴィチ大統領が失脚(by 西部、北部)
・ロシアが猛反発::
・クリミア半島(もともとウクライナの領土だった)をロシアが併合
・親ロシア武装勢力によるドンバス地方でのドンバス戦争の勃発
・クリミア危機・ウクライナ東部紛争につながることに
ウクライナ革命(マイダン革命もしくは尊厳の革命)|2014の詳細
・ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領(南部、東部):
・EUとの協定を撤廃
・市民(西部、北部):
・抗議
西部、北部によるユーロ・マイダン革命が起こる
ロシア派の南部、東部 VS 推進派の西部、北部:
・推進派の西部、北部の勝利::
・親ロシア派(ロシア派)のヤヌコーヴィチ大統領:::
→追放(by 親欧米勢力(NATOなど西側派が権力奪取)
さらに
南部、東部の議員の行動:
・しめだされた( by 西部、北部の推進派の人達の暴力)
ということは、
大統領は、南部、東部出身ならロシア派、西部、北部出身のなら推進派になるんだなと。
その後
ロシア:
・原油価格が大下落
ドンブズ紛争について
もともとは、南部と東部がロシア派とは別れていなくて、ウクライナ政府への不満への抗議行動で、それをロシアが利用して、反ウクライナ勢力(ロシア派:南部と東部)にしてしまったんだと。
ウクライナ政府はルガンスク人民共和国とドネツク共和国をテロ組織だとみなしています。
独立後のウクライナを併合したロシア
ユーロマイダンなどのデモ活動は2014年2-3月のロシアによる(ウクライナ領土内の)クリミアの併合を受けてのものでした。
独立後のウクライナとロシア両国に併合されている地域があります。ウクライナ領土内にあるクリミア半島です。
クリミア半島は、もともとロシア人が大半を占めていて、新欧米政権を嫌い、ウクライナからのクリミア独立を企てていたそうです。
ウクライナ危機とドネツク共和国
2014年にロシアへの編入を求める、親ロシア派でウクライナ政府に対して反政府組織であるドネツク共和国。
ウクライナから一方的に独立宣言をし、さらに首都ドネツクと自称しているそうです。
一方的な独立、自称である理由:国際的な承認を受けていないから。
ウクライナ政府はルガンスク人民共和国とドネツク共和国をテロ組織だとみなしています。
そして、独立というよりは、ロシアの軍事介入を受けた国とみなしている、つまりロシアによって略奪されたとみなしているんだなと。
中略
ロシアがウクライナにこだわる理由
プーチン氏がウクライナ占領を諦めない理由は、NATOにウクライナへ、最終的にロシア攻撃につながる、軍事介入をされたくない、ウクライナというIT発展、商業発展、海路(中国からの一帯一路)に利便性や利益が多く見込まれる国でもあるからだと。ロシアはウクライナにいる親ロシア派の人々への虐待から守るためという名目や、ロシアとウクライナは同じ民族だというところの攻撃理由をあげてはいますが。
ウクライナ国への支配願望というより、ウクライナからNATOへ軍事攻撃される懸念が隠れているんだと。
日本はグローバル・パートナーシップをNATOと結んでいます。常任理事国になると、憲法9条に反する行為を取る必要がでてくるからです。しかし、経済的援助は行っていますので、交戦、武器提供、保持以外のところで世界平和に参加しているとなります。そして、アメリカと独自に安全保障条約を結んでいます。
冷戦からアメリカとの対立があるロシアにとって、NATOは脅威そのものだったのでしょう。
真実不明?「NATOは東方に拡大しないといったのに!! by プーチン氏」
NATOに「だまされた」(プーチン氏)という怒り説も。時代は1990年までさかのぼります。
EUはロシアに依存!?
EU加盟27か国はこちらです。
EUはロシアから5割近くの天然ガスを輸入しています。それが絶たれることは、経済の低下を意味することに。
天然ガスの供給が途切れないためにも、NATOとロシアの平和的解決を基礎にしたロシアとウクライナの平和的解決が望まれます。
日本にとっても最悪の事態に!?
ヴァルダイ会議(2017)でのプーチン氏の主張
ヴァルダイ会議が2017年ソチで開催、その時のプーチン氏の演説からは物凄くアメリカを敵対視する様子がうかがえたそうです。
新しい秩序のルールを作るのか、それとも無秩序のルールが支配する世界になるのかの問いかけ。
ヴァルダイ会議の最終日に演説したプーチン大統領
ヴァルダイ会議とは?
気鋭のアイデアマンの結集というところでしょうか。すごい会議があるんですね。2017年ソチでのプーチン大統領の演説です。
ロシアは本当に極東シベリア開発戦略を続けることができるのか?
ロシアは自国で資源が豊富な
ロシア攻撃問題では、ウクライナを支援する国が多い中、ロシアを敵視していない中国について、中国だけがロシアに味方しているとも言える状況も窺えるところもありましたが、昨今、ロシアのあまりにもひどい攻撃は、中国を国際機関に準じさせています。
その中国ですが、なんと、ウクライナへの安全保障ともいえる合意文書が中国の習近平国家主席とウクライナとの間にあったんですね。
「ウクライナは中国も守る」習近平国家主席が8年前に署名し、ほぼ忘れ去られていたこの異例の合意
署名したのは、2013年にマイダン革命で、新欧米勢力に撤退させられた親ロシア派のヤヌコビッチ大統領だったそうです。
今のゼレンスキー大統領は、当時のマイダン革命で言えば、敵対側の新欧米勢力とも言えるからです(NATO加盟を希望しているので)。それでも中国は核の傘にいれるのかどうかという疑問がありますが、東部、南部の親ロシア派もいるウクライナなので合意とも考えられそうです。
今の状況となっては土地、考え方視点を超えて、ロシアの攻撃を被るウクライナ国全土に対してという範囲に切り替える必要がありそうです。
つまり”ゼレンスキー大統領の統治下にあるウクライナへの合意”と解釈してもいいのでしょう。
中国とロシアの関係
中国はロシアを生産性のある国とみていないことがうかがえました。
中国とも友好関係を築けないと思ったロシアは、さらにウクライナのNATO加盟で中国とNATOが更なる友好関係を築き、ウクライナから欧米-中国のシルクロードが出来たなら、ますます不都合になるという懸念もあるんだなと。
ロシアはアメリカと同盟を結ぶつもりはこの地点ではないんだと。
一方、友好関係を築かない限り敵国となってしまうので、そうなると力関係を推しはかる必要性がでてきます。
その結果、アメリカ>ロシアの勢力であることは認めざるおえなくなります。
そうすると、ロシアはNATO率いるアメリカに脅威をもたざるおえないんだと。
中国とは仲良くするものの、アメリカに関しての意向は、中国はアメリカと友好関係を築くつもりで、その点でロシアは中国においてかれてしまうんだと。
さらにはクリミア、ウクライナや周辺諸国もNATOヘ加盟を表明するのなら、アメリカの勢力はますます強くなりロシアの勢力は縮小してしまう。
そうなるとロシア国内から国民の不満が拡大し、内乱となりかねない、だから、フェイクニュースを流し、ロシアこそ世界最大の列強国だと振舞っている、そして国民もうすうす気づいているものの、自国だからという理由でそんなプーチンを支持してしまうのでしょうか。
それでは読んでいただきありがとうございました~☆彡